あにつく 2015 講演内容

これからのアニメ制作を目指す次世代、アニメファンの方々までを対象に、アニメを作る楽しさと、その手法として2D作画ソフトの運用や3Dアニメーション技術の紹介から、作品のメインキングとマーケットアピール、人材発掘、育成までを目的としたアニメ制作技術に関する総合イベントです。

イベント概要

日時

2015年9月19日(土)

11:00〜18:30(10:30 受付開始)
定員

50-200名

1セッションからどなたでも参加できます。無料/事前登録制。
※ 定員はセッション毎に異なります。
場所

UDX GALLERY NEXT

〒101-0021
東京都千代田区外神田4-14-1 (ウェブサイト

講演内容

基調講演

:一般・ファン
:学生・未経験者
:業界経験者

総合トラック

:一般・ファン
:学生・未経験者
:業界経験者

一般向けトラック

:一般・ファン
:学生・未経験者:
:業界経験者

業界向けトラック

:一般・ファン
:学生・未経験者
:業界経験者

11:00-12:00

あにつく2015基調講演

神山健治監督聞き手 アニメライター 藤津亮太氏

講演内容
  • 監督 神山健治が考える「アニメの未来」
    変わっていくところ・変わらないところ

プロフィール
  • 監督 神山健治 (かみやま けんじ)

    株式会社 STEVE N' STEVEN(スティーブンスティーブン代表取締役共同CEO

    1966年(昭和41年)3月20日生まれ。埼玉県出身。高校卒業後、アニメの自主制作に関わった後、スタジオ風雅で背景美術スタッフとしてキャリアをスタート。『AKIRA』や『魔女の宅急便』等に背景として参加し、フリーに。『THE八犬伝[新章]』や『ジェノサイバー』『虚界の魔獣』で美術監督を務めた後、ゲームのムービーパートなどの演出に転身し、才能を発揮。美術出身の演出家として注目を集め、Production I.Gの『人狼JIN-ROH』で演出を務める。映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(00/脚本)を企画する等、多数の劇場作品を経て、映画『ミニパト』(02)で初監督。

    テレビシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、『攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG』、OVA『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』を監督し、実際のネット社会にも影響を与える程、現代社会を巡る様々な問題を深く掘り下げ、ビデオグラムセールスが、累計230万枚を超える大ヒットとなり、国内外に熱狂的なファンを獲得。続いてNHKのテレビシリーズ『精霊の守り人』を監督。一般層・高年齢層にも大きな評価を得る。その後、原作・脚本・監督を務める『東のエデン』では、初の完全オリジナル作品として高視聴率をマーク。劇場版2作は、大ヒットを記録し、一年弱にわたってロングラン公開され、全世界で放映・公開される。最新劇場公開作品『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』では、"観る人を電脳化する3D"という新たな3D立体視表現を生み出し、9スクリーン公開開始で2億円の興行収入を超える大ヒットを記録している。

    映画『009 RE:CYBORG』では、フル3DCG作品でありながら、日本で親しまれているセルアニメ形式で仕上げる初の手法をとりいれ、プロモーションビデオを劇場公開。他全国4劇場でも衛生中継され、YouTube、Ustream、ニコニコ生放送でも会場の模様は同時配信。全世界でのべ23万人以上の視聴を獲得、本編は全国63スクリーンで公開され、初日3日間で動員4万人を記録。

    • アニメーション神戸 第9回個人賞
    • アニメーション神戸 第12回作品賞・パッケージ部門 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
    • アニメーション神戸 第14回作品賞・テレビ部門 東のエデン
    • 第9回東京アニメアワード テレビ部門:優秀作品賞 東のエデン
    • 平成14年度(第6回)文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門優秀賞 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
    • 平成19年度(第11回)文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
    • 平成19年度(第11回)文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品 精霊の守り人
    • 平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品 東のエデン
    • 第21回デジタルコンテンツグランプリ「審査委員賞」攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
    • 東京国際アニメフェア2003 コンペティション 公募・アニメ作品部門 作品優秀賞 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

    小説『東のエデン』(メディアファクトリー刊)は、テレビ版・劇場版あわせて、単行本としては異例の10万部に迫る出版部数を達成。その他『映画は撮ったことがない』等、著作も多数。今最も活躍が期待されるアニメーション監督のひとりである。

13:00-13:50

『神撃のバハムート GENESIS』メイキング

株式会社サブリメイションCGディレクター 須貝真也氏

総合

講演内容
  • ©Cygames/MAPPA/神撃のバハムート GENESIS

    TVアニメ『神撃のバハムート GENESIS』メイキングを中心に、現場での制作エピソードや制作手法をご紹介します。

プロフィール
  • 須貝 真也(すがい しんや)

    大学卒業後、『龍が如く』『聖剣伝説4』『ブルードラゴン』でCGアニメーターとして経験を積み、プロダクションI.G入社後、『攻殻機動隊 S.A.C. SSS』『東のエデン』『精霊の守り人』『テイルズオブヴェスペリア』『図書館戦争』等、数多くの作品に携わる。
    昨年の『神撃のバハムート GENESIS』ではCGディレクターとして参加し、現在放映中の『ガッチャマンクラウズ インサイト』でもCGI監督として制作に参加。

会社概要
  • 株式会社サブリメイション(Sublimation Inc.)
    http://www.sublimation.co.jp/

    プロダクションI.Gの『攻殻機動隊S.A.C.シリーズ』を手掛けてきたCGスタッフと共に2011年にサブリメイションを設立。
    TVや劇場作品など数多く携わり、高品質のアニメーションを制作できる体制が整っている。

アニメーションメソッド

アニメーター数井浩子氏

業界

講演内容
  • 日本のアニメーションにはタイミングやレイアウトにおいてプロの中では常道な法則があります。その言わば鉄板の法則を、アニメータードラフト会議の題材を使い、サンジゲンの若手アニメーター2名と学習前、学習後を比べながらアニメーションの基礎的な法則を学べる講座です。

プロフィール
  • 数井浩子

    アニメーター・演出。アニメ歴は30年。『忍たま乱太郎』『らんま1/2』『ケロロ軍曹』をはじめ200作品以上のアニメのデザイン,作画,演出,脚本に携わる。自らデザインしたアニメキャラクターは,“子どもにも大人にもウケる萌えキャラ”と評判になりラッピングバスとして渋谷を運行。原画を担当した劇場作品はアカデミー賞ノミネート候補,脚本は文化庁メディア芸術祭優秀賞,演出番組は賞を受賞。また,長年アニメを現場で制作するかたわら,42歳から東京大学大学院にて認知心理学を研究しつつ,文化庁若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ」においては評価・選定委員として現場の後進のために活動中。教育学修士

14:20-15:10

劇場アニメ『亜人』における造型演出

株式会社ポリゴン・ピクチュアズ片塰満則氏

総合

講演内容
  • ©桜井画門・講談社/亜人管理委員会

    劇場アニメ『亜人』で用いられる、キャラクターや小道具等の造型(デザイン、モデリング)やルックデブ(質感設定)の考え方、進め方を、実例を基に解説します。

プロフィール
  • 片塰満則(かたあま みつのり)

    株式会社リンクス在職中に手がけた『マクロスプラス』『On your Mark』をきっかけに、1995年よりスタジジブリに移籍。
    『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』等、多数の劇場作品でCG監督を務める。 2010年より、ポリゴン・ピクチュアズに在籍し、『トロン:ライジング』『シドニアの騎士』『山賊の娘ローニャ』等のテレビシリーズで造型監督を担当。 現在はアニメ『亜人』の制作に参加し、キャラクター造型、ルックデブ、版権イラスト演出を担当している。

会社概要
  • 株式会社ポリゴン・ピクチュアズ
    http://www.ppi.co.jp/

    1983 年創立。デイタイム・エミー賞、アニー賞受賞など世界的実績を誇る国内最大手のデジタルアニメーションスタジオです。国内外から集結した300 名以上のクリエーターが、長編フルCGテレビシリーズ、映画、ゲーム、展示会、WEB、スマートデバイスなど、様々なメディア向けのコンテンツを制作。自社で企画制作したキャラクター・作品のライセンス事業も拡充しています。

あにめ業界の歩き方

株式会社ラークスエンタテインメント CGプロデューサー 奈良岡 智哉氏 ゲスト アニメーション監督 岸 誠二氏 ラルケ アニメーションプロデューサー 比嘉 勇二氏

一般

講演内容
  • © 松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会

    アニメ『暗殺教室』のメイキングを元に、アニメの作り方と魅力を紹介しながら、監督、制作進行、アニメーター、3DCG等、それぞれの役職の面白さと、就職そして活躍するまで、アニメ業界で生き抜くためのハウツーを伝授しちゃいます!!

プロフィール
  • 奈良岡 智哉(ならおか ともや)

    株式会社LARX Entertainment CG部部長 CGプロデューサー。
    2001年青森より上京。スタジオ雲雀に入社し3DCG部を設立。
    『らいむいろ戦奇譚』『SIREN』『トロ占い』等多数作品にCGアニメーターとして参加。
    フル3Dセルルックアニメ『星の海のアムリ』CGIディレクターを務めたのち、同社の子会社としてCGプロダクション LARX Entertainmentの設立に携わる。

  • 岸 誠二(きし せいじ)

    株式会社ロジスティクス チームティル・ドーン 取締役
    アニメーション監督として、『暗殺教室』、『乱歩奇譚』、『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION』等、多数のタイトルを手掛ける。

  • 比嘉 勇二(ひが ゆうじ)

    株式会社スタジオ雲雀 ラルケ アニメーションプロデューサー
    代表作として『暗殺教室』『がっこうぐらし!』『乱歩奇譚』

会社概要
  • 株式会社ラークスエンタテインメント
    http://www.larx.co.jp

    アニメーション制作会社「スタジオ雲雀」のCG部としてキャリアを積み、2006年に同社の100%出資によりアニメCGプロダクション「LARX Entertainment」として独立。 作画スタジオのノウハウと3DCGIを融合させた、日本スタイルのCGを武器に数々のメジャータイトルに参加。近年設立した海外支部と共に、3DCGとデジタル作画のCGIアニメスタジオとして成長中。

アニメーションの演出について

株式会社トリガー 大塚雅彦氏

業界

講演内容
  • ©Y.YOSHINARI/TRIGGER Inc..

    アニメーション演出の仕事の基礎について、シート、カットの見方から、演出家に必要なスキルを『リトルウィッチアカデミア』の素材を中心に講演予定。

プロフィール
  • 大塚雅彦(おおつか まさひこ)

    大阪芸術大学 芸術学部映像計画学科 卒業。
    実写映画経験を経てスタジオジブリに入社。『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』で監督助手を務め、ガイナックスの『新世紀エヴァンゲリオン』では演出、演出助手を担当。
    以降、ガイナックスに所属し同社作品の演出を多く務める傍ら、実写映画『ラブ&ポップ』で実写映画のキャリアを生かし助監督として携わる。その後、庵野秀明の推薦で『ぷちぷり*ユーシィ』で初監督。
    トリガー設立後も、演出、監督、プロデューサーとして幅広く活動している。

会社概要
  • 株式会社トリガー
    http://www.st-trigger.co.jp/

    ガイナックスに所属していたアニメ演出家の大塚雅彦と今石洋之、制作プロデューサーの舛本和也の3人で2011年に設立。『キルラキル』『リトルウィッチアカデミア』等、色の濃い作品を作り上げ、国内のみならず海外のファンも魅了している。

15:40-16:30

『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC』のCGについて

株式会社サンジゲン 鈴木大介氏
三村厚史氏

総合

講演内容
  • ©Ark Performance/少年画報社・アルペジオパートナーズ

    『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ‐ DC』を中心に、サンジゲンのCG制作や作品エピソード等のトークセッション。

プロフィール
  • 鈴木大介(すずき だいすけ)

    日本映画学校卒業後、音響・音楽担当として複数の映画制作に参加。その後CGデザイナーに転身し、ゲームのムービー制作やCGキャラクターを使った雑誌連載に従事。『ヴァンドレッド』(2000〜2002)、『ガラクタ通りのステイン』(2002〜2003)などの制作を経て、2003年よりフリーランス集団「三次元」として活動。株式会社サンジゲンを設立後、『009 RE:CYBORG』(2012)、『蒼き鋼のアルペジオ』等、数々の作品でCGディレクターを務めている。

    三村厚史(みむら あつし)

    デジタルハリウッド卒業後、某アニメCG会社を経て2009年にサンジゲンに入社。『そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-』(2014年)、『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』(2015年)、『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC』(2015年)等でCGディレクターを務め、絵作りだけでなく、効率的な作業手法にも定評があり、サンジゲンの若手の筆頭株。

会社概要
  • 株式会社サンジゲン
    http://www.sanzigen.co.jp

    2006年設立。数々のアニメの3Dパートを担当しつつ、『ブラック★ロックシューター』『009 RE:CYBORG』『蒼き鋼のアルペジオ』などでは、メカ、キャラクター問わずフル3Dでセルシェーディングのアニメを元請けで制作。新しいアニメ映像の開拓とワークフローに精力的に取り組んでいる。

アニメのつくり方、再定義

日本アニメ(ーター)見本市 同トレス出演時

株式会社グラフィニカ ディレクター 堀内隆氏

一般

講演内容
  • 日本アニメ(ーター)見本市 第10話「ヤマデロイド」

    © nihon animator mihonichi LLP.

    「劇場版PSYCHO-PASS サイコパス」OP

    © サイコパス製作委員会

    © 寺村輝夫・和歌山静子/理論社・王さまプロジェクト2013

    セルルックCGも盛況、デジタル作画も推し進められ、各工程のイノベーションも一巡しつつある中で、統合プロダクション視点から、これからのアニメ制作の問題点と可能性を、これまで携わった、幾つかの過去作品の事例を見ながら、一つのパターンを導いていきます。

プロフィール
  • 堀内 隆

    福井県出身 SEを経て、1997年、友人だった、現サンジゲン代表松浦氏と共に上京。後にゴンゾと合併する事となる、ディジメーションに入社。 以降、制作、撮影、編集など、また、アニメ以外でも実写や、ライブ映像制作等をを経て、現在に至る。

    主な作品
    ぼくは王さま 2013年
    劇場版PSYCHO-PASS オープニング映像 2015年
    日本アニメ(ーター)見本市 『ヤマデロイド』2015年

会社概要
  • 株式会社グラフィニカ
    http://www.graphinica.com/

    2009年5月、株式会社ゴンゾのデジタル部門の事業譲受によりCG・VFXスタジオとして事業を開始。
    ゴンゾ時代から高いクリエイティブ力を持つ3DCGチーム及びデジタル撮影チームに、制作・作画・デザイン開発・VFX制作を加え総合プロダクションとしてアニメ・ゲーム・遊技機や実写映画・音楽PVなど多種多様な映像制作に対応できるスタジオとして事業を展開。

どこまでが作画でどこまでをCGで分けてるのかサミット2015

有限会社神風動画アニメーター/ディレクター吉邉尚希氏ディレクター 水野貴信氏

業界

講演内容
  • TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編」OP

    ©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/
    集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会

    X線自由電子レーザー施設SACLA、PR映像『未来光子 播磨サクラ』

    ©(C)RIKEN SPring-8 Center

    時代と共にその割合が変貌してきた“作画とCG”をどの段階で使い分けているのか?「ジョジョ」オープニングはどうなっているのか?「播磨サクラ」はどうしていたのか?それぞれ作画・CGを得意とする神風動画の演出の2トップが、自身の監督作を例にこの境界線の答えに終止符を打つ!

プロフィール
  • 吉邉尚希

    神風動画 アニメーター/ディレクター

    2008年 東京工芸大学 芸術学部 アニメーション学科卒業後、アニメ制作会社、フリーアニメーターを経て、2011年に神風動画に入社。

    作画、CGアニメーション、撮影、コンテ、演出と多岐にわたって従事。

    作画かCGかという意識に囚われず、作品ごとに自由でハイブリッドな手法で取り組み、勢いや疾走感のあるアニメーション、演出を得意とする。

    監督作としてはTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』PART2 OP、スターダストクルセイダース OP、スターダストクルセイダース エジプト編OP、『ガッチャマン クラウズ インサイト』OP、上坂すみれ「革命的ブロードウェイ主義者同盟」MV、Sound Horizon「よだかの星」MV等

    TVアニメ『ガッチャマン クラウズ インサイト』OP

    ©タツノコプロ/ガッチャマン クラウズ インサイト製作委員会
    ©タツノコプロ/ガッチャマン クラウズ製作委員会

    水野貴信

    神風動画 ディレクター

    医療関係の印刷会社でデザイナーを担当後、独学でアニメーションを学び、2003年に神風動画に入社。

    主な監督作は、平成17年度文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞を受賞したHIFANA『WAMONO』PVアニメーションパート、Mr.Children TOUR 2009・2011バックスクリーン映像、Base Ball Bear『十字架 You and I』MV、ドラマ『彼岸島』OP、MTV VMAJ2014イベント演出映像、理研PR映像『未来光子 播磨サクラ』、日本アニメ(ーター)見本市 第16弾『月影のトキオ』など。

    2009年より世界各国の映画祭で上映された『ラストピース 木島恭介編』をはじめとする『ラストピース』シリーズを制作中!

    日本アニメ( ーター) 見本市 第16弾『月影のトキオ』

    ©nihon animator mihonichi LLP.

会社概要
  • 有限会社神風動画
    http://www.kamikazedouga.co.jp

    ディレクター集団として印象強い作品を多く生み出し、革新的な映像表現に挑戦し続けるアニメーションスタジオ。
    映像制作のみならず、キャラクーデザインや、メカデザイン、テレビ番組のセットや衣装のデザインなどの、アートディレクションも手掛け、『Amanatsu』、『GASOLINE MASK』等オリジナル作品を積極的に発信していくことにも力を入れている。

17:00-17:50

「プリキュア」CGの今
〜『映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』(『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』)メイキング〜

東映アニメーション株式会社 監督 宮本 浩史氏CGプロデューサー 野島 淳志氏

総合

講演内容
  • 10月31日(土)ロードショー
    ©2015 映画Go!プリンセスプリキュア製作委員会

    10年を超えた「プリキュア」シリーズの新たなる挑戦の形、『映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』
    (『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』)のメイキングを中心に「プリキュア」CGの今を語る。

プロフィール
  • 宮本 浩史(みやもと ひろし)

    1985年生まれ。兵庫県出身。
    スクウェア・エニックス、Production I.Gを経て2010年東映アニメーション入社。
    Pythonも絵コンテも書けるアニメ監督を目指し奮闘中。
    『Go!プリンセスプリキュア』後期エンディング/演出・CGディレクター
    東京ワンピースタワーのアトラクション映像(「ルフィのエンドレスアドベンチャー」内で上映)/監督
    『スマイルプリキュア!』『ハピネスチャージプリキュア!』/CGディレクター
    映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』/キャラクターデザイン
    リアルからセルルックまでジャンルを超えた作品づくりに挑戦している。

    野島 淳志(のじま あつし)

    1979年生まれ。栃木県出身。
    CGプロダクション2社を経て2013年東映アニメーション入社。
    入社以来、「プリキュア」シリーズのCG製作を担当。
    『Go!プリンセスプリキュア』後期エンディング/CGプロデューサー
    『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』CGプロデューサー
    『映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ』CGラインプロデューサー
    『ハピネスチャージプリキュア!』CGラインプロデューサー
    『映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち』CGラインプロデューサー
    より多くの子供達に愛される作品を目指し奮闘中。

会社概要

デジタル作画について

株式会社サンジゲン 松浦 裕暁氏茶之原 拓也氏佐藤 謙次氏

業界

講演内容
  • © Project wooser 3

    デジタル作画で制作した『うーさーのその日暮らし 夢幻編』をもとに、デジタル作画についてのトークセッション。

プロフィール
  • 松浦 裕暁(まつうら ひろあき)

    株式会社サンジゲン代表取締役、株式会社ライデンフィルム 代表取締役、株式会社 ウルトラスーパーピクチャーズ 代表取締役。
    1997年に上京し、デジタルハリウッドで3DCGを学ぶ。翌年からフリーランスとしてアニメ業界でのキャリアをスタートし、2002年にゴンゾへ入社。2003年よりフリーランス集団「三次元」として活動を開始。2006年にサンジゲンを株式会社化。2011年にサンジゲン・トリガー・Ordet をグループとするホールディングカンパニー、ウルトラスーパーピクチャーズを設立。2012年に手描きを中心とするアニメーション制作会社、ライデンフィルムを設立。プロダクション・アイジーとサンジゲンが共同制作した劇場長編映画『009 RE:CYBORG』(2012年10月公開)では、制作プロデューサーを務めた。

    茶之原 拓也(ちゃのはら たくや)

    フリーランスとして多数の作品に手書きの原画マンとして参加した後、昨年デジタル作画部の設立に伴いサンジゲンに入社。
    現在デジタル作画マンとして、「山田君と七人の魔女(ライデンフィルム)」「アニメーター見本市 おばけちゃん(スタジオカラー)」「劇場版蒼き鋼のアルペジオ」「うーさーのその日暮らし夢幻編」等に原画から作画監督、動画、仕上げまで様々な形で参加している。

    佐藤 謙次(さとう けんじ)

    映画配給会社にて宣伝等の経験を積み、アニメ業界に入ったのち制作として『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序・破』、企画・プロデュースとして短編映画『寫眞館/陽なたのアオシグレ』CM作品『マルコメ』『YKK』等の多数の作品に携わる。
    サンジゲンにはデジタル作画の制作プロデューサーとして参加。

会社概要
  • 株式会社サンジゲン
    http://www.sanzigen.co.jp

    2006年設立。数々のアニメの3Dパートを担当しつつ、『ブラック★ロックシューター』『009 RE:CYBORG』『蒼き鋼のアルペジオ』などでは、メカ、キャラクター問わずフル3Dでセルシェーディングのアニメを元請けで制作。新しいアニメ映像の開拓とワークフローに精力的に取り組んでいる。