【レポート】担当講師に聞いてみた!アドビ最新機能ウェビナーの裏話!後編

皆さんこんにちは!
株式会社Tooのアドビスクール「Desi(デジ)」講師です。

昨今、アドビ製品のアップデート頻繁が高くなり今まで以上に最新情報が追いかけにくくなっています。そのような状況を踏まえ、株式会社Tooでは2025年2月から3ヶ月に1度のペースで「アドビ製品の最新情報をまとめたウェビナー」を開催してきました。
本記事は、全4回のウェビナーに登壇した「Desi講師 前田」との対談記事の後編です。 今回は、お客様から聞かれることも多いFireflyについて掘り下げていくほか、ウェビナーの裏話についても弊社スタッフが深掘りしました。

▶︎前編はこちら

※この記事は2025年12月26日現在の内容です。

目次

  1. ウェビナー講師のご紹介
  2. ウェビナー概要
  3. 共通して追加された新機能について
  4. ウェビナーの裏話
  5. 生成AIの使用にあたって
  6. まとめ

ウェビナー講師のご紹介

前田 勝規
株式会社Too ソリューションサービス部 Too Training Center Desi(デジ)講師

前職の印刷会社での現場経験、Tooでの多数のDTPシステム構築などサポート実績を元に、セミナーを聞いたお客様がすぐに自分の環境で試してみたくなるような内容をお届けできるように日々研鑽中。声の大きさには自信あり。

ウェビナー概要

Adobe Fireflyの現在と未来 -日常の作業に組み込むコツと最新情報-(2/27)

「そもそもFireflyとは何か?」「基本的な使い方」「商用利用と著作権」という基礎的な部分から、最近追加やアップデートされた機能、実装が予定されていた機能までご紹介しました。(アーカイブはこちら

Adobe Creative Cloud 仕事で使える新機能を深掘り!(5/9)

IllustratorやPhotoshopの最新機能だけではなく、前から搭載されていて案外見落とされている、でも仕事で使える機能もご紹介。Illustratorのテキスト互換性についてもあらためて振り返りました。(アーカイブはこちら

アドビ最新生成AI機能まるわかりセミナー(8/7)

「Firefly」に関する情報が凝縮されたセミナー。最新情報から著作権や補償について、動画生成AIや生成AI機能でパワーアップしたIllustratorやPhotoshopの従来機能についてもご紹介。契約ごとに使える機能の違いもご紹介しました。(アーカイブはこちら

Adobe Creative Cloud 2026 最新機能を深掘り!(11/13)

最新Ver.2026の機能について深掘りしたセミナー。発展がめざましいAdobe Firefly(生成AI)のご紹介から、PhotoshopやIllustratorの見逃せない新機能、さらにAdobe Fireflyと密接に連携するAdobe Expressの最新情報をご紹介しました。(アーカイブはこちら

共通して追加された新機能について

スタッフ:IllustratorやPhotoshop、InDesignといった各製品のホーム画面に「テンプレート」のメニューが追加されましたね。ここからAdobe Expressのテンプレートにアクセスできるとのことでしたが、どのような活用方法がありますか?

前田:私個人の考えとしては、PhotoshopやIllustratorで作業に入る前にAdobe Expressでアイデアを出したり考えをまとめるのに使えると思っています。Adobe Expressは豊富なテンプレートがありますし、新規ドキュメントのサイズも色々選べますから、そこである程度考えをまとめてからPhotoshopやIllustratorの作業に入るのはいかがでしょうか?もちろんAdobe Expressで作ったデータが他のアプリで開けたらさらに生産性が向上するかもしれませんが(笑)それは今後に期待ですかね...

ウェビナーの裏話

スタッフ:説明に使用していたデモデータの準備や、内容をわかりやすく見せるために工夫した点・苦労した点があれば教えてください。

前田:Photoshopでは「オブジェクト選択ツール」の「人物を選択」を紹介しました。この機能は、画像内の人物をパーツ単位で認識してくれるのですが、やはりAIにも限界はあるようで、人物同士が重なり合っていたり死角が多かったりすると同一人物として認識してくれないこともある様です。そのためでもサンプルの画像を探すのにちょっと時間がかかりました。もちろんそんな場合は手作業で選択範囲を追加すればいいだけなんですが。

前田:Illustratorでは「生成拡張」を利用した「断ち落としを印刷」という機能をご紹介しました。ただしこの機能はあくまでも背景がパスで作られていた場合なら問題ないのですが、画像だった場合は、従来からある「画像トレース」という機能で画像をパス化したものを延長しますので本来の写真に比べるとクオリティが下がってしまいます。やはり画像を生成拡張するならPhotoshopということでしょうね。

前田:Fireflyについては今回のアップデートでパートナーモデルが使える様になりましたが、そのサービスや会社によって使用規約が違うので確認が必要ですし、生成クレジットの消費量も全く違います。今回のセミナーにあたり、静止画だけではなく、動画もいろいろ試したのですが、かなり早い速度で消費が進んでしまいドキドキしました。生成クレジットの残量をたまに確認しつつ計画的にお使いいただくことをお勧めします。

スタッフ:パートナーモデルの搭載は話題になりましたね。実際にどのようなことができるのでしょうか?

前田:Fireflyでパートナーモデルが使えるようになったのは本当に大きいと思います。特にGoogleのGeminiは最初に使えるようになった2.5もすごいですが3はさらに進化しています。
パートナーモデルはGeminiだけではなく、先ほどお話しした「生成アップスケール」の「Topaz」、「画像を生成」や「ベクターを生成」の「GPT Image」などさまざまな用途でさまざまなモデルが使えるようになっていますので、試せる環境の方はぜひお試しください。

生成AIの使用にあたって

スタッフ:Fireflyをはじめとする生成AIのデモや検証をおこなってきた中で、業務で使う上での向き合い方や注意点があれば教えてください。

前田:やはり既存の制作物についての著作権などはしっかり考えていただく必要があると思います。
生成AIとは膨大な学習をすることで文章や画像の生成をしているのですが、処理に使った自分の画像まで学習に使われてしまうのはあってはいけないことです。また生成結果についても、既存のキャラクターの名前を入れたらそのまま生成されてしまったり、生成結果の一部に他社の著作物が使われていたり...ということも必ずチェックしなければいけません。
Fireflyは学習元をAdobe Stockというアドビのフォトストックサービスの中でも学習許可をもらっている画像と、もうすでに著作権が切れた画像を学習対象としています。またFireflyを経由してパートナーモデルを使用した場合はユーザーの画像は学習しない旨もホームページに記載されています。(詳細は弊社のブログに記載しています)

スタッフ:前田さん、ありがとうございました!

  • アドビ製品におけるパートナーモデルについてはAdobe公式ヘルプもご参照ください。

まとめ

今回は、「Desi講師兼ウェビナー講師 前田」にウェビナーで紹介があった機能の深掘りや裏話を伺ってきました。各ウェビナーにご興味がある方はアーカイブ動画をご覧ください。
株式会社Tooでは、アドビ製品に関するオンラインセミナーをはじめ「design surf seminar」のようなリアルイベントも多数開催しています。
なお、前田も担当している「Desi」という弊社サービスでは、アドビ製品のカスタム講習を提供しています。「新機能に絞って講習をしてほしい」「新入社員向けにこの製品の基本操作を教えてほしい」など、ご要望に合わせて講習内容をカスタマイズすることが可能です。
ご興味のある方は、ぜひお気軽に株式会社Tooまでお問い合わせください。

▶︎前編はこちら


【Tooはアドビ正規販売代理店プラチナリセラーです】

アドビアプリの対面講習・オンデマンド講座も実施しています。
▶︎アドビアプリのデザインスクール「Desi」

法人版限定のディスカウントもあります。
▶︎ボリュームディスカウントについて

ありがとうございました。
今後も最新情報やTIPSなど配信していきますので、ぜひご覧ください!

記事は2025年12月26日現在の内容です。

page top