ドキュメントに何もオブジェクトを作っていないのに変更を示すアスタリスクがタイトルバーの書類名に表示される(Illustrator)

Illustrator で書類を開いて、または新規書類を作成して、まだドキュメント上にオブジェクトの作成や、テキストの入力などの操作をしていないにもかかわらず内容が変更されたことを示すアスタリスク(*)が、書類名に付くことがあります。この動きについてご説明いたします。

下のスクリーンショットはIllustratorで新規の書類を作成した直後の状態です。書類名にアスタリスクは付いていません。

17014_1.jpg

 


この書類上にオブジェクトを作成したり、テキスト入力は行わないままで「塗り」と「線」の設定の「線」の色だけを黒から「なし」に変更します。
すると書類のタイトルのところにアスタリスク(*)が付いて書類内容が変更されていると示されていることがわかります。

17014_2.jpg

 

このように、ドキュメント上にオブジェクトを作成したり文字を入力しなくても、ドキュメント内容が変更されたと示される場合があります。
「塗り」や「線」の設定の他に、文字をデフォルトで設定されたフォントから他のフォントに変更した場合も、同様に書類名にアスタリスクが付いて内容が変更されたとして認識されます。

 

【Windows】
Windows版も同様です。
スクリーンショットではドキュメント作成直後にオブジェクトの追加や文字入力を行わずに、デフォルトで設定されたフォントだけを「メイリオ」に変更していますが、書類名にアスタリスクが付いて書類自体が変更されたことを示しています。
17014_3.jpg

 

 

このようにデフォルトのフォントの設定や塗り、線の設定は、Illustratorの場合、ドキュメントのプロファイルの設定内容に依存しており、その内容と違う設定に変更された時点で書類名にアスタリスク表示がされ、変更されたことを示します。

 

Illustratorのドキュメントのプロファイルの書類は以下に存在します。

【Mac】
ハードディスク / Users / <ユーザ名> / ライブラリ / Application Support / Adobe / Adobe Illustrator <ver.> / ja_JP / New Document Profiles フォルダの中に入っています。

【Windows】
Users \ <ユーザ名> \ AppData \ Roaming \ Adobe \ Adobe Illustrator <ver.> Settings \ ja_JP \ x64(32bit端末の場合は「x86」)New Document Profiles フォルダの中に入っています。

 

Illustrator起動直後から任意の書体に設定しておきたい、線や塗りの色を良く使う色に設定しておきたいという場合は、New Document Profiles フォルダ内に存在するプロファイル書類を開いてから、希望の設定に変更して保存する作業が必要です。変更したプロファイルを選択して新規書類を作成すると、任意で設定したフォントや色の状態で新規ドキュメントが開きます。どのプロファイルを選択しても全て同じ設定にする場合はNew Document Profiles フォルダの中にある全プロファイル書類に変更が必要です。
New Document Profiles フォルダの中は、プロファイルの内容ごとに別々にデータが存在しています。Illustrator CC 2017の場合は

Web.ai
アートとイラストレーション.ai
フィルムとビデオ.ai
プリント.ai
モバイル.ai

という複数プロファイル書類が入っていますが、以前のIllustratorバージョンをご利用されていた環境に Illustrator CC 2017 を追加した場合などは、以前のバージョンで使われていたプロファイルが読み込まれるので、先述のプロファイル以外の書類が存在している場合もあります。

 

 

参考「Illustrator Help / デフォルトのフォントを変更する方法(Illustrator CS2/CS3/CS4/CS5.x)(Adobeサポート)」

 

 

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