
- 9割以上の従業員がMacを使用。
- Macの調達スピードや修理対応に課題を抱えていた。
- デバイスをTooの倉庫で半年間の在庫が可能な上、オフィスに届いてからリース開始できる。
- Tooの独自保証サービスは自然故障以外も補償の範囲内なのがありがたい。
- 修理の連絡がTooにチャットツール1本で済む。
- キッティングを担当していた総務部の負担も軽減されたのではないかと思う。
株式会社ギフティ様は「eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する」をビジョンに掲げ、オンラインで手軽にeギフトを贈れるサービス「giftee®」などを運営されています。
今回は、業務で使用するMacの調達からキッティング、修理対応、返却までを一気通貫でサポートする、TooのモバイルMac用ライフサイクルマネジメントサービス「あんしんLCMサービス」を導入されました。デバイスの運用業務を担当されるコーポレートエンジニア部の小野匠様と、総務部の吉田雪子様に、導入の経緯や効果などをお話しいただきました。

社内のインフラを整備するコーポレートエンジニア部と総務部
小野様(以下、敬称略):
コーポレートエンジニア部では、IT内部統制、セキュリティ系認証の維持、PCやクラウドサービスなど社内ツールの導入支援や運用方法の策定、IT資産の管理、取引先に向けたセキュリティチェックの対応などを担当しています。近年は自社の分析結果をもとに、サイバーセキュリティ対策の強化に取り組んでいます。
従業員が使用するPCのキッティングやサポートに関しては、総務部と業務を分担しています。DEP登録やMDMを使用した自動キッティングの設定、資産管理、セキュリティの設定部分などをコーポレートエンジニア部で担当しています。
吉田様(以下、敬称略):
総務では、総務業務メインで労務や経理関連の業務もかかわりながら、PCに関しては従業員の入退社に合わせた貸与や返却対応、故障時の対応などを担っています。コーポレートエンジニア部とは、コミュニケーションを密に取りながら業務を棲み分けています。
人材の増加に伴うMac調達や修理対応に課題を抱えていた
小野:
弊社では9割以上の従業員がMacを使用しており、業務上必要な従業員にはWindows PCを貸与しています。ギフティは元々eギフト関連のシステム開発からスタートした企業であることからエンジニアの割合が比較的多いため、Macが主流になっているのだと思います。
吉田:
Tooさんの「あんしんLCMサービス」導入以前は、デバイスを代理店から購入して調達していました。その際に課題に感じていたのは、デバイスの在庫についてです。事業の拡大に伴い採用人数も増え、多い月には4、5名入社するため、急にデバイスが必要になる場合もあります。昨今の状況も相まって、発注しても入社日までに届かないこともあり、その場合は中古在庫を貸し出してその場を凌ぐこともありました。
小野:
そのほかにも、デバイスの故障で修理が必要になった場合、見積もり依頼や故障箇所の特定などメールで何往復もやり取りする必要があり、コミュニケーションコストもかかっていました。
従業員の業務稼働率向上を「あんしんLCMサービス」でサポート

小野:
そのような折に、他社から「あんしんLCMサービス」についての情報を聞きました。残価補償型のリースAFS(Apple Financial Services)を軸に、デバイスをTooさんの倉庫に在庫できる点や、修理保証サービスの充実度合いなど、ギフティが求めていた内容とマッチしていました。
「あんしんLCMサービス」はリース期間を2年・3年から選べますが、ギフティでは2年プランを採用しました。壊れてからの入れ替えでは遅いですし、従業員の業務稼働率を上げるために、よりリスクの低い2年での入れ替えを選びました。
デバイスの在庫運用で業務を効率化しながら費用対効果も高まった
小野:
Tooさんの在庫からデバイスをリースできることに関しては、急な入社にも対応できることから安心感が生まれるようになりました。Tooさんの倉庫で半年間の在庫が可能な上、デバイスがオフィスに届いてからリースが開始されます。以前は、購入したデバイスが実際は使われていなかったこともありましたが、「あんしんLCMサービス」導入後は費用対効果が高くなった印象です。
また、リース期間が終了したデバイスはTooさんに返却するだけで済みます。これまでは、古いデバイスは廃棄や売却などの手間がかかっていました。今後、社内に残っている購入済みのデバイスが「あんしんLCMサービス」で導入したものに置き換えられていけば、返却部分に関する効果もさらに実感できそうです。
修理の補償範囲の広さに安心。手間がかかる作業も削減できた

吉田:
修理の補償範囲の広さも導入の決め手になりました。サービス導入の検討をしていた時期に水濡れによる修理が続いたことがあり、修理費用がかなり高額になってしまったことがあります。「あんしんLCMサービス」と同時に加入するTooさんの保証サービスでは、このような自然故障以外も補償の範囲内なのがありがたいです。
小野:
修理が必要なデバイスをオフィスまで引き取りに来てくれますし、箱や緩衝材などの梱包資材も送ってもらえます。また、修理の際の連絡はTooさんにチャットツール1本で済むため、コミュニケーションコストも削減されました。積もると手間になる作業がかなり減った点は、とても助かっています。
Jamfを活用したキッティングの実現でさらなる効果に期待
小野:
修理依頼に限らず、Tooさんはレスポンスが早いです。返答の内容も大変的確で分かりやすく十分に満足しています。デバイスに関する業務はコーポレートエンジニア部における1〜2割ではありますが、手を動かす作業が減った分の時間を、別の仕事に充てることができそうです。
「あんしんLCMサービス」内にはデバイスのキッティングサービスも含まれており、ギフティではリース情報が書かれたデバイスへのラベル貼りをTooさんにお願いしています。一見地味なようですが、複数台続くとかなりの負担ですから、元々作業を担当していた総務部の負担は軽減されたのではないかと思います。

今後は、MDMであるJamf Proの構築に関わる部分もTooさんにお願いできるようにギフティの体制を整えていきたいです。これらが実現すれば、LCMサービスのさらなる効果を期待できそうです。

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※記載の内容は2023年2月現在のものです。内容は予告無く変更になる場合がございます。