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高解像度&VRの今と未来!最新のデジタルコンテンツ制作環境のご紹介-Autodesk、DELL、NVIDIA 3社合同セッション-(後編)

2017.12.22
 

4K/8Kのコンテンツ作成に必要なソフト+ハード

梅澤氏はコンテンツを作るためのソフトウェア、ハードウェアについて語った。
4Kコンテンツを製作するためのツール『Flame』は、さまざまな映像編集、VFX機能を搭載しており、株式会社レイでも導入している。梅澤氏は「皆さんが考える4Kと、実際にモノをつくる人が使う4Kには開きがある」と指摘。4Kの完成コンテンツや編集前の非圧縮データは古いハードディスクでは再生できないデータ量であり、8Kの生データにいたっては現状のハードウェアでは対応できないことを説明、「デルさんにハードの方も検討していただけると」と注文した。

8Kの再生、編集に必要な構成は、馬場氏が解説した。
再生機の一例はDual Xeon、メモリー128GB以上、DP1.4に対応したQuadro P2000以上のグラフィックスカード、超高速なPCIe SSDなどのストレージとなる。ただ、キャッシュに使えるメモリーが多い方が有利なコンテンツもあるので、それに応じてQuadroをアップグレードしてほしいとのことだ。
編集機はDual Xeon、メモリー128GB以上。グラフィックスカードについては、キャッシュが有効となるので、QuadroのP6000クラスを贅沢言えば2枚欲しいとした。

 

VRに対応するハードウェアとソフトウェア

続いて2つ目のキーワードである〝VR〟が提示され、馬場氏が「ミッドレンジ以上のワークステーション」、田中氏が「ミッドレンジより上のVR ReadyのQuadro」といったスペックを提示。
田中氏はさらに、用途別の目安も示した。

田中氏「建築や製品のデザインのみで、レンダリングをまったく実行しないならP4000を1枚でも可。VRコンテンツによっては16GB以上のメモリーが必須となるので、24GBを1枚で24GB搭載しているP6000クラス。フォトリアルなVRをやるなら、高速なHBM(High Bandwidth Memory)を16GB搭載した『GP100』もいい」

 

梅澤氏は、自社のVRソリューションを解説。
製造系にはデザインした自動車のモデルをVRで見る『VRED』があり、広大な土地の3Dデータを扱うなら『InfraWorks』がある。メディア&エンターテイメントの分野では、『STINGRAY』や『3ds MAX Interactive』といったゲームエンジンと、それをベースにした『Revit Live』がある。

馬場氏は、顧客によるVRの事例を紹介した。
株式会社プレミアムアーツが開発したのは、ドローン用エミュレーター。実機でのトレーニングが容易ではない産業用ドローンのオペレーターを育成することを目的としたもので、VR環境で実際に操縦しているような感覚を再現している。

馬場氏はデルのプロダクトとして、最後にHMD『Dell Visor』を披露。
特徴はインサイドアウト方式のセンサーを搭載しており、外付けのセンサーが不要なことだ。Oculus RiftやVIVEと比較すると簡単に導入できること、ハンドコントローラーも用意されていることもアピールした。

 

4K/8K、VRについて再生、編集に必要な環境について知識を得られたセッションだった。
導入を検討していて不明な点があるなら、まずは問い合わせを行なってみるといいだろう。