Maya 2014 機能と特長 | 株式会社Too

Maya 2014 機能と特長


多くの最先端の制作パイプラインの中核に確固たる基盤を築いた Autodesk Maya 2014 は、次世代の表示テクノロジー、高速化されたモデリング ワークフロー、複雑なデータに対応した新しい堅牢なシステム、魅力的な新しいクリエイティブ ツールセットによって、コンテンツ クリエータの競争力を今まで以上に高めます。

モデリングの効率を高める拡張および統合されたモデリング機能、アニメーションのブロッキングやマークアップに利用できる直感的な新しいグリース ペンシル、サーフェスおよびボリュームに対する画期的なペイント エフェクトのアトリビュートを備えた Maya 2014 では、生産性が向上すると同時に、アーティストは本来の創造性を発揮できるようになりました。

また、Maya DX11シェーダ とビューポート 2.0 の強化により、最終的な出力イメージに近い高品質のリアルタイム環境で作業できます。さらには、シーン アセンブリ ツール、ファイル パス エディタ、URI のサポートによって、大規模で複雑な世界をより簡単に構築、管理できるようになりました。Maya 2014 は、今日の目の肥えた視聴者の期待を上回る魅力的なコンテンツを作成するアーティスト、テクニカル ディレクター(TD)、開発者を支援します。

主な新機能と特長

次世代のビューポート表示とシェーディング

Microsoft DirectX 11 のパワーを利用して、Maya DX11シェーダ による高品質なアセットおよび画像を短時間で作成、編集することができます。次世代のビューポート表示とハードウェア レンダリング テクノロジーを利用する DX11シェーダ によって、リアルタイム性に優れ集中管理が可能な使いやすいシェーダエフェクト(クラックのないテッセレーション、ベクター ディスプレイスメント マップ、半透明、反射、影)が実現できます。DX11シェーダは、HLSL (High Level Shading Language)と DirectX 11 をネイティブに Maya で使用する新しいAPI で構築されています。DX11シェーダ は Microsoft Windows 64 ビット オペレーティング システムでのみ使用できます。

 

高速化されたモデリング ワークフロー



Maya 2014 には、定評ある dRaster の NEX ツールセットをベースとして拡張および統合されたモデリング機能が含まれており、より迅速なモデリング ワークフローを実現します。

新しいモデリング ツール キット パネルは、新しい選択、変換、メッシュ編集ツールすべてに一箇所でアクセスでき、効率的に作業が進められます。ポーズ付きのメッシュを扱うことができるトポロジベースのシンメトリ化 ツール、リトポロジ ワークフローを容易にする クアッド描画ツール、フェースの分割/カット ツールとエッジ ループの挿入ツールを組み合わせて単一の操作にした マルチカット ツールを含む モデリング ツール キット で、より手早く作業し、高品質の結果を得ることができます。

さらに、ワークフローの効率性、精度、スピードが全体的に向上したことで、Maya 2014 ではより快適にポリゴン モデリングを作成できます。新しいモデリング ツール キット パネルに加え、新しいポリゴン 削減 アルゴリズムは、オブジェクトの基本形状に影響を与えることなく不要な頂点を削除して、メッシュの複雑さをより迅速かつ効率的に低減します。

 

よりスマートなデータに対応したシーン アセンブリ ツール


Maya 2014 では、大規模で複雑な世界を簡単に作り出せます。Open Data プラットフォーム、Alembic オープン ソース 交換フォーマット、ファイル リファレンスの各テクノロジーをベースに構築されたシーン アセンブリ ツールには、Maya の制作用アセットを単独の要素として表すメカニズムがあり、個々の要素の表示をさまざまにコントロールできます。たとえば、詳細レベルに変化を付けるなどした複数のリプレゼンテーションを簡単に入れ替えて、作業内容に合わせて最適な表示品質とパフォーマンスのバランスを選択することが可能です。

編集内容の適用、アニメーション、リファレンスをシーン アセンブリ階層内のあらゆるレベルで行えるほか、強化された編集システムによってアセンブリを追跡することもできるため、制作部門間でのコラボレーション ワークフローもスムーズです。強力な API を利用してツールセットをカスタマイズすれば、完全に独自仕様のソリューションが完成します。

 

グリース ペンシル


現在利用できるツールの中で最も自然なツール、グリース ペンシル を使用すると、3D シーン内で直接アニメーションを手早くブロッキングしたりマークアップできます。

ビューポートに直接描いて、キーフレームのポーズを設定したり、インビトウィーンのトランジションをクロスフェードで表示できます。ストロークはイメージ プレーン シーケンスとして自動的に保存されるので、それらのストロークを参考にしながら 3D アニメーションを作成することが可能です。

また、グリース ペンシル を使用すれば、3D アプリケーションに関する知識を持たない監督やその他の関係者でも、アニメータ向けに動作をマークアップしたり、メモの形で入力を記録することができます。

 

サーフェスおよびボリュームに対するペイント エフェクトの新しいアトリビュート


ペイント エフェクトのストロークがどのようにサーフェスやボリュームに反応するか、あるいはストローク同士で反応し合うかをコントロールできるようになりました。

サーフェス スナップ を使用すると、ベースにあるサーフェス上の最も近いポイントからチューブを成長させることができます。サーフェスに引き付け を使用すると、チューブがサーフェスの周囲を囲うようにしたり、巻きつけることができます。サーフェス衝突 を使用すると、チューブがサーフェス内に入り込まないようにできます。あるいは、衝突の作成 機能を使用すると、ペイント エフェクトのストロークがサーフェスによって押されているように見せることができます。

各種占有機能は、セルフ コリジョンを回避したり、チューブをサーフェス上やボリューム内へと成長させることができる Space Colonization アルゴリズムをベースにしています。

これらのアトリビュートを使用すると、従来の方法では非常に困難で時間がかかるような幅広い自然のエフェクトを、すばやく簡単に作成できます。たとえば、血管網、電気の火花、流れる水、からみついたつる植物、鉢に植えられた植物の成長、芝生についた足跡などです。

 
 

主な新機能と特長

ワークフローへの注力

「ちりも積もれば山となる」ことは皆さんご存知でしょう。Maya 2014 ではワークフロー中に発生する不具合リストの中で、お客様の声から優先度が高いとされたものを取り除きました。主な改良点は、エッジ ループを挿入またはオフセットする際のサーフェス曲率の順守、隣接するエッジの統合が可能になったブリッジ ツール、アトリビュート スプレッドシートでのアトリビュートのフィルタリングです。さらにお客様は、mayafeedback.autodesk.com のフィードバック用の公開フォーラム Small Annoying Things で、ワークフロー改善の提案ができます。

 

Viewport 2.0 の強化

高性能のViewport 2.0 では、さらに多くのネイティブの Maya シェーディング ノード(2D テクスチャ ノードのバルジ、クロス、山、ノイズ、ランプ、3D テクスチャ ノードの雪、ユーティリティノードのダブル リニアの追加、クランプ、条件、コントラスト、複数のダブル リニア、プラス マイナス平均、サンプラ情報、範囲設定、ベクトル積)がサポートされました。また、改良されたテクスチャ フィルタリングのサポートにより、はるかに高い品質でテクスチャが表示されます。さらには、mental ray ビューポートの UI がViewport 2.0 に組み込まれ、IBL (イメージベースド ライティング)スフィア および フォトン マップのビジュアライゼーションを表示することもできます。

 

拡張された Trax のクリップ マッチ

Maya 2014 の拡張されたクリップ マッチでは、IK や コンストレイント、FK スケルトンを含んだ複雑なリグを動かすクリップがサポートされました。さらに、複数のオフセット オブジェクトを定義することができます。クリップの回転および移動のピボットをインタラクティブに修正できるので、より効果的にクリップをブレンドできます。ワークフローもまた、効率化および簡素化されました。

 

ノード エディタの機能強化


グリッド表示、グリッド スナップ、カスタム グリッド、背景色、強化されたホットキーと名前表示など、ノード エディタが大幅に機能強化されたことでユーザ エクスペリエンス と生産性が向上しました。

 

ファイル パス エディタ


Maya 2014 の新しい ファイル パス エディタ を使用すると、明瞭かつ使いやすい UI で、壊れたファイル パスをすばやく診断、修正できます。

エディタには、テクスチャ、イメージ プレーン、リファレンス、オーディオ ファイルなどの外部ファイルを使用するノードがリストされます。ファイル パスが壊れているときは、ファイルを再度指定し直すか、ディレクトリ構造内でファイルを再帰的に検索できます。ディレクトリ構造が異なる可能性のあるユーザにファイルを渡す際には、存在しないファイルへのパスを設定することも可能です。

 

URI のサポート

Maya 2014 では新たに URI がサポートされたことで、Web サイトの URL、データベース エントリ、クラウド ストレージ、GUID (Globally Unique Identifier)、その他の独自のストレージ スキームなど、標準のファイル パスにないファイルにもアクセスできるようになりました。新しいシーン アセンブリ ツールと組み合わせて使用すれば、強力かつ新しい方法でローカルにないデータを扱うことができます。URI のサポートは API として実装されているので、開発者は必要な URI スキームを Maya に伝えることができます。

 

ジョイントのセンタリングと対称化

新しい投影の中心にスナップ モードを使用すると、ジョイントを自動的にモデルの中心に配置できます。この機能は、スケルトン ジョイントやジョイント チェーンを作成するときに特に便利ですが、どのタイプのオブジェクトを作成したり操作する場合にも使用できます。また、ジョイント ツール設定の新しいオプションでは、対称的なジョイントやジョイント チェーンを自動的に作成できます。

 

PySide のサポート

PySide Python Qt バインディングのサポートにより、PythonTM プログラミング言語を使ってグラフィカル ユーザ インタフェース コンポーネントを作成したい開発者はもう 1 つの選択肢ができました。PySide は、デフォルトで Maya のインストールに含まれます。

 

インライン ヘルプの強化

ユーザ インタフェースで新機能をハイライトする新しいオプションを使用すると、より簡単に新機能を使いこなせます。また、作業状況に応じたヘルプを簡単に参照できるように、Maya のビュー パネルでは多くのツール、モデル、操作に関するインビュー メッセージが表示されるようになりました。

 

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