ビジネスにおいて「チームマネジメント」という言葉がよく使われますが、その意味をよく知らない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、そもそもチームマネジメントとは何かということから、チームマネジメントに求められる能力、チームマネジメントを成功させるためのポイントまで解説します。

そもそもチームマネジメントとは?

「現代ビジネスにおいてはチームマネジメントが大切」といわれますが、そもそもチームマネジメントとは何を指すのでしょうか。まずはチームマネジメントの定義やその重要性をみていきましょう。

チームマネジメントとは

どのような目標を掲げるにしても、チームがまとまっておらず生産性が低い状態では目標達成が難しくなります。チームマネジメントとは、チームメンバーを適切にマネジメントし、個々のメンバーの、そして、チーム全体の生産性を上げるマネジメント手法を指します。

チームマネジメントが重要な理由

社員それぞれが存分に能力を発揮できる

さまざまなことが日々移り変わっている現代、ビジネスにもスピード感と効率化がこれまでにも増して求められています。しかし、職場全体に活気がない状態では、仕事を効率的にこなすことができません。上長がワンマン体質だったり、一部の社員が幅を利かせていたりする職場や、 、協調性に欠け自由な情報交換ができないチームでは、士気がさがり、社員それぞれが持っている本来の力を充分に発揮することは難しくなるでしょう。
業務を効率化し、チームの結束力・モチベーションをあげ、最高のパフォーマンスで業務を遂行するためには、チームメンバーを育成・マネジメントすることが求められます。

チームワークの向上により良いアイデアが生まれる

「モノを作れば売れる」時代は終わり、今、消費者ニーズは付加価値にあります。企業には優れた提案・企画を打ち出すことが求められますが、個人のアイデア・着想では限界があるでしょう。消費者ニーズを満たす付加価値の創造には、メンバーが互いに協力し、知恵を出しあうことが必要不可欠で、より斬新なアイデアを生み出すためにもチームマネジメントが重要なのです。

少ない人材でも生産性を保てる

人材不足がますます進むと考えられている現在、少ない人材で効率よく生産性を維持、向上していくためには、チーム力がカギです。チームマネジメントの良し悪しが問われるといえるでしょう。

チームマネジメントをするために必要な4つの能力とは?

スキルや考え方、性格などあらゆる点において異なるメンバーの管理と育成はたやすいことではありません。チームマネジメントにはどのような能力が求められるのでしょうか。

コミュニケーション力

ビジネスで成功するにはゴールの設定が不可欠です。設定した目標はチームメンバー全員が共有する必要があり、説明にあたっては「いつまでに、何のために、どのような方法で、何をするのか」ということをメンバー全員が納得できるよう伝えなければなりません。 また、良い仕事をするためには「緊張」と「弛緩」の両方が必要です。業務に真剣に取り組むことは大切ですが、過度に空気が張りつめた職場では名案は生まれません。時には場を和ますコミュニケーション力も重要です。
上意下達のトップダウンのみでは、やがてメンバー内に不満が生じるでしょう。メンバーの考えを引き出し、それぞれの特性を実務にうまく活かすために必要なのも、やはり対話能力、コミュニケーション力です。

スケジュール管理力

ビジネスでは一時だけうまくいくことで乗り切っていくわけにはいかず、継続性・計画性が重要です。また、中長期的な視点で持続可能性のある計画を立てるだけではなく、計画に沿って遂行しなければなりません。計画の遂行にはスケジュールを綿密にたて、チーム全員が予定のフローを把握し、スケジュールと進捗状況を照らしあわせながら業務をおこなうことが重要です。

コーチング力

仕事にミスはつきものです。また、チームで業務を進めていく際に、チームメンバーの欠点があらわになることもあるでしょう。ミスや欠点などの指摘ももちろん大切ですが、そればかりではチームメンバーがやる気を落としてしまいます。ネガティブな部分ばかりに焦点を合わせて一方的な指導をするのではなく、メンバーの長所やスキルなどポジティブな部分を見つけ、積極的に伸ばしていくことも必要です。
チーム全体のモチベーションを維持、向上させるように、メンバーそれぞれを適切に導く力も、チームマネジメント能力の一つとして欠かせません。

タスク管理力

目標達成には日々の業務(タスク)が効率的におこなわれることが重要です。効率的に業務を進めるためには優先順位の指定、業務フロー・業務環境の改善などが必要です。いくら全体のスケジュールを綿密に立てることができても、個々のタスクがこなせないと意味がありません。
ビジネスの成功には、中長期スパンで持続可能性のある業務計画を立てる「マクロ」のスケジュール管理力に加えて、短期スパンで個々の業務効率化を図る「ミクロ」のタスク管理力も必要なのです。

チームマネジメントを成功させるポイント

チームマネジメントが成功すれば、社内業務は活性化し、企業への大きな貢献が可能となるでしょう。以下に、チームマネジメントを成功させるためのポイントをご紹介します。

目標を明確化する

チームマネジメントの成功には、目標の明確化は必須です。目標を明確に設定することで各々が「この業務は何のためにおこなっていて、どこへ向かっているのか」を意識しながら業務に従事することが可能になります。必要な業務、不要な業務も明確になり、無駄を省けるので効率よく目標達成できます。

コミュニケーションを深める

チームマネジメントを成功させる上でカギとなるのはチーム内での意思の疎通です。仕事上の事柄については「ツーカー」の状態にあることが望ましいでしょう。普段からコミュニケーションを図り、メンバーの悩みや考えを引き出し、ともに考えることが重要です。
コミュニケーションを深めるためには、定期的なミーティングに加え、飲み会を開くのもよいでしょう。メンバーの特徴や性格、目的などによっては個々に面談するのも有効です。チーム内でのコミュニケーションを活性化させることは、メンバーのモチベーションアップにもつながります。

信頼関係を構築する

チームマネジメントを成功させるためにはメンバーそれぞれが各々の役割を果たし、かつチーム一丸となって取り組める職場づくりが大切です。
例えば、ひとりのメンバーが提案した案をブラッシュアップし、より良いものにしていくためには、それぞれのメンバーが批判を恐れず意見を交換しあえる雰囲気が必要です。そのためにはメンバー間の信頼関係の構築が欠かせません。

情報を共有する

ビジネスにおいては「いつまでに、誰が、何のために、何をする」など期日や目標、目的を細かく設定することが重要です。そのうえで「誰がどの業務に関わっているのか、問題点はどこにあるか」など進捗状況や課題をメンバー全員が把握することが必要になります。したがって、情報共有手段も成功のポイントとなります。
情報共有手段はいろいろありますが、なかでもビジネスチャットツールやファイル共有サービスなどを活用すると、手間をかけずに効率よく情報共有できるでしょう。

チームマネジメント力アップには研修を利用するのも手

近年、チームマネジメントの重要性が高まってきており、現在ではチームマネジメントの研修もあります。チームマネジメントをよりよくするためには、研修に参加するなどしてマネジメント能力のスキルアップをはかるのもよいでしょう。


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