メンテナンスの方法 掲載日:2018年7月19日
OS X Mavericks v10.9 以降の OS X には「App Nap」と呼ばれる機能が実装されました。
「App Nap」とは"使用中のアプリケーション"のウインドウが"他のアプリケーション"のウインドウの背後に隠れると、"使用中のアプリケーション"の処理を遅くして、Mac全体の電力消費を少なくする機能です。
これにより MacBook シリーズでバッテリ駆動をさせている時に起動時間を延ばす効果が得られますが、電源アダプタを接続していたり、デスクトップ型のMacであれば起動している時間を延ばす効果を考慮する必要がそもそもありません。
また処理を遅くするために元々時間がかかるような作業を、例えばムービーのエンコードなどを開始して、実行中は他のアプリケーションのバックグラウンドで動作させるようにしていると、その処理にかかる時間は通常よりもずっとかかってしまうようになります。
一部のアプリケーションは「App Nap」をオフにすることができます。以下のように作業します。
1.当該アプリケーションを終了します。
2.「アプリケーション」フォルダにインストールされている当該アプリケーションのアイコンを選択して、「ファイル」メニューから「情報を見る」を実行します。
3.表示されたFinder情報ウインドウの「一般情報:」セクションで「App Nap を切にする」をクリックして、チェックボックスをオンにします。
4.Finder情報ウインドウを閉じて、アプリケーションを再起動します。
参考「App Nap を有効にするとパフォーマンスが低下する(Mac OS 版 Creative Cloud)(Adobeサポート)」
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