iCloud の「iCloud Drive」と「書類とデータ」の関係が分かりません

以前の iCloud では「書類とデータ」と呼ばれるサービスが提供されていました。

「書類とデータ」に対応したアプリケーションは作成した書類を iCloud のストレージに自動的に保存/同期します。同じ Apple ID でサインインしている他のデバイスにもその書類が自動的に同期されますので、手動でコピーする手間なく編集を続けることができました。

 

OS X Yosemite v10.10.x/iOS 8.x 以降で起動するデバイスでは、「書類とデータ」に代わるサービスとして「iCloud Drive」が利用できるようになりました。

「書類とデータ」と同様にアプリケーションは iCloud のストレージに自動ないし手動で保存/同期することができ、Finder から任意の書類を直接 iCloud のストレージに保存することもできるようになりました。

つまり Google Drive などのオンラインストレージサービスに近い機能性が加わりました。


 

OS X El Capitan v10.11.x/iOS 9.x 以降の OS X/iOS は「iCloud Drive」のみに対応しています。これまでに「書類とデータ」を利用していたのであれば、「iCloud Drive」にアップグレードするかしないかの選択を余儀なくされます。

 

 


ここで「iCloud Drive」にアップグレードすると、OS X Yosemite v10.10.x/iOS 8.x 以降の OS X/iOS で起動しているデバイスでは

  • すべてのアプリケーションから、iCloud に書類を保存したり、開いたりできます。
  • 以前「書類とデータ」で iCloud に保存していた書類も開けるようになります。
  • OS X Yosemite v10.10.x/iOS 8.x 以降の OS X/iOS で起動している他のデバイスと書類を同期できます。

 


「iCloud Drive」にアップグレードしないと「書類とデータ」を使い続けることになりますので、OS X El Capitan v10.11.x/iOS 9.x 以降の OS X/iOS で起動しているデバイスでは

  • すべてのアプリケーションで iCloud に書類を保存できません。
  • 以前「書類とデータ」で iCloud に保存していた書類を開けません。
  • (書類を「iCloud Drive」にも「書類とデータ」にも保存できないので、)同期機能も使えません。

 

なお「iCloud Drive」にアップグレードする/しないに関わらず、OS X El Capitan v10.11.x/iOS 9.x 以降の OS X/iOS で起動しているデバイスと OS X Mavericks v10.9.x/iOS 7.x 以前の OS X/iOS で起動しているデバイスとの間の書類の同期は機能しません。

 


OS X Yosemite v10.10.x/iOS 8.x は「iCloud Drive」と「書類とデータ」の両方に対応しており、アップグレードすると「iCloud Drive」を、アップグレードしていなければ「書類とデータ」を使用することができました。OS X Mavericks v10.9.x/iOS 7.x 以前のOS X/iOSは「書類とデータ」のみに対応していました。

 

 

 



参考「OS X El Capitan: iCloud Drive とは?(Appleサポート)」

参考「OS X Yosemite: iCloud Drive に書類を保存する(Appleサポート)」

 

 



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