IoTとは?

IoT(Internet of Things)とは、様々なモノがインターネットに繋がって新しい価値を生み出すことを意味しています。例えば、エアコンがインターネットと繋がったことで、「そろそろ家に着くから、エアコンをつけておいて」という指示をスマートフォンから送ることが可能になりました。また、ペットの首輪にセンサーを搭載し、迷子になっても居場所がわかる他、ペットの体調をスマートフォンで確認できるサービスも登場しています。
モノがインターネットに接続されることで、リモート操作ができるようになったり、モノが情報を発信することができるようになりました。また、モノが常に情報を発信し続けるということもポイントです。人がわざわざ稼働を確認しなくても、発信する情報に異常がなければ安全に動いているということを確認できます。

モノからコトへのビジネスモデル変革でIoTが注目される

タイヤメーカーのIoT活用事例

IoTによってビジネスモデルも変化しつつあります。
例えば、あるタイヤメーカーでは、タイヤや車のエンジンにセンサーを搭載して、空気圧や燃費消費量などのデータをリアルタイムに確認できるようにしました。走行距離に応じたタイヤのリース料の請求や、適切な買い替え時期の提案、メンテナンスなどのサポートなど、タイヤ周りのサービスを一括で引き受けられるようになるのです。この結果、タイヤの製造だけではなく、運送業へのサービス展開も可能になりました。また、現在では送られてきたデータをスマートフォンで確認でき、データの中から異常を発見すると、自動でサポートセンターにアラートが届く仕組みが実現されています。このおかげで、より迅速なサポート体制が組めるのです。
タイヤを売って終わりではなく、ずっと売り続けるサービスを作り上げることができました。タイヤ以外にも、洗濯機にセンサーを取り付けて洗剤などの消耗品メーカーと連携を図る企業などがあり、IoTによって「モノ売りからコト売り」へのビジネスモデル変革がなされています。

AIと連携し、新しい価値を生み出す

まずはIoTでデータを収集し現状を把握

IoTによって世の中には大量のデータが溢れるようになりました。ポイントは、そうしたデータをどのように活用していくかということです。AIを使えば大量のデータを分析、分類させたり、データから未来を予測させることができます。
前述のタイヤメーカーでは、まずIoTを活用してタイヤの現状を把握し、次にそのデータを機械学習・ディープラーニングなどのAI技術を使って分析して「顧客に最適なタイヤ交換の時期を提案」という未来予測をしています。タイヤやエンジンが壊れる前に買い替え時期がわかることは、消費者にとっても嬉しいことです。これはまさに、IoTとAIを連携させて、新しい価値を生み出している事例です。
この先、どれだけデータを持っているかが勝負と言われています。AIも身近になってきた今だからこそ、まずはIoTで「AI活用のデータの準備」をしてみてはいかがでしょうか?