セキュリティの観点から見たHDDとSSD

最近のMacではSSDを搭載したモデルも増えています。
SSDのメリットは、HDDと比較した時に下記のようなものが挙げられます。

・データ処理が高速
・音がせず静か
・耐衝撃性が高い
・省電力で発熱が少ない
・小型で軽量なため、コンピュータ本体のポータブル性、デザイン性を高められる

さて、OS X El Capitan(10.11)から「確実にゴミ箱を空にする」機能がなくなったのはご存知でしょうか。これはSSDが技術的に、確実にデータを消去することが難しいから機能がなくなったのではないか?と憶測されています。


仕組みとしてはHDDのデータを”確実に”消去する際、0を書き込むことによって元々のデータが復元できないよう上書きされるものです。一般的には0が書き込まれる回数が多ければ多いほど、復元出来なくなると言われています。
なお、0を書き込んでも使用可能領域が変わることはありません。
160831_1.pngHDDに対して、OS(Mac)はどこに何のデータを書き込んだのかを把握しています。
しかしSSDに対しては、OSはデータの場所を正確に把握できません。それは「Flash Translation Layer」という仕組みによって、SSDをまるでHDDのように扱えるよう情報処理が行われているため、OS側では正確なデータの保存場所を把握しようがないのです。
160831_2.pngそういった実情からSSDの部分的なデータ完全消去は非常に難しいのですが、今度はセキュリティ上の懸念が出てきます。
SSDを利用しており、かつ機密性の高いデータを保持している方は「FileVault 2(OS X Lion(10.7)以降)」をONにされることをお勧めいたします。確かに日頃の動作が遅く感じたり、Time Machineの併用によってバックアップ作成に時間が掛かるといった問題も出てきますが、セキュリティを第一に考えるなら「FileVault 2」はONにしておくほうが良いでしょう。

Appleメニュー > システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > FileVault
項目がグレーアウトされている場合、左下鍵アイコンをクリックし管理者パスワードをご入力ください。
160831_3.png
弊社保守契約をご契約いただきますと、その他のご相談も承れます。是非ご検討ください。

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