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OS・アプリケーションのバージョンとカラーマネジメント
MacintoshにはOSレベルでColorSyncというカラーエンジンを持っています。(ちなみにWindowsにはないので、アプリケーションレベルでカラーマネジメントを行っていくことになります。)
OS 9までは、モニタはOS、出力はAdobe、という棲み分けがありました。
今、OS Xになって、モニタ表示から出力までを、OSレベルでコントロールしていくような方向性が出てきています。それは、OSで色のコントロールが行えれば、アプリケーションに依存することがなくなるからです。それこそ、理論上では、MS
Officeなどでも色管理が行えるようになります。
例えば、OS 9以前なら、セレクタからプリンタドライバを選択し、さらにPPD(プリンタ記述ファイル)を選択して出力していました。
これに対し、OS Xではプリントセンターになり、OSレベルでプリンタドライバを組み込んでいる形になっています。プリンタメーカー各社はPPDだけ提供すればよい、という考え方に基づいた仕様です。
また、OS Xでは、スクリーンショットを撮ると、自動的にプロファイルが埋め込まれます。ただ、これはモニタプロファイルなので、モニタ自体のキャリブレーションがきちんととられていなければ、こうした機能も意味はありません。そして、それは、プリンタも同様です。
アプリケーションの側面から見ると、OS X対応ソフト、例えば、Adobe CSやQuarkXPress 6は、色管理の方法も似通ってきており、また、どちらもメニュー項目がわかりやすくなっています。
(ちなみに、Illustrator 9以降とPhotoshop 6以降は、CSへの展開を視野に置いてか、カラーエンジンが統一されています。それ以前のバージョンでは、モニタ表示を含めトータルなカラーマネジメントは行なえません。)
デジタル制作の環境下では、クライアントや印刷会社等、川上・川下に関わらず相互環境での変革が進んでいます。その潮流は間違いなく、皆様の現場にも現れており、きちんとした知識修得や現状把握、環境整備を進めていかなければ取り残されるほど、早い動きです。
その中でカラーマネジメントは重要な要素であり、それを理解し対応することが、「Japan Color対応」でお仕事が増えたという印刷会社のように、新たなビジネスチャンスにも繋がっていきます。
