Illustrator で書類を開くとエラーが出たり、コピーアンドペースト作業に時間がかかる(書類に原因がある場合)

Illustrator で書類を開くとエラーが出たり(エラーメッセージを消せば作業は可能)、コピーアンドペースト作業に時間がかかる場合の原因は複数考えられます。本内容では書類に不安定要素が含まれている可能性を見極めるまたは解決するためのヒントをご紹介いたします。

書類に問題があると考えられる症状の例

※以下に挙げる症状は、特定の書類のみ、または特定の複数書類でのみ発生し、新規書類を作成した場合は症状が発生しません。またこれ以外にも様々な症状を表すことがあります。

  • Illustrator そのものは正常に起動するが、特定の書類を開いた時や作業中に「不明なエラーのため、操作を完了できません。」「エラーが発生しました」などのメッセージが表示される。そのメッセージを閉じれば作業は可能。

  • オブジェクトやテキストをコピーするとレインボーカーソルが断続的に回転し、ペーストされるまで時間がかかる状況になる。

  • 作業はできるがスウォッチパネルやブラシパネル、シンボルパネルに大量の覚えのない不要な登録がされている。

  • テキストをコピーしてペーストすると、コピーした内容と全く関係なく「ロケットロケット」という文字列が一緒にペーストされてしまう。

  • シンプルな内容の書類なのに、サイズがとても大きい。

  • 作業中に書類右上に半透明のようなダイアログがランダムに表示される。ダイアログには以下のようなメッセージが表示されています。

「 このドキュメントには復元情報の保存処理速度を低下させる可能性のあるアートワークが含まれています。データの復元はオフに設定されました。
データの復元をオンにするには、環境設定/ファイル管理・クリップボードを選択してください 」




上記に挙げた症状が出ている場合は、書類内に破損オブジェクトなどの不安定要素が含まれていることが考えられます。


以下の手順で新規書類に内容をペーストすることで問題が解決できる場合があります。同じドキュメントサイズの新規書類を作成してお試しください。

1. 不安定な書類内のオブジェクトを全て選択します。選択する際は、選択ツールにて必要な領域をドラッグして選択します。
メニューバー「選択」から「全て選択」(command キー + Aキー)で一度に選択した場合は、不要なオブジェクトも選択される恐れがあるためドラッグにて選択をしてください。
17193_1.jpg



2. あらかじめ選択しておいた内容を新規書類上に「ドラッグ」して手を離してコピーします。ペースト後の位置は既存書類と同じになりませんので合わせる必要があります。
17193_2.jpg

17193_3.jpg


この手順で同じ内容の新しい書類として再作成を行ってください。
新規書類にオブジェクトがドラッグコピーされた後に、スウォッチパネルやブラシパネル、シンボルパネル上に大量の登録がされていないこと、コピーアンドペーストに時間が掛からないことなどをご確認ください。

ドラッグして新規書類にオブジェクトをペーストすることにより、それまでの書類にあった不具合要素が削除されて問題が解決することがあります。
通常の「コピーアンドペースト」によって、不安定な書類の内容を新規書類にコピーすると、不安定要素ごとペーストされてしまい問題が解決できないことがあります。


参考「コピー&ペースト処理が遅くなるかファイルサイズが増加する(Illustrator CS/CS2/CS3/CS4/CS5.x/CS6/CC)(Adobeサポート)」


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