その他 掲載日:2016年9月12日
ジャーナリングとは予期しない停電、電源ユニットの不具合による予期せず電源が切れる不具合、強制的にMacの電源を切らざるを得ない事態などから、ボリュームのファイルシステムを保護する機能です。
ジャーナリングをオンにすると、ボリュームに保存されようとする書類の変更履歴が逐次ジャーナルに記録されます。
不具合でMacの電源が強制的に切れてしまうと、次にMacを起動するとき、ボリュームのファイルシステムに問題がないかどうかをチェックします。
このときジャーナリングがオフであると、ファイルシステム全体の整合性を確認しなければならず、修復に時間がかかります。しかしジャーナリングがオンであると、ジャーナルに記録された各々の書類の変更履歴を元に、途中だった処理のみを再実行することで、ファイルシステムの修復を最短時間で済ませます。
最終的にファイルシステムは整合性が取れている状態に戻りますが、保存途中の書類が失われた可能性はゼロではありません。つまりバックアップは必要です。
ディスクユーティリティでボリュームを消去しようとするとき、Mac OS 用のフォーマットであれば、どのフォーマットでもジャーナリングは自動的にオンになります。
以前の OS X ではパフォーマンスを上げるためにジャーナリングをオフにして消去したり、後からジャーナル記録を停止したりできました。ジャーナリングをオフにして消去したボリュームはそのボリュームを選択してから、「ジャーナル記録を開始」をクリックするとジャーナリングがオンになります。
参考「Mac OS X: ファイルシステムのジャーナリングについて(Appleサポート)」
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