V-Ray for Rhino
リアルタイムとフォトリアルレンダリングが一体化
リアルタイムとフォトリアルレンダリングが一体化
V-Ray for Rhinoは、「リアルタイム」および「フォトリアル」レンダリングを1つの完全なビジュアライゼーションツールに統合した3Dレンダリングソフトウェアです。建築から製品設計に至るまで、プロジェクトを実現するために必要なものがすべて含まれています。
V-Ray 5の新機能であるV-Ray Visionは、モデルの構築、マテリアルの適用、RhinoやGrasshopperのデザインのライティングをリアルタイムで行うことができます。これにより、設計中に任意のプロジェクトをリアルタイムで視覚化できます。
フォトリアリスティックなライト、カメラ、マテリアルを使用すると、V-Rayによるレンダリングは非常にリアルにすることができます。実際に製品化される前に、デザインが適切であることを確認することができます。
追加のアプリケーションを必要とせずにレンダリングを微調整して完了できる、まったく新しいツールが導入されました。新しいV-Rayフレームバッファーで、レンダーレイヤの合成、カラー補正、ライティングの即時調整を行うことができます。
新しい「Light Mix」を使用すると、シーンをレンダリングした後、再度レンダリングしなくてもライトの輝度とカラーをすぐに調整できます。これにより、1回のレンダリングで多数のライティングシナリオを確認できます。
新しいV-Rayフレームバッファを使用すると、色の補正、レンダリング要素の結合、照明の調整、およびレンダリングの最終的な仕上げを、別のイメージ編集アプリケーションを使用せずに行うことができます。
パラメトリック設計をすぐに視覚化できます。V-Ray for RhinoにはV-Ray for Grasshopperが付属し、V-Rayジオメトリ、ライティング、マテリアル、レンダリング、アニメーションをサポートするノードのコレクションが含まれています。
V-Ray for Rhinoは単なるレンダラーということではなく、これまで以上に多くのことができるようになりました。「V-RayVision」によるリアルタイム ビジュアライゼーション、「LightGen」でシーンを自動的に照明することができ、新しい「V-Rayフレームバッファ」でフォトリアルなレンダリングに微調整を施して仕上げることができます。他にも様々な新機能を搭載しています。
V-Ray Visionは、RhinoやGrasshopperにリアルタイムのデザインと調整をもたらします。リアルタイムでシーン中を動き回ったり、ライトとカメラを設定し、マテリアルを適用することができます。
V-Rayには、2つの強力なレンダリングエンジンが付属しています。プロジェクトのニーズや要件に合わせて、超高速のGPUとCPUまたはハイブリッドレンダリングを選択できます。
V-Rayデノイザーを使用すると、ポストプロダクションで各レンダリング要素のノイズを除去できます。NVIDIA AIデノイザー使用すれば、インタラクティブなデザインを行いながら、ノイズの少ないフィードバックを瞬時に得ることができます。
デザインを進めながらレンダリングを実行し、ライト、マテリアル、カメラを調整してすぐに結果を確認できます。Rhinoビューポートでレンダリングしているときに、ノイズが除去されたイメージを見ることもできます。
レンダーエレメンツを個別のレイヤとしてレンダリングし、イメージ編集ソフトウェアでより芸術的にコントロールできます。
V-Ray Swarmを用いると、シンプルでスケーラブルな分散レンダリングにより、複数端末でのパワフルなレンダリングを実行できます。
ライトアニメーション、ターンテーブル、フライスルーアニメーションの最適な設定を可能にします。
シーン全体やマテリアルごとに、簡単な操作でコンタレンダリングを設定できます。直感的な微調整を施して、目的のレンダリングを得ることができます。
簡単な操作でクラウドでのレンダリングを実現できます。
V-Ray Batchを使用すると、同じプロジェクトのスナップショットや複数のRhinoファイルのビューを一度に簡単にレンダリングできます。
Rhinoのビューポート上にレンダリング出力をオーバーレイできます。インタラクティブにレンダリングされ、シーンを変更するとレンダリング結果が更新されます。
ノードシステムを使用、ノードグループとコンポーネントを通じてV-Rayの強力な機能を利用します。
Grasshopperで生成形状を直接レンダリングできます。Rhinoでデザインを何度もベイクする必要がなく、作業を中断する必要がありません。
ライブリンクコンポーネントを追加し、Grasshopper内での作業中に設計の更新をリアルタイムで確認することができます。
基本的なプリセットのV-Rayマテリアルで使用開始、ノードを形成するか、アセットエディタで調整することができます。また、以前のプロジェクトで使用した自分のマテリアルを使用するか、膨大なマテリアルライブラリを直接使用することができます。
V-Rayライトは、リアリスティックなものからスタイリッシュに変化するようにカスタマイズすることができます。多数の光源を簡単に追加して、モデルの最適な外観を見つけることができます。
Grasshopperでアニメーションシーケンスを作成、レンダリング、およびエクスポートできます。V-Rayグラフコンポーネントとタイムラインコンポーネントを使用して、太陽またはカメラの動きをアニメートします。
Grasshopperで点景オブジェクトを分散配置し、レンダリングに反映させることができます。
プロジェクトに配置したライトの強度評価を実行し、レンダリングの結果を視覚化できます。
V-Rayカメラを使用し、絞り、シャッター速度、ISOなどの物理的なカメラ設定をシミュレートできます。正投影または立体視カメラパラメータを利用すると、ワークフローが容易になります。
様々なモデルを変換し、Grasshopperで断面やカットモデルをレンダリングできます。
手動で設定しなくても、シーンに最適なライティングを模索できます。外部または内部用に数百の自然光バージョンを自動的に生成します。
レンダリング後、シーン内の任意の光源を簡単に微調整できます。グループ化し、明るさと色を調整して、最適なプレゼンテーションを作成します。
複数のライトをインスタンス化することができ、アセットエディタで単一のライトとして制御できます。
V-Rayの強力で高速なグローバルイルミネーションを使用して、リアリスティックなインテリアをレンダリングすることができます。
さまざまな種類のビルトイン ライトを使用して、自然光と人工光をレンダリングします。Adaptive Lightsモードを使用すると、多数の光源を含むシーンのレンダリング時間を大幅に短縮できます。
HDRIを使用してシーンをライティングすると、イメージ ベースト ライティングが高速、明瞭、かつ正確にレンダーされます。アダプティブドームライトを使用すると、屋内にポータルライトを設定する必要がなくなります。
時間や場所を問わず、リアルな太陽光ライティングを実現します。美しい夕日や日の出を視覚化し、太陽の位置を制御して芸術的な効果を最大限に引き出します。
シーンを元に実世界のイルミネーション (ルクス) の値を簡単に視覚化できます。
ライト、マテリアル、テクスチャ、ジオメトリ、およびレンダリング要素を含むすべてのアセットを1つの場所で作成、編集、および管理します。すべてのアセットは、直感的なフォルダ構造で構成されています。
すべてのシーンファイルを1つの場所で管理します。ファイルパスの設定、シーンアーカイブの作成、およびテクスチャ、IESファイル、プロキシオブジェクトなどのアセットの追跡を行います。
RGBカラー値と対応するケルビン温度スライダーを備えた強力なカラーピッカーを搭載しています。すべてのカラースロットの温度値を保存および変更できます。
完全に再設計されたフレームバッファは、カラー補正や合成などの後処理タスクを直感的に処理できるようにアップグレードされました。
Rhinoビューポートでの反射、屈折、バンプマップなどが改善され、マテリアルの正確なプレビューが得られます。
RhinoScriptとPythonを使用してV-Rayをプログラムすると、シーン管理の自動化やUIに表示されていないパラメータへのアクセスなど、さらに多くのことを行うことができます。
マテリアル、ライト、テクスチャ、およびレンダリング要素を1つのビューアでプレビューします。パラメータの変更が、特定の独立した設定のアセットの外観にどのように影響するかを確認することができます。
複数のマテリアルパラメータを同じソーステクスチャでマップすると、シェーダの構造と管理が簡単になります。
露出、ホワイトバランス、被写界深度をコントロールすることで、写真家のように作業することができます。
一般的なバーチャルリアリティ ヘッドセット用のVRコンテンツをレンダリングすることができます。
グレア、ブルーム、プロシージャルなダスト&スクラッチなどをGPUにより高速に付加し、フォトリアリズムを向上させます。レンダリング中にレンズエフェクトをインタラクティブに微調整できます。
新しい自動露出と自動ホワイトバランス カメラコントロールを使用すると、全自動カメラのように簡単にレンダリングを実行できます。
本物そっくりのマテリアルを作成することができます。
UVアンラップを必要としない豊富なプロシージャルセットを使用して、NURBSモデルに対し簡単にテクスチャを適用できます。
Rhinoマテリアルの拡張バージョンを、V-Rayシェーダに変換せずにレンダリングすることができます。
さまざまな高解像度マテリアルをオンデマンドでダウンロードできます。ドラッグ&ドロップするだけで、リアルなテクスチャをモデルに即座に適用できます。
V-Rayマテリアルは、金属反射 (メタルネス) のネイティブサポートを追加し、Substance DesignerなどのアプリケーションからのPBRマテリアルとの互換性を高めます。
マテリアルに反射コーティングを追加して、ニス塗りの木やメタリックペイントのような効果を実現することができます。
ベルベット、シルク、サテンなどのリアルで柔らかい布地を作成することができます。
UVW配置をランダム化する新しいオプションを使用すると、テクスチャ座標をランダム化してパターンを固定し、リアルなマテリアルを実現できます。
汚れをすばやく追加し、その拡散量とデザインのサーフェス上の位置をコントロールすることができます。
新しいリアルな3Dのフォグと光の拡散エフェクトでシーンに奥行きを与えることができます。
リアルな環境効果を使用して、イメージに奥行きを加えることができます。
リアルなマテリアルの光の散乱と半透明性を加えることができます。
メモリ効率の高いプロキシモデルを使用して、草、木、車などの非常に詳細で複雑なオブジェクトを追加できます。アニメートされたV-Rayプロキシを使用して、事前にアニメートされた3Dオブジェクトを簡単に追加できます。
RhinoビューポートでのV-Rayプロキシの表示方法をコントロールします。メッシュ全体、バウンディングボックス、ポイント、カスタムプレビュー、新しい低ポリゴン プロキシ プレビュー モードから選択できます。
すばやく簡単にディスプレイスメントを追加し、余分なモデリングをせずにレンガや石などのマテリアルを設定することができます。
V-Rayファーを使用してリアルな芝生、布地、カーペットなどを作成することができます。
V-Ray Clipperを使用すると、切断図や断面図をすばやくレンダリングできます。
3ds Max、Revit、SketchUpなどの他のアプリケーションからV-Rayシーンを読み込んでレンダリングすることができます。また、V-Rayでのレンダリング準備が完了したRhinoファイルを共有できます。
V-Ray for Rhinoの動作はRhino本体の動作環境に準じます。
ChaosGroup License Server 5.X
起動毎にインターネット経由でChaos Groupライセンスサーバーから製品ライセンスを取得します。そのため、インタネットへの常時接続が必要となります。
セキュリティ環境によりインターネット接続が無い場合、別途オフライン認証の申請と手続きを行う必要があります。
USBドングルライセンスの販売は終了しました。USBハードウェア内のライセンスを使用して起動するライセンス プロテクションです。
USBドングルライセンスの旧バージョン製品から最新版へアップグレードする場合、事前にオンラインライセンスへの切り替えが必要となります。
ライセンス期限の無い購入方法です。マイナーアップデートは無償で提供されますが、メジャーバージョンアップは有償でのアップグレードとなります。
レンタルのように使用できる期間限定のライセンスです。契約期間内であれば、メジャーバージョンアップ・マイナーアップデート共に無償で提供されます。
V-Rayの各種パラメータを設定する グラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) に対するライセンスです。V-Ray作業端末でGUIライセンスを取得し、様々な設定を行います。
GUIライセンスは、3ds Max/Maya/Rhinoなどのプラットフォームごとに別のライセンスが必要となります。
V-Rayでのレンダリングを実行する際に消費するライセンスです。作業端末でレンダリングを実行する際に使用され、またネットワークレンダリングやSwarmなどで複数端末でのレンダリングを行う際にもそれぞれの端末で使用されます。
Render Nodeライセンスは、3ds Max/Maya/Rhinoなどのプラットフォームに依存しない、共通ライセンスです。(バージョンが同じである必要があります)
新規ライセンス製品 | GUI ライセンス | Render Node ライセンス | 期間 | 価格 |
---|---|---|---|---|
V-Ray 5 for Rhino Workstation | 1 | 1 | 永久ライセンス | 97,200円(税別) |
1 | 1 | 1年間 | 45,100円(税別) | |
追加レンダーノード | パック数 | Render Node ライセンス | 期間 | 価格 |
V-Ray 5 Render Node | - | 1 | 永久ライセンス | 49,200円(税別) |
5-Pack | 5 | 221,400円(税別) | ||
10-Pack | 10 | 393,600円(税別) | ||
20-Pack | 20 | 688,800円(税別) | ||
50-Pack | 50 | 1,476,000円(税別) | ||
100-Pack | 100 | 1,968,000円(税別) | ||
- | 1 | 1年間 | 19,600円(税別) | |
5-Pack | 5 | 88,200円(税別) | ||
10-Pack | 10 | 156,800円(税別) | ||
20-Pack | 20 | 274,400円(税別) | ||
50-Pack | 50 | 588,000円(税別) | ||
100-Pack | 100 | 784,000円(税別) | ||
バージョン アップグレード | GUI ライセンス | Render Node ライセンス | 期間 | 価格 |
V-Ray Next for Rhino Workstation → V-Ray 5 for Rhino Workstation | 1 | 1 | 永久ライセンス | 48,600円(税別) |
V-Ray Next Render Node → V-Ray 5 Render Node | - | 1 | 永久ライセンス | 24,600円(税別) |
5-Pack | 5 | 110,700円(税別) | ||
10-Pack | 10 | 196,800円(税別) | ||
20-Pack | 20 | 344,400円(税別) | ||
50-Pack | 50 | 738,000円(税別) | ||
100-Pack | 100 | 984,000円(税別) |
製品名 | 期間 | 価格 |
---|---|---|
V-Ray for Rhino 学生・教員版 | 1年間 | 12,500円(税別) |
製品名 | 期間 | 価格 |
V-Ray for Rhino 教育機関版 | 1年間 | 12,500円(税別) |
まず下記URLにアクセスし、www.chaosgroup.com にアカウントを作成します。
https://accounts.chaosgroup.com/register
登録後に送信されるメールの [ACTIVATE ACCOUNT] リンクにアクセスすると、登録が完了します。
すでにChaos Groupのアカウントをお持ちの場合、新たに作成する必要はありません。製品版をお持ちでないプロダクトに限り、評価版にアクセスすることができます。
www.chaosgroup.com にアクセスし、右上の Sign in から作成したアカウントでサインインします。
サインイン完了後、右上の TRY をクリックします。
評価版を取得したい製品のリンクをクリックします。自動的にその製品の30日オンラインライセンスが発行され、E-mailで通知がきます。
右上の Download をクリックし、評価する製品をダウンロードしてインストールします。
サインインした状態で下記にアクセスし、License Serverをダウンロードしてインストールします。
https://download.chaosgroup.com/?platform=47&product=48
インストール完了後、Webブラウザ(Chrome、Firefox、Opera推奨)で下記にアクセスします。
ライセンスサーバー管理画面にアクセス、[ONLINE LICENSING] -> [ENABLE] をクリックし、Chaos Groupアカウントでサインインします。
サインイン完了後、評価版製品を起動して確認します。