Adobe Firefly 法人版と個人版の違い【商用利用・安全性・プランで比較】

Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)はアドビの画像生成系AIですが、ウェブ上だけでなく各アプリケーション上でも使えることから試している方も多いかと思います。Fireflyにもアプリケーションと同じく法人版と個人版があるため、
・法人版と個人版で何がどう違うのか
・クレジット数や機能の差はあるか
・業務で使って本当に問題ないのか
といった点が気になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事ではAdobe Fireflyの個人版と法人版の違いを、商用利用や安全性、プランなどの観点から整理します。

※この記事は2026年1月15日現在の内容です。

目次

  1. Adobe Fireflyとは?
  2. 法人版と個人版について
  3. 商用利用/安全性の違い
  4. プラン比較(クレジット数・金額・機能)
  5. まとめ:どちらを選ぶべきか?

1. Adobe Fireflyとは?

Adobe Firefly(以下Firefly)は、Adobeが提供する生成AI機能群の総称です。
・テキストから画像生成
・生成塗りつぶし
・テキスト効果
・動画生成
といった機能のほかにも、数多くの機能があります。
Fireflyの最新機能については以下の記事をご覧ください。

Fireflyにおいて特に重要な点が、以下のように著作権の問題をクリアした画像のみを学習元としている点です。
・Adobe Stock画像
 アドビがライセンス取得した画像(エディトリアルは除く)
・パブリックドメインの作品
 著作者の没後70年が経過した著作物(日本の場合)
・オープンライセンスされた作品
 著作者の定める制約に従って自由に利用できる作品(クリエイティブ・コモンズ・ライセンスなどを利用)
また、アドビ製品を利用しているお客様のコンテンツがトレーニングに使用されないことも明言しています。
(上記、Adobe Firefly よくある質問https://www.adobe.com/jp/products/firefly.html参照)

2. 法人版と個人版について

アドビ製品の法人版・個人版の違いについて、簡単に言うと
法人版:企業でアドビ製品をご利用いただく方向けの製品
個人版:個人事業主やフリーランス、一般の方向けの製品
という違いがあります。
両者の違いについては以下の記事でも詳しくご説明しているので、合わせてご覧ください。

3. 商用利用/安全性の違い

個人版の商用利用は可能?

まず法人版個人版どちらのFireflyを使っても商用利用ができるのか、という点に関しては、アドビは特にどちらとは指定していませんが「商用利用可能」と記載しています。
(アドビ公式 FAQ ページ https://helpx.adobe.com/jp/firefly/web/get-started/learn-the-basics/adobe-firefly-faq.html参照)

Tooがアドビに独自に確認したところ、「法人版でも個人版でも商用利用OK」との返答もいただいています。
ただし商用利用に関して、パートナーモデル※を使用した場合は、各パートナーモデルの規約に寄ることになり、最終的に成果物をどう扱うかはお客様の判断によりますのでご注意ください。
※パートナーモデル:Adobe Firefly上で使えるGoogleやOpenAIといった外部の生成AIモデル
詳細:https://helpx.adobe.com/jp/firefly/web/get-started/learn-the-basics/non-adobe-models-in-adobe-products.html

商用利用が可能とはいえ、個人版Firelyで生成した素材を企業で利用する場合には気になるポイントがいくつかあります。
・「契約主体」が個人である点
・個人版には法的補償(IP補償)がない
・管理・統制ができず、社内ルールに乗せにくい
順番に解説していきます。

●「契約主体」が個人である点

個人版では基本的に個人での契約のため、万が一トラブルが起きた場合、責任は個人に寄ってしまいます。そうなるとクライアントや法務に説明しづらい状況が発生します。

●個人版には法的補償(IP補償)がない

アドビでいうIP(知的財産)補償とは、Adobe Stockで提供している素材もしくはAdobe Fireflyで生成した素材に対して、その素材が第三者の知的財産権(著作権、商標権など)を侵害した場合に特定の金額を提供する制度のことです。
Fireflyに関しては、どの機能で生成した素材が対象となるかについて記載があります。
Adobe FireflyのIP補償の対象一覧
https://helpx.adobe.com/jp/legal/product-descriptions/adobe-firefly.html
法人版では、特定のプランにIP補償が付いています。対して、個人版にはIP補償つきのプランはありません。IP補償つきのプランについてはプラン比較(クレジット数・金額・機能)にて後述します。

●管理・統制ができず、社内ルールに乗せにくい

個人版では、アカウントの一括管理機能がないため、「誰がどう使っているか」が不透明です。
法人版では、Fireflyを誰に割り当てるかであるとか、前述したパートナーモデルの使用を許可するかなどの設定が可能なため、管理者の元でしっかりと運用を考えた上での利用が可能です。

4. プラン比較(クレジット数・金額・機能)

各プランをまとめた表が以下です。

法人版でも個人版でもFirfely上で使える機能に大きな差はなく、価格面や補償、管理面の部分で違いがあります。
※個人版Firefly standard/Pro/Premiumと個人版単品との違い:ProとPremiumにはAdobe ExpressとPhotoshop Webが付帯します
特に法人版では、グループ版CC Pro Plus/エンタープライズ版エディション4がIP補償つきのプランとなっており、このプランをご契約のお客様は、追加の単品クレジットを購入して生成した素材に関しても補償対象となります。
ただし、Creative Cloud Proもしくは単品の購入では補償はつかないのでご注意ください。

5. まとめ:どちらを選ぶべきか?

以下に、それぞれのプランのおすすめなタイプをまとめました。

個人版がおすすめな人


・個人・副業目的
・フリーランスで自己責任で完結できる
・ひとまずどんなことができるか試したい(0円のフリープランあり)

法人版がおすすめな人


・企業内デザイナー
・クライアントワークが中心
・商用・著作権・安全性を重視
・業務フローに本格導入したい



Adobe Fireflyは非常に優れた生成AIですが、「何を作るか」より「どう使うか」で選ぶべきプランが変わります。企業利用で本格運用したいとご検討の皆様は、ぜひ一度Tooまでご相談ください。
Fireflyをはじめとした各種アドビ製品をご検討の際には、アドビ製品取り扱い30年以上・経験豊富なスタッフの多いTooにご相談ください。

Tooはアドビ正規販売代理店プラチナリセラーです

法人版限定のディスカウントもあります。

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ありがとうございました。

今後も最新情報やTIPSなど配信していきますので、ぜひご覧ください!

記事は2026年1月15日現在の内容です。

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