Adobeアプリケーション 掲載日:2017年11月24日
Illustrator で作成したオブジェクトに対して、
のいずれかを実行して、パスのアウトラインを得ようとした時、オブジェクトの形状が操作の前後で異なってしまうことがあります。
これは対象となるオブジェクトがとても小さく、かつアンカーポイントが多いオブジェクトであると、Illustrator の処理能力の限界によりオリジナルの形状を維持できないために見られる現象です。
このスクリーンショットのサンプルオブジェクトの横幅は約9mmです。上のオリジナルと比較して、下の「分割・拡張」後のオブジェクトでは、部分的に形状が変化しています。
アウトライン化せずに作業していただくことが本質的には望ましいですが、やむを得ない理由があるのであれば、対象のオブジェクトを選択して拡大変形を行ってからアウトライン化を実行し、元の大きさまで手動で縮小します。
経験的に元の大きさの300~500%程度に拡大変形してから、アウトラインを取るとうまくいくでしょう。
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