あにつく 2016 講演内容

これからのアニメ制作を目指す次世代、アニメファンの方々までを対象に、アニメを作る楽しさと、その手法として2D作画ソフトの運用や3Dアニメーション技術の紹介から、作品のメインキングとマーケットアピール、人材発掘、育成までを目的としたアニメ制作技術に関する総合イベントです。

イベント概要(事前申し込みは終了しました。)

日時

2016年9月25日(日)

11:30〜18:30(11:00 受付開始)
定員

80-250名

1セッションからどなたでも参加できます。無料/事前登録制。
※ 定員はセッション毎に異なります。
場所

UDX GALLERY NEXT/UDX GALLERY

〒101-0021
東京都千代田区外神田4-14-1 (ウェブサイト

講演内容

基調講演

:一般・ファン
:学生・未経験者
:業界経験者

マルチトラック

:一般・ファン
:学生・未経験者
:業界経験者

プロトラック

:一般・ファン
:学生・未経験者
:業界経験者

11:30-12:30

基調講演あにつく2016基調講演

監督 今石洋之氏

デザイナー コヤマシゲト氏

聞き手 氷川竜介氏

プロフィール
  • 今石洋之(いまいし ひろゆき)

    株式会社TRIGGER所属のアニメーション監督、アニメーター。

    代表作
    天元突破グレンラガン(監督)
    パンティ&ストッキングwithガーターベルト(監督)
    キルラキル(監督)
    宇宙パトロールルル子(監督)
    ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン(キャラクターデザイン)
    現在、次回作を企画中。

    コヤマシゲト

    デザイナー。1975年/東京都出身。2004年、『トップをねらえ2!』に参加したのをきっかけに、数多くのアニメ作品にかかわる。代表作に『HEROMAN』『交響詩篇エウレカセブン』『STAR DRIVER 輝きのタクト』『Panty&Stocking with Garterbelt』『ヱヴァンゲヲン新劇場版』『キルラキル』『ベイマックス』など。2015年には日本アニメ(ーター)見本市『おばけちゃん』にて初監督をつとめた。
    グッドスマイルレーシングでは2014年度から現在にいたるまでアートディレクションを手掛けている。

会社概要
  • 株式会社トリガー
    http://www.st-trigger.co.jp/

    ガイナックスに所属していたアニメ演出家の大塚雅彦と今石洋之、制作プロデューサーの舛本和也の3人で2011年に設立。『キルラキル』『リトルウィッチアカデミア』等、色の濃い作品を作り上げ、国内のみならず海外のファンも魅了している。

13:00-13:50

マルチプリキュアEDにおけるUnity導入事例

東映アニメーション エンディングディレクター
小林真理氏

東映アニメーション Unityテクニカルディレクター
中谷純也氏

東映アニメーション Unityシェーダー開発
松本八希氏

講演内容
  • ©ABC・東映アニメーション

    過去数々のプリキュアダンスEDを製作してきた東映アニメデジタル部がさらなる映像開発の新しい試みとして『魔法使いプリキュア!』後期エンディングにUnityを導入致しました。
    Unityを導入しての映像開発のノウハウや導入時の苦労などをご紹介いたします!

プロフィール
  • 小林真理(こばやしまり)

    神奈川県出身。
    東京造形大学卒業後、株式会社アイケイアイエフプラスに所属。
    「ドラえもん」などのアニメ作品を経て、2011年東映アニメーション入社。
    『映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ』CGディレクター
    『魔法使いプリキュア!』前期、後期エンディングディレクター
    『プリキュアオールスターズ みんなで歌う奇跡の魔法!』エンディングディレクター
    魅力的なキャラクターアニメーションを目指してマイペースに活動しています。

    中谷純也(なかやじゅんや)

    1986年生まれ。神奈川県出身。
    日本電子専門学校卒業後、2008年より東映アニメーションに入社。
    『フレッシュプリキュア!』以降全てのエンディング制作に携わるリギングアーティスト。
    『プリキュア』シリーズ以外にも『ONE PIECE FILM GOLD』、『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』などでリギングアーティストを務める。
    2016年1月からUnityTDとして『魔法つかいプリキュア』のエンディングに携わる。

    松本八希(まつもとはっき)

    1991年生まれ。山口県出身。
    中学時代に貯金をはたいて購入したFLASHをきっかけに映像制作に興味を持つ。
    その後高専の情報電子工学科に入学。プログラミングに挫折する傍ら実写合成やDTMに没頭する。
    東映アニメーション入社後は主に実写やアニメ作品のコンポジットを担当。
    作品制作の全工程を一人でこなせる"ワンマンアーミー"を目指し勉強中。

会社概要

プロポリゴン・ピクチュアズのセルルック3DCGにおけるキャラクターデザイン

株式会社ポリゴン・ピクチュアズ キャラクターデザイナー
森山佑樹氏

講演内容
  • 劇場3部作・最終章『亜人 -衝戟-』
    ©桜井画門・講談社/亜人管理委員会

    劇場版 シドニアの騎士
    ©弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

    9月23日(金)より劇場版最終章が公開となる『亜人』や、『シドニアの騎士』、『BLAME!』の制作を例に挙げながら、2Dアーティストである「絵描き」が3DCGのキャラクターへどのようにアプローチしているかを解説します。

プロフィール
  • 森山佑樹(もりやま・ゆうき)

    ポリゴン・ピクチュアズにて、コンセプトアートやデザイン、イラストレーションに従事。 アニメ『シドニアの騎士』や『亜人』などのキャラクターデザインを手がける。

会社概要
  • 株式会社ポリゴン・ピクチュアズ
    http://www.ppi.co.jp/

    1983 年創立。デイタイム・エミー賞、アニー賞受賞など世界的実績を誇る国内最大手のデジタルアニメーションスタジオです。国内外から集結した300 名以上のクリエーターが、長編フルCGテレビシリーズ、映画、ゲーム、展示会、WEB、スマートデバイスなど、様々なメディア向けのコンテンツを制作。自社で企画制作したキャラクター・作品のライセンス事業も拡充しています。

プロアニメ監督の考えるCGの未来

監督 小松田大全氏 株式会社サンジゲン 瓶子修一氏 聞き手 氷川竜介氏

講演内容
  • プロダクションIG,ガイナックス、スタジオカラー、トリガーなどで、アニメーター、演出を経験してきた小松田大全氏が、フル3DCGで制作されたTVアニメ『ブブキ・ブランキ』の監督を通して感じるCGの未来、また課題、制作上のエピソードともに、最新アニメ制作のトレンドを知る機会です。

プロフィール
  • 小松田大全(こまつだ だいぜん)

    1973年3月13日生まれ。埼玉県出身。アニメーター、アニメーション監督。
    主な参加作品に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(副監督)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(副監督)、『キルラキル』(絵コンテ・演出)、『かぐや姫の物語』(作画)など。
    2016年、オリジナル・テレビ・アニメーション『ブブキ・ブランキ』にて初監督をつとめ、第2期シリーズである『ブブキ・ブランキ 星の巨人』の放送が10月よりスタートする。

14:30-15:20

マルチアニメにおける面白さの決定力とは!?

株式会社WIT STUDIO 共同創業者/取締役 プロデューサー
中武哲也氏

株式会社チップチューン CG部部長 CGプロデューサー
根本繁樹氏

講演内容
  • 久々に実家に帰り家族でサッカーの試合を見ました。
    センタリングでボールがゴール前に上がる、フォワードが敵ディフェンスを体で押し込みヘディングでゴールを狙うが、外れる、そんな時うちの家族は「決定力がたりんのや!」というのです。
    サッカー選手でもない70歳を超えようとしている夫婦は口をそろえて「わしなら決めてたわ」と言っているのです。果たしてサッカーでゴールを決めるには何が必要なのか、アニメのシュートはどうやったらゴールに突き刺さるのか?
    いまだ明確にみえないこのテーマ「決定力」!?を中心にアニメーション制作における大切なものを、皆さんに少しだけお届けします。

プロフィール
  • 中武哲也

    甲鉄城のカバネリ、進撃の巨人等の制作に携わる。

    根本繁樹

    デザイン会社を退社後、タツノコプロダクションに入社。「鴉」等タツノコ作品に参加。その後、アニメ制作会社を数社経てチップチューンに移籍。

会社概要
  • 株式会社WIT STUDIO
    http://www.witstudio.co.jp

  • 株式会社チップチューン
    http://chiptune.co.jp

    2012年設立。
    3DCG、撮影、編集のデジタル部門を中心に、作画、美術、特効、制作とアニメの工程における主要なセクションが揃う会社です。
    また、アニメのみならず、ゲームや他メディアのイラスト、CGも制作。
    メディアミックス展開を見据えた総合的なコンテンツプロデュースを行っています。

プログラフィニカ×サンジゲン×ポリゴン・ピクチュアズ アニメエディターズクロストーク

株式会社グラフィニカ ディレクター
堀内隆氏

株式会社ポリゴン・ピクチュアズ 映像エディター
渡邊潤氏

株式会社サンジゲン 編集スタジオエディッツ所属 エディター/ディレクター
廣瀬清志氏

講演内容
  • アニメやCG業界の中で、普段フォーカスされる事が殆ど無い作業、「編集」。しかし映像の軸となる行程の為、プリプロからポスプロまで制作過程で携わる部分はかなりの広範囲に渡り、故に、編集現場で何が出来、何が起きているかを正確にイメージするのは内部の者ですら困難な時代になっていると感じます。
    そこで今回は、アニメ会社に所属するエディターに集まっていただき、いくつかのテーマを基に、各社がイメージする編集の立ち位置や制作ポリシー、作業及び開発環境、音や色への取り組み、ひいてはマネージメント、QuickTime問題等、「画の話」だけに留まらない、編集という視点から見えているアニメの現場の風景と本質と可能性を赤裸々に語っていきます。

プロフィール
  • 堀内隆

    株式会社グラフィニカ ディレクター
    元ゴンゾ、今グラフィニカ。制作、撮影、編集等を経て今に至る。

    主なディレクション作品
    キズナイーバー オープニング 2016年
    劇場版PSYCHO-PASS オープニング映像 2015年
    日本アニメ(ーター)見本市 『ヤマデロイド』2015年
    ぼくは王さま 2013年

    渡邊潤

    株式会社ポリゴン・ピクチュアズ 映像エディター
    2004年ポリゴン・ピクチュアズに入社。エディターとしてデジタルアニメーションの編集を多数手掛ける。

    主な作品
    ストリートファイター4
    山賊の娘ローニャ
    亜人など。

    廣瀬清志

    株式会社サンジゲン 編集スタジオエディッツ所属
    エディター/ディレクター

    主な作品
    エディター
    神撃のバハムート
    ジョジョの奇妙な冒険(TVシリーズ)
    Perfume MV 他
    ディレクション
    そにアニ#04エンディング
    ウルトラスーパーアニメタイム 2ndジングル
    PLAY THE LUPIN THEME FROM LUPIN III '78[2002 version]REMIX

会社概要
  • 株式会社グラフィニカ
    http://www.graphinica.com/

    2009年5月、株式会社ゴンゾのデジタル部門の事業譲受によりCG・VFXスタジオとして事業を開始。
    ゴンゾ時代から高いクリエイティブ力を持つ3DCGチーム及びデジタル撮影チームに、制作・作画・デザイン開発・VFX制作を加え総合プロダクションとしてアニメ・ゲーム・遊技機や実写映画・音楽PVなど多種多様な映像制作に対応できるスタジオとして事業を展開。

  • 株式会社ポリゴン・ピクチュアズ
    http://www.ppi.co.jp/

    1983 年創立。デイタイム・エミー賞、アニー賞受賞など世界的実績を誇る国内最大手のデジタルアニメーションスタジオです。国内外から集結した300 名以上のクリエーターが、長編フルCGテレビシリーズ、映画、ゲーム、展示会、WEB、スマートデバイスなど、様々なメディア向けのコンテンツを制作。自社で企画制作したキャラクター・作品のライセンス事業も拡充しています。

  • 株式会社サンジゲン
    http://www.sanzigen.co.jp

    2006年設立。数々のアニメの3Dパートを担当しつつ、『ブラック★ロックシューター』『009 RE:CYBORG』『蒼き鋼のアルペジオ』などでは、メカ、キャラクター問わずフル3Dでセルシェーディングのアニメを元請けで制作。新しいアニメ映像の開拓とワークフローに精力的に取り組んでいる。

プロコンポジッターが描くエフェクト術

株式会社サンジゲン セクションマネージャー
池田 新助氏
株式会社サンジゲン 創造部 コンポジットチーフ
奥村 大輔氏
株式会社サンジゲン 瓶子 修一氏

講演内容
  • エフェクトはアニメーターのもの。いままでのアニメの常識を超え、セクションのボーダレス化を進めるサンジゲンではコンポジットチームが担うことが増えている。aftereffects、3dsmax、TVpaint,アナログ画材など、様々なアプローチで描かれるエフェクトは、アニメに留まらず映像制作全般で参考になる講座です。

プロフィール
  • 池田 新助(イケダ シンスケ)

    株式会社サンジゲン コンポジット所属
    セクションマネージャー
    OLMを退社後、サンジゲンに入社。
    撮影、撮影副監督、撮影監督を務めています。

    主な作品
    「蒼き鋼のアルペジオ」(TVシリーズ、DC、CZ)副撮影監督
    「新劇場版 頭文字D」(三部作)撮影監督
    「アニメーター見本市 Canage」撮影監督
    「アニメーター見本市 ハンマーヘッド」撮影監督
    「ブブキ・ブランキ」撮影監督 など

    奥村 大輔(オクムラ ダイスケ)

    株式会社サンジゲン 創造部 コンポジットチーフ
    2011年ガイナックス退社後、同年サンジゲンに入社。
    アニメ作品を中心に撮影業務に携わる。

    主な作品
    蒼き鋼のアルペジオ(TVシリーズ、DC、Cadenza)撮影監督
    アニメーター見本市 偶像戦域 撮影監督
    アニメーター見本市 イブセキヨルニ 撮影監督
    戦勇。 撮影監督
    など

会社概要
  • 株式会社サンジゲン
    http://www.sanzigen.co.jp

    2006年設立。数々のアニメの3Dパートを担当しつつ、『ブラック★ロックシューター』『009 RE:CYBORG』『蒼き鋼のアルペジオ』などでは、メカ、キャラクター問わずフル3Dでセルシェーディングのアニメを元請けで制作。新しいアニメ映像の開拓とワークフローに精力的に取り組んでいる。

16:00-16:50

マルチラブライブ!サンシャイン!!CGセミナー!

サブリメイション CGディレクター
黒崎豪氏

サブリメイション 本田崇氏

フリーランス 3Dデザイナー
小林東氏

講演内容
  • ©2016 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!

    TVアニメーション「ラブライブ!サンシャイン!!」のメイキングを元に、ダンスアニメーション、モデルリング、リグ等の説明を行います!聞き逃したら次はない!?

    *撮影、録音、SNS、取材不可となっております。

プロフィール
  • 黒崎豪

    大学在学中に「東のエデン」にCGアニメーターとして参加、卒業後CGアニメータとして数多くの作品に携わる。本作が初CGディレクター。参加作品「ガッチャマンクラウズ」「神撃のバハムート」「ラブライブ!2期」「東のエデン」

    本田崇

    CGプロダクション2社を経て、サブリメイションに入社。 コンポジット、特効およびモデリングなどを主に担当。 参加したアニメ作品については、『ジョジョの奇妙な冒険』3期OP、『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』、『ゴッドイーター』など。 その他に、主にゲーム作品のムービー、遊技機の演出などCG(一部実写)作品に関わりながら現在に至る。

    小林東

    リギングをメインとしたテクニカル系の3Dデザイナー。 ゲーム会社からアニメのCGプロダクション2社を経てフリーランスに。 『009 RE:CYBORG』『映画ドキドキ!プリキュア』『ラブライブ!2期OP』『セーラームーンCrystal』『劇場版ドラゴンボールZ復活のF』等に参加。 現在はサブリメイションに席を置き、『ラブライブ!サンシャイン!!』をメインに活動中。

会社概要
  • 株式会社サブリメイション(Sublimation Inc.)
    http://www.sublimation.co.jp/

    プロダクションI.Gの『攻殻機動隊S.A.C.シリーズ』を手掛けてきたCGスタッフと共に2011年にサブリメイションを設立。
    TVや劇場作品など数多く携わり、高品質のアニメーションを制作できる体制が整っている。

プロMaking of IDOLiSH7 -CGで作るイケメンパラダイス-

有限会社神風動画 代表取締役
水崎淳平氏

講演内容
  • アイドリッシュセブン

    ©アイドリッシュセブン

    女性スタッフを中心に手がけられた最新作『アイドリッシュセブン』における最新キャラクター表現のメイキング、作品へのこだわりや裏話などを大公開!!
    聞き逃したら次はない!?

プロフィール
  • 水崎淳平

    1973年生まれ。
    京都造形芸大を卒業後、DTPやゲーム制作、セルアニメーション業界を経て、メディアの壁を超えた作風を武器に神風動画を設立。
    代表作は”ジョジョの奇妙な冒険”オープニング、EXILE”BOW & ARROWS”MV、安室奈美恵”Dr.”MV、”FREEDOM” オープニング、”ドラゴンクエストIX”オープニング等。 座右の銘は「妥協は死」。

会社概要
  • 有限会社神風動画
    http://www.kamikazedouga.co.jp

    ディレクター集団として印象強い作品を多く生み出し、革新的な映像表現に挑戦し続けるアニメーションスタジオ。
    映像制作のみならず、キャラクーデザインや、メカデザイン、テレビ番組のセットや衣装のデザインなどの、アートディレクションも手掛け、『Amanatsu』、『GASOLINE MASK』等オリジナル作品を積極的に発信していくことにも力を入れている。

プロデジタル作画によるライブドローイング

株式会社グラフィニカ 錦織成氏

株式会社グラフィニカ 能海知佳氏

株式会社グラフィニカ 安藤圭一氏

講演内容
  • 進撃!巨人中学校

    進撃!巨人中学校
    TVアニメーション
    2015年10月より放送開始
    © 中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
    公式Webサイト

    すべての作画工程をデジタル化することに成功したデジタル作画部に所属する第一線のアニメーター達が皆様の見ている前でライブドローイングを行ないます。デジタルではどのようにアニメを描いているのかなど見てみたい方は是非とも会場にお越しください。

プロフィール
  • 錦織成

    グラフィニカ デジタル作画部所属の作画監督。
    2012年に東京工芸大学卒業後、株式会社グラフィニカに入社し、現在に至る。
    【作品歴】
    『あんハピ』(作画監督)
    『食戟のソーマ 弐ノ皿』(作画監督)
    『進撃!巨人中学校』(原画)
    『食戟のソーマ』(原画)
    『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』(原画)など

    能海知佳

    グラフィニカ デジタル作画部所属の作画監督。
    2011年に代々木アニメーション学院卒業後に株式会社サンライズでアニメーターとして活躍後、2014年に株式会社グラフィニカに入社し、現在に至る。
    【作品歴】
    『進撃!巨人中学校』(作画監督)
    『食戟のソーマ』『食戟のソーマ 弐ノ皿』(原画・作画監督)
    『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』(作画監督)など

    安藤圭一

    グラフィニカ デジタル作画部マネージャー。
    有限会社ダンガン・ピクチャーズ、株式会社旭プロダクションで制作進行、制作マネージャーなどの経験をした後、2014年株式会社グラフィニカに入社し、2016年よりマネージャーとして活躍中。

会社概要
  • 株式会社グラフィニカ
    http://www.graphinica.com/

    2009年5月、株式会社ゴンゾのデジタル部門の事業譲受によりCG・VFXスタジオとして事業を開始。
    ゴンゾ時代から高いクリエイティブ力を持つ3DCGチーム及びデジタル撮影チームに、制作・作画・デザイン開発・VFX制作を加え総合プロダクションとしてアニメ・ゲーム・遊技機や実写映画・音楽PVなど多種多様な映像制作に対応できるスタジオとして事業を展開。

17:30-18:20

マルチデジタルワークフローで”進化”するモンストアニメ

ラークスエンタテインメント CGプロデューサー 奈良岡 智哉氏 ゲスト 監督 市川量也氏 CG監督 福島涼太氏 CGモデル監督 鈴木真一氏

講演内容
  • Copyright ©mixi, Inc. All rights reserved.

    大人気SNSゲーム「モンスターストライク」 アツいバトルシステムを擁し、高い更新頻度と美麗なイラストが魅力の原作をアニメ化するにあたり、 最も重要なポイントは、制作のスピード感と複雑なデザインのモンスター達によるバトルシーンを、 どこまで魅力的に表現できるかでした。 1期では作画で表現していたモンスター達を、2期からは3DCGで制作していく中で、 モデリング・カット制作の「モンスト」ならではのこだわりや、エフェクト作成のコツ、 タイトなスケジュールとクオリティを両立するために導入した管理ツール「shotgun」をはじめ、 3DCGとデジタル作画のハイブリッドワークフローによる超速リテイク対応方法など、 デジタルを使うことによってアニメがどのように“進化”していくかを YouTube配信という新たな地平を切り開く「アニメモンスターストライク」制作スタッフにより解説します。

プロフィール
  • 奈良岡 智哉

    株式会社LARX Entertainment CG部部長 CGプロデューサー。
    2001年青森より上京。スタジオ雲雀に入社し3DCG部を設立。
    『らいむいろ戦奇譚』『SIREN』『トロ占い』等多数作品にCGアニメーターとして参加。
    フル3Dセルルックアニメ『星の海のアムリ』CGIディレクターを務めたのち、同社の子会社としてCGプロダクション LARX Entertainmentの設立に携わる。

  • 市川量也

    「アニメモンスターストライク」監督。TVアニメの他、CM、PV、ゲームのアニ メーション監督や演出で活躍。おもな仕事に「ぐでたま」「探偵チームKZ事件 ノート」「星に願いを」など。株式会社ドメリカ代表。

会社概要
  • 株式会社ラークスエンタテインメント
    http://www.larx.co.jp

    アニメーション制作会社「スタジオ雲雀」のCG部としてキャリアを積み、2006年に同社の100%出資によりアニメCGプロダクション「LARX Entertainment」として独立。 作画スタジオのノウハウと3DCGIを融合させた、日本スタイルのCGを武器に数々のメジャータイトルに参加。近年設立した海外支部と共に、3DCGとデジタル作画のCGIアニメスタジオとして成長中。

プロコードギアス 亡国のアキト CGモデリング~CGアニメーションの道筋を辿る

佐藤号宙氏

有限会社オレンジ CGディレクター
佐藤号宙氏

小島可奈氏

有限会社オレンジ CGモデラー
小島可奈氏

坂野友軌氏

有限会社オレンジ CGアニメーター
坂野友軌氏

西村朗氏

有限会社オレンジ CGモデラー
西村朗氏

講演内容
  • コードギアス

    ©SUNRISE/PROJECT G-AKITO
    Character Design ©2006-2011 CLAMP・ST

    今年2月についに最終章の公開を終えた『コードギアス 亡国のアキト』シリーズ。
    迫力の戦闘シーンを表現する為にどのようなモデリングがされていたのか。
    モデリングとアニメーションの連携、それによって実現出来た数々の名シーンを、CGディレクター、CGアニメーター、CGモデラーと共に余すところ無く解説いたします!

プロフィール
  • 佐藤号宙(さとう なおき)

    有限会社オレンジ CGディレクター
    デジタルハリウッド大学を卒業後、有限会社オレンジに入社。『武装神姫』『蒼穿のファフナーEXODUS』他多数の作品に参加。現在放送中の『アクティヴレイド -機動強襲室第八係』2ndシーズンではCGアシスタントディレクターを担当。
    『コードギアス 亡国のアキト 第1章 翼竜は舞い降りた』『第2章 引き裂かれし翼竜』にてCGチーフを担当し、『第3章 輝くもの天より堕つ』『第4章 憎しみの記憶から』『最終章 愛シキモノタチへ』ではCGディレクターを務めている。

    小島可奈(こじま かな)

    有限会社オレンジ CGモデラー
    総合学園ヒューマンアカデミー東京校を卒業後、有限会社オレンジに入社。
    『ウィッチクラフトワークス』『バディ・コンプレックス』『艦隊これくしょん -艦これ-』にてCGモデリングを担当。
    『スターフォックスゼロ ザ・バトルビギンズ』にてCGリードモデラーを担当。
    『コードギアス 亡国のアキト』では『第3章 輝くもの天より堕つ』『第4章 憎しみの記憶から』『最終章 愛シキモノタチへ』にてCGモデラーを務めている。

    坂野友軌(ばんの ゆうき)

    有限会社オレンジ CGアニメーター
    武蔵野美術大学を卒業後、有限会社オレンジに入社。
    『攻殻機動隊 ARISE』『蒼穹のファフナー EXODUS』にてCGアニメーターを担当。
    『コードギアス 亡国のアキト 最終章 愛シキモノタチへ』ではCGリードアニメーターを務めている。

    西村朗(にしむら あきら)

    有限会社オレンジ CGモデラー
    HAL名古屋校CG映像学科を卒業後、有限会社オレンジに入社。
    『六花の勇者』『スターフォックスゼロ ザ・バトルビギンズ』にてCGモデリングを担当。
    『コードギアス 亡国のアキト 最終章 愛シキモノタチへ』ではメカニックモデリングを務めている。

会社概要
  • 有限会社オレンジ
    http://www.orange-cg.com

    2004年設立。
    フリーのアニメーションディレクターとして活躍していた井野元英二が代表を務め、『創星のアクエリオン』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破』『マクロスF』『攻殻機動隊ARISE』『コードギアス亡国のアキト』など数多くの作品に携わってきた。
    作画と3DCGの自然な融合を最も得意とし、両方の長所を持つ"ハイブリッド映像"には長年のノウハウと実績がある。
    2016年9月現在では100人規模のスタジオとして更なる成長を続けている。

プロスタジオカラーの10年とこれからのデジタルワーク
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』~『シン・ゴジラ』を通して

株式会社カラー 監督・CGI監督
鬼塚大輔
株式会社カラー CGI監督
鈴木貴志

講演内容
  • 2016年、創業10周年を迎えた、株式会社カラー。
    これまで制作に関わってきた作品を振り返りながら、スタジオカラーの制作手法について、今後のアニメCGの展望などをお話しします。

     

     

プロフィール
  • 鬼塚大輔

    スタジオカラー デジタル部所属。
    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』『:破』『:Q』 CGI監督
    『超亜空間防壁チーズ・ナポリタン』 監督
    『神速のRouge』 監督

    鈴木貴志

    スタジオカラー デジタル部所属。
    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 CGIラインディレクター
    『HILL CLIMB GIRL』 キャラクターリギング
    『神速のRouge』 副監督
    『カセットガール』CGI監督

会社概要
  • 株式会社カラー
    http://www.khara.co.jp

    スタジオカラーは劇場用アニメーション『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズを主として制作するとともに、WEB配信による短編映像シリーズ『日本アニメ(ーター)見本市』の制作や多くの外部作品にも参加する。
    また、デジタル部は3DCGによるアニメ作品も制作している。

セミナーの内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。