カラーマネジメントインターネット教室

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モニタキャリブレーションの実際

・「モニタ調整アシスタント」はあくまで目安

Mac OSでは現在コントロールパネルのモニタで「モニタ調整アシスタント」が付いています。
この機能はプロファイルも作れますし、一見キャリブレーションが出来ているように見えますが、いくら上手に設定してもその時の環境光に合わせたにすぎません。また、どこまで鮮やかな色彩が再現できているか(再現色域)測定できていません。やらないよりは良いかもしれませんがひとつの目安であることにかわりはありません。
キャリブレータを使用する
モニタキャリブレーションが行うべき事は2点あります。
1点目は「特定の色温度とガンマにモニタを合わせる」こと、2点目は「そのモニタが持っている最大発色領域(色域)を測定しプロファイルとしてアプリケーション(ColorSyncを含)に伝えてあげる」ことです。

測定器を使うと言うことは、環境光に左右されないで絶対的なキャリブレーションが出来るということです。キャリブレータは、モニタの白色点と再現領域を測定し、どの色温度とガンマを合わせるかを示した、モニタプロファイルを作成します。
コントロールパネルの「モニタ」はモニタプロファイルを参照し、ビデオカードに情報を伝えモニタの白色点とガンマを調整します。ColorSyncはアプリケーションにモニタプロファイルを伝える役割があります。

されるものなど様々ですが、各機器固有の色差を正確に補正するものは、専用のプロファイル作成ツールを使って作成する必要があります。ほとんどのプロファイル作成ツールはCIEカラーにを参考に、ICCに準拠したプロファイルを作成します。
基本的に作成するのは各機器の特性が記述された「デバイスプロファイル」となります。
プロファイルの作成方法は、それぞれの作成ツールに用意されているカラーチャートをモニタに表示したり、プリントアウトし、それを測色計という機器を使って計り、その結果をもとに作成ツールの機能で行います。
その場合、使用するOSや用途に応じていくつかの設定項目に指示を与え、より正確なプロファイルを作成することが必要ですが、現在リリースされている作成ツールには、ほとんど対応した機能があります。ただ、初心者でも比較的簡単に作成できるモードを用意した作成ツールが一般的です。
ADOBE RGBのような広いカラースペースで撮影されたデータの変換には、出力するプリンタのカラースペースでカバーできていない場合には、プロファイル運用による、カラーマネージメントのシステムにより、近い色へと変換されます。

カラーマネージメントの必要性

ここ数年でデザイン、DTP、印刷を取り巻く環境は大きく変わってきています。今までのアナログのワークフローはまだまだ残っています、過去の資産の活用を考えると、新たなデジタルワークフローに移行するには課題が多く簡単にはいきません。特に色に関するトラブルも避けられないのが現状です。
スムースなデジタルワークフローへの移行について、カラーマネージメントの観点から考えてみましょう。

アナログのワークフローでは、イラスト等の手書き原稿や写真のポジフィルムはトータルレイアウトスキャナを使ってスキャニングという工程を経て、CMYK化した製版フィルムに直接出力していました。しかし、デジタルカメラの普及に伴い、デジタルデータでの入稿が一般的になり、色に関する問題が急にに増えてきました。そこには、分業化された従来工程において専門職のオペレータが、永年の経験値で、CMYK分版作業をしてきたのですが、デジタルのワークフローでは、デジタルカメラのデータが直接編集の現場に取込まれるため、モニタ上でしかその内容を確認できないところにあります。もしモニタの色が基準も無くずれていたら、撮影したデータは正しい評価を得られません。
ここでカラーマネージメントの必要性が生じ、またカラースペースの定義も重要になってくるのです。

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