1919年(大正8年)、ドイツでは「バウハウス」が創設された年、創業者石井そよは渋谷区に画材店「いづみや」を開店しました。
関東大震災から徐々に戦争へ向かう不安な社会情勢の中、当時、芸術家のアトリエ村があった池袋に場所を移し、貧乏ながらも芸術活動に精を出す画家たちに画材を提供し続け、店は次第に彼らの“たまり場”となっていきました。
戦後営業を再開、物資の少なかった時代に各方面から画材をかき集め、紙の輸入がまだ認められていなかった昭和23年、通産省に掛け合い、フランスのキャンソン社の木炭紙を輸入することに成功、美大生や画家のタマゴたちに提供したこともありました。

