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第3章「プロファイルとは何か?」
第1回、第2回とカラーマネジメントの基本と仕組みについて説明してきましたが、今回はカラーマネジメントのキモ「プロファイル」について解説します。
プロファイルは「profile(プロフィール)」とも訳されているとおり、履歴や性質、特徴などが記述されているものを言いますが、カラーマネジメントにおいては、例えばプリンタプロファイルの場合、そのプリンタのカラースペースを示すもので、カラーマネジメントツールで作成した時、測色したカラーパッチの数に対応したL,a,bの値が数値として、また作成した日付けや作成したツール固有の情報などが含まれていて、カラー変換時には欠くことのできない重要な存在となっています。
モニタのプロファイル
DTPにおいて、如何にモニタ上、色と印刷物の仕上がりと同じ色を表現できるか、という観点からもカラーマネジメントの必要性が生まれてきたと言えますが、MacOSに関しては、当初からColorSyncが搭載されており、ユーザーのほとんどが意識しないで「プロファイル」を使っているのが現状です。

上記はPower Bookの設定画面、カラーLCDがデフォルトであたっています。
モニタのプロファイルは「システム環境設定」を開き、「ディスプレイ」を選択し「カラー」のタグを選択すると確認することができます。通常は、デフォルトで何らかのプロファイルがあたっています。ユーザーが何も設定しない場合は、ほとんどの場合、このプロファイルを使用して、モニタは表示しているのですが、DTPの仕事(一般的な印刷物など)に対応したものは用意されていません。そのため「補正」のメニューが用意されています。
Mac OS Xの「補正」機能
補正とは「ディスプレイキャリブレータ・アシスタント」というカラーマネジメントツールを用いなくても、ある程度の色調整ができる機能です。ただし、この機能を使う場合、目視で調整することになるので、目的のカラー表示に近付けることは可能でしょう。

事務所内にある複数のモニタを合わせる場合や、離れた場所にあるモニタの設定を合わせる場合には、より正確さが求められますので、市販されているプロファイル作成ツールが必要になります。一般的には、モニタの色を測る測色計と専用のアプリケーションの組み合わせで使用します。

モニタによるカラーマネジメントにおいて、最も重要なことは、対象となるモニタが、カラー調整などカラーマネジメントに対応しているかどうかです。最近は液晶モニタを購入するケースも少なくありませんが、非常に安価なものや輸入ものによっては、正確に測色できない場合もありますので、Tooにお問い合わせ下さい。
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