2025年5月に発表された、Adobe Firefly(以下Firefly)にまつわるアップデート情報をまとめました。
単体製品であるFirefly Standard/Proに続いて、20205/6/5(木)にFirefly Premiumの販売が開始されます。
基本機能はFirefly Standard/Proと同様ですが、よりクレジット数が多くなっているプランです。違いに関しては以下表をご確認ください。
Firefly Standard/Proについての詳細はこちら
Firefly Standard/Pro/Premiumについての詳細は以下動画をご覧ください。
新モデルが投入され、画像生成の新モデルである「Firefly Image Model 4」「Firefly Image Model 4 Ultra」と、動画生成の「Firefly Video Model」が提供開始となりました。
Firefly Image4 UltraはProエディション(コンプリートプランのみ)、エディション4(コンプリートプラン・単体プラン)、Firefly単体製品のどれかをお持ちであればご利用可能です。1回の生成ごとに20生成クレジットが消費され、1素材が生成されます。
また、自社モデルに加えて、外部モデルの画像生成AIであるChatGPT・Imagen3や動画生成Veo 2などのAIモデルを切り替えて利用できるようになりました。生成した画像にはContent credentialsが埋め込まれており、自社/他社モデル問わずどのモデルで生成されたかが分かるようになっています。
今までFirefly Standard/Proはグループ版でのみの販売でしたが、エンタープライズ版での提供も開始されました。機能としてはグループ版と変わりませんが、Enterprise IDやFederated IDをご利用の企業様でもお使いいただけるようになります。グループ版とエンタープライズ版で価格は変わりません。価格は「1. Firefly Premium新登場」で載せた表をご確認ください。
2025/6/17(火)に、Creative Cloudコンプリートプランや単体プランに付属しているクレジット数が変更されます。グループ版単体のクレジット数が500から25に減数され、Creative Cloud Proエディションおよびエディション4のクレジット数が3,000から4,000に増加します。
※Proエディションおよびエディション4のクレジット数は2025年5月23日に変更済みです
詳細は以下表をご確認ください。
2025/6/17(火)より、Fireflyでの1生成当たり1クレジットのカウントが開始されます。以前の仕様だと、速度制限がかかるのみでした。6/17以降は、使い切ってしまった場合、翌月のリセット日までFireflyをご利用いただくことはできなくなります。
この場合、
・新たにFirefly単体を追加いただく
・Firefly利用が多いことがわかっている場合は、事前にProエディションもしくはエディション4にアップグレードしていただく
上記方法を取っていただくことをおすすめします。
Adobe Fireflyのアップデート情報についてご紹介しました。いかがだったでしょうか?
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ありがとうございました。
今後も最新情報やTIPSなど配信していきますので、ぜひご覧ください!
記事は2025年5月30日現在の内容です。