システム環境(Finder・OS) 掲載日:2020年1月23日
macOS 10.15 にアップグレード後に Time Machine で以前の OS に復元したら、それまでになかった「Macintosh HD - Data」というボリュームが現れました。これは何ですか?
macOS 10.15 Catalina では、Finder 上で「Macintosh HD」という1つのボリュームが表示されますが、内部的には「Macintosh HD」と「Macintosh HD - Data」という2つのボリュームに分かれるよう仕様変更されました。
関連「macOS 10.15 Catalina にアップグレートしたら、ディスクユーティリティ上に「Macintosh HD - Data」という新しいボリュームが作成された」
それにより、macOS 10.15 Catalina から Time Machine で以前の OS に復元した場合、「Macintosh HD - Data」がデスクトップ上に表示される場合があります。
Time Machine で復元する前に、以下の手順でディスクユーティリティを使用し内蔵ボリュームを初期化して「Macintosh HD」という1つのボリュームのみにすることで、この症状は起きなくなります。
1. Command + R で起動し、「macOS ユーティリティ」を表示させ「ディスクユーティリティ」を起動します。
2. 左上の「表示」から「すべてのデバイスを表示」を選択します。
3. 内蔵物理ディスク(ここでは「APPLE SSD~」)を選択し、「消去」ボタンをクリックして初期化します。
初期化した上で Time Machine で復元を行えば「Macintosh HD - Data」は表示されません。
参考「macOS Catalina の読み取り専用のシステムボリュームについて(Apple サポート)」
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