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【3ds Max 2018 & Pencil+4 ローンチイベント】レポート2

2017.07.31
 

Pencil+ 4 for 3ds Maxの新機能とは

オートデスク株式会社に続いて登壇したのは、株式会社Tooの志村拓二氏。Pencil+ 4 for 3ds Maxの新機能についての説明がスタートした。

「まず挙げられるのは、Nitrousシェーダーへの対応です。Nitrousのビューポート上でPencil+4のマテリアルをリアルタイムに表示できるようになりました。そして、マテリアルの透過をさせることでオブジェクトの側面に隠れているマテリアルを前面に表示してレンダリングできるようになっています。また、ライト強度の制御ができるようになったことで、マテリアルごとにライトの強さを代えられるようになりました。この機能により詳細にハイライトやシェーディングを制御できるようになります。また、ユーザビリティーの向上によりUIの使い勝手や3ds Maxとの親和性が向上しています」

その中でもPencil+4になってもっとも大きく変化した機能はというと、マルチスレッドおよびマルチプラットフォームに対応したマルチスレッドレンダリングである。また、新しいエッジ検出設定が追加されるなどといったことが実現した拡張ライン設定も特徴的だ。この機能によりラインの外部参照もできるようになっているという。

さらに追加プラグインとして、別途スプレッドシートをダウンロードしてインストールすることができる。このスプレッドシートでは一度に複数のパラメータを変更することができるほか、グリッドビューのフィルタ機能や四則演算など便利な機能が搭載されている。

「Pencil+3では外部参照してもレンダリングしたときにラインが出てきませんでしたが、Pencil+4なら外部参照したシーンにPencil+4のラインが乗っている場合にはレンダリングしたときでもイメージとして表示されます。また、Pencil+4コンバーター機能により、Pencil+3で作成されたデータをPencil+4データへと変換することが可能になりました」

 

Mental Ray for 3ds Maxの最新情報

次にNVIDIAの柿澤修氏が登壇。Mental Ray for 3ds Max最新情報を中心とした説明がスタートした。

「当社には大きく4つの柱となる製品がリリースされていますが、そのうちの一つとしてプロフェッショナル向けのグラフィックボード『Quadro』があります。ワークステーションについてはこのグラフィックボードだけでビジネスを進行していましたが、近年、プラグインのソフトウェアをリリース。GPU テクノロジーカンファレンス『GTC』で3ds Max 2018に対応するプラグインをアナウンスしています」

NVIDIAのマーケットセグメントとして、ワークステーション分野や医療分野、メディア&エンターテイメント分野、デジタルサイネージ分野に注目している。そして、このレンダリングのど真ん中の核として置いているのが、「PBR(物理ベースレンダリング)+マテリアル」だという。

今回の3ds Max 2018では以前から有ったMentalrayのレンダラーソフトが無くなっています。しかし今までの資産を簡単には払しょくできないためにMental Reyのプラグインをリリースしました。プラグインは無料で90日間お試しとして使えるようになっており、これを使えばMentalray/Irayのレンダリングもできます。Mentalrayはこれまで、CPUを中心にソフトウェアコーディネートをしていましたが、レンダリングを強力に使うためにはGPUのほうがレンダラーのスピードは遙かに上げることができます。しかしCPUを前提としていましたので、CPUとGPUを併用するほうがより効率を上げることができます」

NVIDIAのレンダリングプロダクトのラインナップとしては、Mayaと3ds Maxに対して、Mental ReyとIrayの二つのレンダラーを用意したという。そして今回、自身のコンピュータではなくクラウドに置いて使用するライセンス設定もスタートしている。

 

「NVIDIAではついにレンダリングの世界にもAIの一部を取り入れたアルゴリズムの技術デモを行いました。幅広い画像のプログレッシブから構築された二ユーラルネットを使用し、深いアルゴリズムで最終的な画像がどのように収束するのかを教えてくれます。実際、これらを使用することで、これまでのレンダーと比較してノイズが高速に除去されるほか、レンダー時間も1/3から1/4ぐらいへと短縮されます」

NVIDIAに続けて、株式会社アスクの高橋想氏が登壇。Mental ReyやIrayのPlug-inソフトウェアなどのイベント特価販売の案内がなされ、第一部が終了した。

(レポート3に続く