2021年12月13日、アドビはAdobe Spark/Premiere RushのリブランドとしてAdobe Creative Cloud Express（以下CCX）という新しいセットプランを発売開始しました。個人版のみの提供となりますが、Adobe Creative Cloudを使っている場合どうなるのか？CCXとはどんなもので何ができるのか？を説明していきます。
CCXは、動画編集や画像編集が可能なアプリセットと、フォトストック、フォントなどのコンテンツが利用できるパッケージで、どんな方でも簡単にデザインができる環境を提供する新しいツールセットです。
SNS用に最適化されたテンプレートも豊富に用意されていて、CCXで作成後すぐにアップロードできます。難しい操作なく簡単に作れるのが特徴で、テンプレートを使ってテキストを挿入したり、文字デザインを変えたりすることができます。もちろんテンプレートを使わずに作成することも可能です。
自分で撮った画像やAdobe Stockの画像をアップロードして編集したり、画像の背景を透明にして別の背景を組み合わせたりすることもできます。また、Spark VideoやPremiere Rushを使って動画編集をすることもできます。
CCXは、iPhone・iPad・Androidで使う場合はアプリで、PC上ではブラウザで使います。
▼CCX テンプレートの一部（CCX 作成ページより） https://www.adobe.com/jp/express/create
CCXには無料プランとプレミアムプランがあり、それぞれ以下の表のアプリやサービスが含まれています。CCXの契約は個人版のみの提供になります。Adobe Creative Cloud法人版（グループ版）をお使いの方は追加購入なしで以下のすべてのアプリをお使いいただくことができます。
コンプリートプランでも単体プランでもAdobe Crelative Cloudの法人版をお使いの方は、追加購入なしでCCXを使うことができます。更新の際に自動的にCCXの全機能を使うことができるようになります。
PhotoshopやIllustratorを使う前の簡単なラフやイメージ起こしなどに気軽に使えるCreative Cloud Express（CCX）。簡単で動作の軽いCCXと綿密な作業のできるCreative Cloudを組み合わせていくなど、仕事の進め方にも変化が期待できそうです。
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法人版限定のディスカウントもあります。
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記事は2022年2月 2日現在の内容です。
