Illustrator からステープラ機能のある複合機に部数指定し、それぞれステープラ留めされてプリントされる設定にしているが、全部数がひとまとまりで留められて排出されてしまう。【 Mac 】

本来なら指定している数で部数印刷され、それぞれがステープラ(ホチキス)留めされ複数部数が出力されるはずが、全てのページが 1 部でステープラ(ホチキス)留めされてプリントされる状況となっている場合は、以下の内容をご確認ください。

 

 

「ファイル」メニューから「プリント...」を選びプリントダイアログボックスを表示させます。

ダイアログボックス内にも「用紙サイズ:」欄があり、ここで用紙サイズを設定することができますが、ここでは設定を行わず、プリントダイアログの左下にある「用紙設定...」をクリックし、「プリンタ」の名称を選び、用紙の大きさや拡大率を設定します。

 

 

 




以下のスクリーンショットのように適切な「対象プリンタ」を選び、この「用紙サイズ:」欄に適切な用紙の大きさを指定し、右下の「OK」ボタンをクリックします。

 

 

 

 

 

最初のプリントダイアログに戻ります。

部数の設定を確認します。今回は「5」で設定します。

そしてプリントダイアログの左下にある「プリンター...」をクリックします。

 

 

 

 

 

次のダイアログボックスが開きます。

すると部数のところにすでに「5」が入力されています。

この状態のまま「レイアウト」から「仕上げ」を選びステープラ(ホチキス)留めのメニューを開きます。

 

 

 


 

※スクリーンショットは一例です。プリンターの種別によって設定の内容やメニューが異なりますので、ご利用のプリンターに適した設定を行なってください。

 

設定し終えたら、右下の「プリント」ボタンをクリックします。

 

 

 

最初のプリントダイアログに戻ります。

 

「用紙サイズ:プリンタードライバーで定義」の状態になっていることを確認します。ほかの設定になっていた場合はこの設定に変更します。部数の数字やそのほかの設定に問題がなければ右下の「プリント」をクリックして出力を行なってみてください。

 

 

 

 

 

●ポイント

Illustrator など一部のAdobeアプリケーションでは固有のプリントダイアログがあります。

macOS に付属しているプリントの設定画面「用紙設定...」、「プリンター...」でも同じように設定ができることから Illustrator プリントダイアログ内設定内容の一部に同じように機能する箇所があります。

Illustrator のプリントダイアログで設定した内容がプリント時に適切に反映しない場合は、ご紹介したダイアログ左下の「用紙設定...」「プリンター...」をクリックして macOS 標準のプリント設定も行うことで適切にプリントされることがあります。

またそのような設定を行なった場合は、Illustrator のプリントダイアログ内の「用紙サイズ:プリンタードライバーで定義」の表示になっている状態でプリントを行なってみてください。

 

 

※プリントする内容や出力先の機器構成によって、設定する箇所や内容は変わることがあります。状況に応じた設定が必要ですので、設定箇所や内容はこの限りではありません。

 

 

弊社保守契約をご契約いただきますと、その他のご相談も承れます。是非ご検討ください。

 

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