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第7回「本格デジカメによる入稿が増えてきた」
デジタルカメラ(以下デジカメ)は、今や印刷物の制作にも欠かせない存在になってきました。当初プロフェッショナルの世界では、ハイエンドデジカメはとても高額で、画素数やシャッタースピードなどの課題もあり、制作の現場では現実的ではありませんでした。
しかしここ数年の技術革新に加え、納期短縮と環境問題などの影響により、需要が延びてきています。
このようななか、DTPデータの作成にあたり、デザイン、編集に携わる方々はデジカメのデータをどのように扱えばよいのでしょうか。この章ではデジカメデータのカラーマネジメント運用について解説します。
デジタルカメラのデータ
デジカメのファイル形式はメーカー毎に異なるなど様々でしたが、現在は富士フィルムが提唱し「JEIDA」によって標準化された「Exif」が主に採用されてます。最新版はExif 2.2(Exif Print)となっており、世界的な業界標準としても広く受け入れられています。この「Exif」にはTIFF形式で画像についての情報や撮影日時などの付加情報を記録できるほか、縮小画像を記録することもできます。画像形式はRGB無圧縮方式やJPEG方式など複数の形式をサポートしているのも大きな特徴です。
その他に主なファイル形式として「RAW形式」データがあります。これは「現像前のデータ」と言えるものです。
一般的には、カメラ内で瞬間的に現像/圧縮処理をしてEXIF形式等に変換していますが、RAWデータは、撮像素子から得られた電気信号を単純にデジタル化したもので、文字通り「生のデータ」です。 データのサイズも大きく、また専用のプログラムで変換しない限りイメージを見ることすらできませんが、撮影時のデータをフルに持っており、画質優先のプロ現場では、RAWデータでの撮影も多く行われているようです。
RAWデータの取り扱いについては、受け取る側に、撮影したカメラの特性をもって処理できる環境が必要となります。各カメラメーカーがオプションとして専用の現像ソフトを用意していたり、複数のカメラに対応した現像ソフト「PictureLab(ピクチャー・ラボ)」のような商品が出ていたり、最近では、Photoshop CSで処理できるプラグインが一部の機種用にリリースされています。
ただ、カメラマンまたは印刷会社の専門的な知識が必要で処理に課題もあるので、デザイナー・編集者は、トラブルを避ける意味でも、自身で処理を行うより、カメラマンから処理したデータを受け取ることをお薦めします。
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