Autodesk 3ds Max 2013 と Autodesk 3ds Max Design 2013 の新しいモーション グラフィックス、アニメーション、シミュレーション ツールは、アーティストとデザイナーの両方を強化し、技術的な課題ではなくクリエイティブな課題に、重点的に取り組めるようにします。さらに、妥協することなく作品の品質を向上させ、これまでよりも短い納期に対応できます。

2013 の新機能

Unicode による多国語対応


3ds Max プログラムが Unicode 化され、1つのプログラムで日本語、英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、中国語(簡体字)に対応しました。スタートメニュー内のショートカットから切り替えることができます。

3ds Max 2013 が英語で起動してしまう場合は、スタートメニュー内ショートカットで[Languages]>[Japanese]を選択してください。次回以降はデスクトップショートカットからでも日本語で起動します。

 

gPoly ジオメトリフォーマット


新しい gPoly ジオメトリフォーマットは、3ds Max で内部的に使用されるハードウェアメッシュ形式でオブジェクトを管理します。これは、編集可能な形式から内部ハードウェアの形式への変換の必要性を排除し、結果としてメッシュを変形する際にパフォーマンスの大幅な向上をもたらします。この改良は高解像度ジオメトリにおいて、その効果が最も顕著に現れます。実際のスキニングされたデフォームメッシュの再生速度は、従来比で30%程度アップさせることができます。

ジオメトリオブジェクトと、スキン・ベンド・ツイストなどの変形モディファイヤの間に Trun To gPoly モディファイヤを適用するだけです。ジオメトリの編集機能は一切搭載しておらず、ビューポート上での再生パフォーマンスアップを目的としています。

クアッドメニューの変換から変形可能 gPoly オブジェクトに変換することもできます。

 

パーティクルフローのパフォーマンス向上


パーティクルフローのビューポート再生パフォーマンスが、最大で従来比10倍のパフォーマンスを達成できるほど高速化されました。複雑なパーティクルパイプラインもキャッシュなしで再生可能になりましたので、トライ&エラーの繰り返しもスムーズに行えます。

パーティクル表示をジオメトリにしていると、3ds Max 2012 と比較して非常に高速に動作いたします。

 

Adobe After Effects との相互運用性




Adobe® After Effects® を使用している場合、Autodesk 3ds Max 2013 および 3ds Max Design 2013 との2D/3D データ交換の相互運用性が今まで以上に向上しています。

新しいメディア同期機能には、2 種類のカメラ移動、ライト、Null オブジェクト、プレーン オブジェクト/ソリッド、フッテージ、フッテージ レイヤー、ブレンド モード、不透明度、エフェクトなどがあります。これらの機能を使用すれば、より効果的に反復作業を行い、再作業を削減してより短期間でプロジェクトを完成できます。

 

レンダー パス システムおよび Photoshop との相互運用性




シーンをより簡単にセグメント化し、後工程での合成に利用できます。Autodesk 3ds Max と 3ds Max Design のまったく新しいレンダー パス システムにより、Autodesk Smoke 2013、Adobe After Effects、Adobe Photoshop®、または他のイメージ合成アプリケーション用のレンダリング要素をより効率的に作成できます。

ステート レコーダーにより、現在のステートの取得、編集、保存が可能となり、同時にビジュアル インタフェースに、合成要素とレンダリング要素がどのように互いにワイヤリングされて最終結果を作成しているかが表示されます。1 つのファイルで複数のレンダー パスをすばやく設定し、実行することができます。シーン全体を再レンダリングすることなく個々のパスを変更できるので、生産性が向上します。

 

iray レンダラーに対応した ActiveShade インタラクティブ レンダリング




NVIDIA iray レンダラーの ActiveShade の新規サポートにより、インタラクティブなクリエイティブ プロセスでレンダリングを完成できます。

ActiveShade を使用すれば、カメラ、照明、マテリアル、ジオメトリの変更時に常にそれを反映するインタラクティブなレンダリング セッションにより、反復作業をより効果的に行えます。フィードバック ループの短縮により、効率的にシーンを微調整し、目的の品質をよりすばやく簡単に実現できます。

 

スレートコンポジティングエディタ




新しいスレートコンポジティングエディタを使用し、Autodesk 3ds Max 2013 もしくは 3ds Max Design 2013 でシンプルな合成操作を直接実行できます。

スケマティク ノードベースのインタフェースにより、レンダリングされたレイヤーとパスを互いに簡単につなぎ、それらを合成ノードと組み合わせることができます(ブレンドおよびカラー コレクションと同様)。

合成結果はAdobe After Effects または Adobe Photoshop に渡し、さらに微調整できます。

 

Nitrous のビューポート パフォーマンスと品質


Nitrous の高速グラフィックス コアは、Autodesk 3ds Max 2013 と 3ds Max Design 2013 のさまざまな機能強化に対応しています。イメージベースドライティング、被写界深度、高速パーティクル フロー表示の新たなサポートに加え、大規模シーンにおけるインタラクティブ性が向上しています。さらに、大規模シーンにおけるシャドウのサポート強化、およびインテリア シーン向けのワークフローの改善により、Nitrous の機能全体が拡張されています。

 

AutoCAD と Revit との相互運用性強化




Autodesk 3ds Max Design 2013 と Autodesk Revit Architecture 2013 の両方を使用しているプロジェクトでは、より効率的なデータ交換が可能です。Revit ファイル(.RVT)を直接 3ds Max Design 2013 に読み込み、最適なデータ ビューを選択して Revit ファイルからロードできます。

また、AutoCAD 2013 ファイルの読み込み機能に、ライト、デイライトシステム、露出コントロールが追加されました。

 

DirectConnect のサポート


Autodesk DirectConnect シリーズのトランスレータ機能の新規サポートにより、主要な CAD ソフトウェアを使用しているエンジニアとインダストリアル デザイン データを交換できます。対象となる CAD ソフトウェアは次のとおりです。AutoCAD、Autodesk Inventor、Autodesk Alias、Dassault Systèmes SolidWorks および Catia システム、PTC Pro/ENGINEER、Siemens PLM Software NX、JT、および他の特定アプリケーション。

幅広いファイル形式がサポートされていますが、ある特定のファイル形式を使用するには、その CAD 製品もインストールする必要があります。データはネイティブなソリッド ボディ オブジェクトとして読み込まれ、必要に応じてインタラクティブに再分割できます。3ds Max Design 2013 のユーザは、レンダリングに必要な精度を得るまで、データを微調整できます。

 

MassFX の機能強化




Autodesk 3ds Max 2013 と 3ds Max Design 2013 には、統合が強化された精度の高いダイナミック ツールセットが搭載されており、MassFX 統合システムのシミュレーション ソルバには広範な機能強化と機能追加が行われています。

新機能には、分裂可能な布地、およびダイナミックなラグドール階層をサポートする mCloth モジュールなどがあります。さらに、制約の改善、ピボットポイント操作の改良、UI のわかりやすさが向上し、ワークフロー全体を強化できます。

 

レイアウト タブ


Autodesk 3ds Max 2013 と 3ds Max Design 2013 を使用すれば、多数のビューポート レイアウト設定を簡単に作成し、それらを切り替えることができます。これにより、特定のタスクに必要なビューに効率的にアクセスできます。レイアウトには、3D ビューポートと拡張ビューポートの両方を含めることができます。アイコンをクリックするか、ホットキーを押すだけで、さまざまなレイアウトを簡単に選択できます。プリセットを保存およびロードすることにより、カスタマイズされたビュー タブを他のアーティストやデザイナーと共有できます。

 

カスタマイズ可能なワークスペース


既定またはカスタムのワークスペースを選択することにより、3ds Max と 3ds Max Design を各自の作業方法に合わせることができます。各ワークスペースは、メニュー、ツールバー、リボン、ビューポート タブ プリセットに対して個別に設定でき、さらに新規ワークスペースの選択時に MAXScript を自動的に実行できます。これにより、各自の好みまたは作業中のタスクに合わせて、より簡単にワークスペースを設定できます。たとえば、あるワークスペースをモデリング用に設定し、別のワークスペースをアニメーション用に設定できます。

 

トラック ビューのタイミング調整




Autodesk 3ds Max 2013 と 3ds Max Design 2013 を使用すれば、アニメーションの一部のタイミングを調整し、速度を変更できます。

タイミング調整は、既存のアニメーション カーブの接線を変更することにより行います。そのため、タイミング調整を行う部分にキーフ レームが存在する必要はなく、調整後の高品質カーブに余分なキーフレームが作成されることもありません。

 

HumanIK と CAT との相互運用性


3ds Max CAT(キャラクタ アニメーション ツールキット)の二足歩行キャラクタを、Autodesk HumanIK ソルバと互換性があるキャラクタにワンステップで変換できます。変換後のキャラクタは、Autodesk Maya 2013 と Autodesk MotionBuilder 2013 で使用できます。これらの変換可能なキャラクタにより、既存のキャラクタの構造、定義、アニメーションをソフトウェア パッケージ間で転送することが可能となり、特定の機能を活用できます。

Maya または MotionBuilder で作成されたアニメーションの変更は、Autodesk 3ds Max でオリジナルの CAT キャラクタに反映することが可能です。これによりワークフローでのやり取りが容易になります。

 

エッグスプライン


新しいプリミティブオブジェクト、エッグスプラインが搭載されました。

 

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