Adobeアプリケーション 掲載日:2019年7月12日
複数の画像に同じ処理をかけたいときには Photoshop のドロップレット機能を利用すると効率的です。
ドロップレット機能とは、画像ファイルやフォルダをドロップレットアイコンにドラック&ドロップすると、自動で指定したアクションを実行してくれる機能です。
アクション機能が Photoshop で開いた書類に対してのみ実行されるのに対して、ドロップレット機能の場合は、書類を開くことなく指定したアクションが実行されます。また、複数の画像ファイルをフォルダに入れることで、一度にまとめて処理が行われます。
ドロップレットは下記の手順で作成します。
今回は画像をドラッグ&ドロップすると、下記のアクションが自動で行われるドロップレットを作成します。
1)まずは行いたいアクションを作成します。
※アクション作成方法について、詳ししくはこちらをご覧ください。
今回は「350CMYKpsd」という名称のアクションを作成しました。
2)「ファイル」メニューから「自動処理」の「ドロップレットを作成...」を選択します。
3)「ドロップレットを作成」ダイアログボックスが表示されます。ドロップレットの保存先を指定し、使用するセット、アクションを指定します。その他の項目を設定し、「OK」をクリックします。
※互換性を指定することで、異なる OS(Windows と Macintosh)で使用できるドロップレットを作成することもできます。
4)指定した保存場所にドロップレットアイコンが作成されます。
5)作成したドロップレットアイコンに画像ファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップすると、ドロップレットに登録したアクションを適用することができます。
※Dock に登録するといつでも使用ができ、便利です。
また、ドロップレット機能と同じように、書類を開くことなく指定したアクションを実行させる方法として「バッチ処理」があります。バッチ処理を単体アプリケーション化したものがドロップレット機能になります。詳細については下記のリンク先のご確認をお願いいたします。
参考「ファイルのバッチ処理(Adobe サポート)」
参考「ドロップレットの作成方法 (Photoshop CC)(Adobe サポート)
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