Session 113:00 - 14:00
道を極めた人に聞く!
A-1
デザインには企(わけ)があり、スタイルには意味がある
多摩美術大学卒業後、昭和49年トヨタ自動車工業株式会社入社。トヨタ自動車株式会社デザイン本部長、同社取締役、先進技術開発カンパニー先行デザイン担当などを歴任。Lexus International Co. President、Chief Branding Officerを経て、今年エグゼクティブアドバイザーに就任。
トヨタ/レクサスのデザイン開発に携わる一方、チーフブランディングオフィサーとして、トヨタの経営、ブランド価値向上に取り組んできた経緯、そして私が掲げたデザインにおける「三つの信念」など等、裏話、秘話を交えながらお話させていただきます。
元・花王株式会社 デジタルマーケティングセンター長から話を聞く
B-1
メーカーが「顧客体験」に取組む理由とデザインの役割
インターネットが生活の様々なシーンに浸透し、お客様がソーシャルメディアを介して繫るようになった現在、製品開発、広告活動の両面において、メーカーにとってこれまで成功をもたらしたビジネスモデルが通用しなくなってきています。
多様化するお客様を適切に理解し、パーソナライズされた最適な顧客体験を提供するための、インサイト探索の在り方とデザインの果たすべき役割について実例に基づいて提案させていただきます。
Session 214:25 - 15:25
新しいことに飛び込む勇気をもらおう。
A-2
働き方を探す旅 ― 変わるデザインという仕事、生まれる新しいライフスタイル
週3勤務で多拠点生活。離島や海外にお試し移住。今でこそ自由な働き方が増えつつあるデザイン会社のコンセントですが、当初から柔軟な環境が整っていたわけではありませんでした。創業1971年の小さなエディトリアルデザイン事務所が、デザインという仕事の大きな変化をどうやって乗り越え、現在の「なんでもデザインする」組織にたどり着いたのか。その悪戦苦闘のリアルストーリーを紐解きながら、これからのデザイナーの仕事や働き方について、一緒に考えてみませんか?
企業を代表するブランドを支えるパッケージデザイン。
コーセーブランド、「アディクション」などのプロダクトデザインを手がけ、現在「デコルテ」をメインとしたハイプレステージブランドのディレクションに携わる。
創業から72年を迎え、数々の化粧品を世に送り出してきたコーセー。常に今までにない独自の価値と創出に挑むチャレンジャーでありながら、変化する時代の中で、変わらずコーセーが化粧品を通しお客様に届けたいもの。その変わらぬ精神と想いとともに容器・パッケージのデザインはあります。どのようにその想いと企業の指針を体現するのか、ブランド名の変更を機に進化を加速する「デコルテ」のデザイン開発事例を通してお話したいと思います。
Session 315:50 - 16:50
ブレたら大変!ケタ外れの話の裏側を聞きたい。
A-3
ブラさず伝える! 〜 デザインアライアンスのためのVisualization(視覚化) & Verbalization(言語化)〜
社内外問わず、自分たちの考えたベストな案をプレゼンという限られた機会で最大限伝える。すべてのクリエイターにとっての課題は、それを見た人に「いいな」と思わせ、価値観を共有し、さらにはチームを同じベクトルに向かわせること。案件規模が大きく、プロジェクトに関わる人の数も多い建築の世界では、「いつ」「誰に」「どのように」伝えるのかを常に意識しながら、コンセプトがブレないようにコミュニケーションを図ることが大切です。伝えるためのビジュアルとコトバを幾度となく反復させながら、時にはイメージを膨らませ、時には情報を削ぎ落としていく。その手法と「伝える」テクニックについて、日本を代表する建設会社のプロフェッショナルによるトークセッションでお届けします。
クリエイティブを牽引するIT環境とは。
2007年ADKアーツの総務部門に入社。当初、一人IT担当としてパソコンの故障対応からインフラまで何でも対応し0から会社のITインフラを構築。2010年にクラウドとモバイルの積極利用を打ち出し、12年にGmailとiPhone4sで従業員の「働き方改革」を体験。現在は、マネジャー業務の傍ら、Scrumチームを結成しタイムマネジメントアプリ(iOS版)を開発中。
声の大きいプロデューサーやディレクター、スピードを求める経営陣。
ADKアーツのITチームは、クラウドとモバイルを使い彼らの要求にどう応えて行ったのか、デザイン制作に最適なIT環境について試行錯誤の実践例をご紹介します。また、DisneyStudio、Airbnb等、アメリカの制作現場ではどのようにITを利用しているのか直接聞いてきましたのでそのエッセンスを交えてお話します。
Session 417:15 - 18:15
昨年大好評の齋藤太郎氏プレゼンツ!
一橋大学卒業後、95年電通入社。18年篠原誠事務所設立。マスからデジタル、店頭にいたるまでの統合コミュニケーションの構築を得意とする。au、UQ、家庭教師のトライ、湖池屋、富士フイルム、エステー、WOWOW、パイロット、JT、タマホーム、一番搾り、ジャンボ宝くじ、ソイジョイ、賢者の食卓、カローラスポーツ、サロンパス、タウンワーク、MステウルトラFESなどを担当。auのCMソング「海の声」「みんながみんな英雄」「やってみよう」「見たこともない景色」「笑おう」やみんなのうた「デッカイばあちゃん」の作詞も手がける。2015年クリエイター・オブ・ザ・イヤーのほか、TCCグランプリ、ACCグランプリ、ADC 賞など受賞。NHK BSドラマ「嘘なんてひとつもないの」の原案と共同脚本。
株式会社電通入社後、テレビ局、営業局を経て、05年にコミュニケーション・デザインを生業とする、株式会社dofを設立。事業戦略から、サービス・商品開発・マーケティング戦略立案、メディアプランニング、クリエイティブの最終アウトプットに至るまで、コミュニケーションの川上から川下まで「課題解決」を主眼とした提案を得意とする。サントリー「角ハイボール」「トリスハイボール」、資生堂「エリクシール」コーポレートスローガン「一瞬も 一生も 美しく」、夢の通訳機「ポケトーク」、JR東日本「行くぜ、東北。」などを手がける。
サントリーのハイボールのキャンペーンをはじめとするウイスキーのブランディングや、誰もが知っているauの三太郎の広告はどのようにできあがったのか。広告の存在感や役割が変化している現代において今後の広告やマーケティングはどうなっていくのか。数々のヒット作を生み続ける2人から飛び出す、ここだけの話に注目です。随時会場からの質問を受け付け、インタラクティブなかたちでセミナーを実施する予定です。