5. コピックの誕生〜世界で愛用されるロングセラー製品〜

それまで絵の具が主流だった日本のデザインに、マーカーという道具が入ってきたのは昭和30年代でした。40年代以降、「スピードライマーカー」や「デザインアートマーカー」などが、工業デザインだけでなくグラフィックデザインにまで使われるようになってきました。
そして、コピー機がデザインで使われるようになった時代の求めに応じて登場してきたのが“トナーを溶かさないマーカー”「コピック」。コピー機で出力したものに着色する、というコンセプトで登場した製品でした。
その後、色数やバリエーションも増え、グッドデザイン賞も受賞、現在世界48ヵ国以上の方々に愛用されているロングライフデザイン製品に成長しています。


カラーコピーがなかった当時は、モノクロコピーの上から着色して、デザインや色の検討を行なっていた。