「ピクセル縦横比」(ピクセルアスペクト比)とは何ですか?


「ピクセル縦横比」(ピクセルアスペクト比ともいいます)とは、フレーム内の 1 ピクセルの幅と高さの比率を表したものです。ピクセルには、ピクセル縦横比(PAR:Pixel Aspect Ratio)が設定されており、フレームを構成するピクセル数はデータによって異なるため、さまざまなピクセル縦横比があります。
※ピクセルではなく、フレーム自体の「アスペクト比」(「画面アスペクト比」ともいいます)と混同しやすいので気をつけましょう。

例えば、多くのコンピューターのビデオ標準では、1:1 のピクセル縦横比(正方形ピクセル)になります。また、Web動画などでも基本的には 1:1 の正方形ピクセルを使用することが多いです。

DV NTSC などのビデオ標準では、4:3 縦横比のフレームを 720 × 480 ピクセルで定義しているので、より狭い、長方形ピクセルになります。DV NTSC のピクセルは 約 0.91 のピクセル縦横比(非正方形)になります。

ピクセル縦横比の設定は、Premiere Pro では「シーケンス設定」、After Effects では「コンポジション設定」にありますので制作物に応じて設定しましょう。

<Premiere Pro:シーケンス設定>

<After Effects:コンポジション設定>

参考「縦横比の操作(Adobe サポート)」

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