Mac 掲載日:2018年4月 2日
Time Machine を利用すると指定した項目以外の書類やアプリケーション、システムを自動的にバックアップしてくれます。
Time Machine を利用するには、以下のようにします(OS 10.10の場合)。
1.バックアップディスクを準備・接続します。
USB/FireWire/Thunderboltなどで接続する外付ハードディスクやTime Capsule、AirMac Extreme (802.11ac) ベースステーションにUSB接続された外付ハードディスク、設定済みのOS X Serverが利用できます。
フォーマットは一般的にはMac OS 拡張(ジャーナリング)フォーマットにしておきます。
2.「システム環境設定」を開き、「Time Machine」をクリックします。
3.「入」/「切」のスイッチを、「入」にします。
※macOS 10.12以降はインターフェイスが変更され、「入」/「切」のスイッチはなくなりました。代わりに「バックアップを自動作成」のチェックを入れます。
4.初めて設定するときは「バックアップディスクを選択...」、すでに設定済みのときは「ディスクを選択...」か「バックアップディスクを追加/削除...」のいずれかをクリックします。
5.表示されたシートの「利用可能なディスク」欄からバックアップディスクを選択して「ディスクを使用」をクリックします。
複数のバックアップディスクを使用することにした場合、バックアップディスクは交代で使用され、そのバックアップディスクにおける前回のバックアップからの差分がバックアップされます。
自動バックアップは1時間ごとに行われ、
が保存されるように整理されます。そしてバックアップディスクの容量が少なくなると、古いバックアップを順次削除していきます。
「オプション...」をクリックして、「バックアップ対象から除外する項目:」欄に「追加」("+"ボタン)した項目は、自動バックアップを行いません。なお外付けディスクは、デフォルトで「バックアップ対象から除外する項目:」欄に追加されます。つまり外付けディスクは自動バックアップされません。
また「古いバックアップの削除後に通知」をオンにすると、古いバックアップを順次削除する際に、アラートが表示されます。
Time Machine のバックアップは恒久的に保存しない仕様なので、残しておきたいバックアップは他の方法を検討するようにしましょう。
初回のバックアップは長時間かかります。その間はシステム終了(一部機種はスリープも)しないようにしておくと効率的です。
なおバックアップディスクの内容を Finder で直に削除・移動・名称変更などはしてはいけません。
参照「Time Machine で Mac をバックアップまたは復元する方法(Appleサポート)」
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