PDFを二次加工されないようにするには、どうすればいいですか?

Illustrator などでPDFを保存するとき、もしくは Acrobat を使用して「文書のプロパティ」を変更すれば、制作されたPDF書類にパスワードを設定して、お客様の意図しないところで改変されないようにすることができます。


ここでは Illustrator を例に説明します。

Illustrator で 【Mac】「ファイル形式:」を「Adobe PDF (pdf)」/ 【Windows】「ファイルの種類:」を「Adobe PDF (*.PDF)」 にして書類を保存すると、「Adobe PDF を保存」ダイアログが表示されます。

左側の各設定項目のうち「セキュリティ」を選択します。

【Mac】

Illustrator_PDFsecurity.png

【Windows】

Illustrator_PDFsecurity_win.png

●「ドキュメントを開くときにパスワードが必要」をオンにして、「ドキュメントを開くパスワード :」にパスワードを入力すると、このPDFを開くときに「ドキュメントを開くパスワード :」として指定したパスワードの入力が必要になります。


●「セキュリティと権限の設定変更にパスワードを要求」をオンにして、「権限パスワード :」にパスワードを入力します。さらに「Acrobat 権限」欄の各セキュリティオプションを指定します。

この操作で、PDFは「Acrobat 権限」欄で指定した各セキュリティオプションの操作しか行えなくなります。

各セキュリティオプションで指定した制限以外の操作を行うには「権限パスワード :」として指定したパスワードの入力が必要になります。

注意 : このPDFを Illustrator、Photoshop または InDesign などの"PDF編集アプリケーション"で開こうとすると、「権限パスワード :」の入力を要求されます。「権限パスワード :」を入力しますので、セキュリティオプションで指定した制限以上の操作が行えてしまいます。


●「Acrobat 権限」欄では
 ・「プリントの許可 :」
 ・「変更を許可 :」
 ・「テキスト、画像、およびその他の内容のコピーを有効にする」
 ・「スクリーンリーダーデバイスのテキストアクセスを有効にする」
 ・「文書メタデータを暗号化しない」
について設定できます。

・「プリントの許可 :」ドロップダウンメニューでは、プリントの可否、プリントを許可した場合には出力解像度を設定します。
・「変更を許可 :」ドロップダウンメニューでは、操作の可否、操作を許可した場合には操作できる内容を設定します。
・「テキスト、画像、およびその他の内容のコピーを有効にする」をオンにすると、PDFの内容のコピー&ペーストが行えるようになります。
・「スクリーンリーダーデバイスのテキストアクセスを有効にする」をオンにすると、視覚障害者が点字ディスプレイを使用して、PDFを読むことができるようになります。
・「文書メタデータを暗号化しない」をオンにすると、OSやアプリケーションの持つ検索機能がPDFに格納されたメタデータを読み出せるようになります。


すべての設定が終わったら、「PDFを保存」をクリックします。



制作されたPDFに後からセキュリティを設定するには、 Acrobat で開いてから、「ファイル」メニューから「プロパティ...」を開いて、「セキュリティ」タブの「セキュリティ方法 :」で「パスワードによるセキュリティ」を選びます。

【Mac】

Acrobat_property.png

【Windows】

Acrobat_property_win.png



参考「Illustrator / Adobe PDF オプション(Adobeサポート)」 



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