Macの初歩 掲載日:2019年12月19日
新しい OS にアップデートしてもよいのでしょうか?
macOS は近年、毎年秋口に新しいバージョンがリリースされています。
下記の表は macOS のリリース日をまとめたものです。
バージョン | 名称 | リリース日 |
macOS v10.12 | Sierra | 2016年9月20日 |
macOS v10.13 | High Sierra | 2017年9月25日 |
macOS v10.14 | Mojave | 2018年9月25日 |
macOS v10.15 | Catalina | 2019年10月8日 |
では、新しい OS がリリースされた時にすぐに新しい OS にアップデートしてもよいのでしょうか?
考慮するべき点を説明します。
会社で使用している場合には、基幹システム(勤怠管理、スケジュール管理、メールシステム、システム管理ソフト)は新しい OS で正しく動作するのかシステム管理部署やシステム管理者が確認をしているケースがあります。新しい OS にアップデートしたことによって基幹システムが正常に動作しなくなり、お仕事に支障が出ることもありえます。
新しい OS になるとウイルス防止ソフトが正常に動作しなくなることがあります。ウイルス防止ソフトのメーカーへ確認して、新しい OS 対応のウイルス防止ソフトを使用するように設定しましょう。
新しい OS になると今まで使用できていたアプリケーションが使用できなくなることがあります。
各アプリケーションベンダーに確認をするようにしてください。
新しい OS 用の周辺機器のドライバーが提供されているかどうかを確認しましょう。各周辺機器メーカーの新しい OS 用のドライバーの提供状況をみると、例年、新しい OS がリリースされてから、すぐにドライバーを提供し始める周辺機器メーカーもあれば、2ヶ月~3ヶ月後に新しい OS 用のドライバーのリリースをするところもあるようです。新しい OS にアップデートしたらプリンターが使えなくなったというようなお話もよく聞きます。
いろいろな条件がクリアになったら OS のアップデートとなりますが、事前に Time Machine でバックアップを取っておくことをお勧めします。万が一、問題が起こっても元の OS の環境へ復元することができます。
参考「Time Machine で Mac をバックアップする(Appleサポート)」
参考「バックアップから Mac を復元する(Appleサポート)」
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