Collate Pro導入事例 メディケア生命保険株式会社 様
メディケア生命保険株式会社様は、住友生命保険相互会社様の100%子会社として、住友生命の経験とノウハウを活かした商品とサービスの提供で、お客さまに信頼・安心される会社を目指しています。今回、お客さま向け資料の改定業務における校正負荷の軽減のため、異なるファイル形式の文書同士を高精度に比較できる文書比較ツール「Collate Pro」をご導入されました。複数部署への導入プロジェクトを進められた小倉沙織様と、実際にCollate Proを利用し校正業務をされている吉田翔美様にお話を伺いました。
商品改定時の校正業務が大きな負担になっていた
小倉様(以下、敬称略):
当社は、時代の変化や人々の多様なニーズにフィットする、シンプルで分かりやすい商品開発と手厚いサポートを提供する保険会社です。保有契約件数は250万件にのぼります。
当社では半年に1度、新商品のリリースや特約の追加、保険料や適用範囲の変更などをしています。その際、契約概要や商品説明パンフレット、保険料表など、1つの商品でも複数の募集資料(お客さま向け説明資料)を修正する必要があります。繁忙期には約3ヵ月の間に600以上の資料を修正・校正しなければなりません。
校正対象となる募集資料の一部
吉田様(以下、敬称略):
募集資料の制作は外部の制作会社に依頼しており、修正データを受領後、修正内容が正しく反映されているか、意図しない変更が発生していないかを確認しています。
当社では以前から、TooのProof Checker PROを主要な校正ツールとして使用しています。特に、パンフレットの改定時に現行版と修正後初版のデザインデータを比較し、意図しない変更がないかを確認する際に活用しています。レイアウト崩れや画像・イラストの移動を高精度で検出できるため、現在も欠かせないツールです。
一方で、校正業務ではデザインデータ同士の比較だけでなく、修正箇所が正しく修正されているか、Excelで作成した修正指示原稿とPDFパンフレットを照合するなど、異なる形式のデータを確認する業務も発生します。そのため、Proof Checker PROによる検版に加え、目視や読み合わせによる確認も必要でした。
また、当社ではProof Checker PROを2台のPCのみに導入していたため、出社しなければ利用できず、繁忙期には順番待ちが発生することもありました。短期間で大量の資料を校正しなければならない中、確認時間の確保や読み合わせ相手の調整も難しく、担当者の負担は大きなものになっていました。
部門横断での校正業務効率化に向けて、Collate Proの導入を検討
小倉:
募集資料は複数部署で作成しています。商品数や販売経路が増える中、募集資料も増加し、各部署から校正負荷に関する声が多く上がっていました。そこで、部門横断で共通課題を解決するプロジェクトとして、Collate Proの導入を進めました。
Collate Proは親会社ですでに導入されており、出向社員から高い評価を聞いていました。特に、PDFだけでなくExcelやWordなど異なる形式のデータ同士でも比較できる点や、検知精度の高さが評判でした。
しかし、校正業務の効率化や見落とし防止の効果は数値化しづらく、価値を全社的に理解してもらうことに苦労しました。経営層にも理解いただくべく利用者の声や活用事例をもとに導入効果を説明し、複数部門でのトライアル実施につなげました。
利用者の不安を解消しながら、全社展開を推進。Tooとベンダーのサポートが全社展開の後押しとなった
小倉:
多くの人に活用してもらうため、トライアル時から利用者が安心して使い始められる環境づくりを重視しました。
まず、ユーザーへの説明会や相談会を複数回実施しました。また、保険料表など担当者によって確認方法が異なる資料は、差分の表示方法や検出設定を調整してもらい、現場の運用に合わせました。Tooとベンダーには導入前後で、現場に寄り添いながら伴走してもらい、全社展開を進めるうえで大きな後押しになったと感じています。
さらに、トライアル時からリモートワーク環境で利用できた点も、社員の利活用が進んだ大きなポイントでした。Collate Proは Webブラウザ上で利用できるため、インターネット環境があれば場所を問わずアクセスできます。さらにネットワーク版を導入したことで、複数の担当者が同時に利用できるようになりました。業務の柔軟性が向上し、多くの人に活用してもらうことができました。
実際に、トライアル期間中に保険料の誤表記をデザインカンプの段階で発見できたケースもあり、多くの社員から高い評価をもらいました。現場から感謝の声も大きく、製品導入へとつながりました。
10部署へ導入し、校正業務を10ヵ月で約5,010時間削減。見落としの防止や校正品質の向上を実現
小倉:
現在は10部署で約70名が利用しており、月間約300回、Collate Proを活用しています。理論値ではありますが、導入10ヵ月で約5,010時間の校正時間を削減できています。
吉田:
現在の校正業務ではCollate Proを主軸としながら、Proof Checker PROと用途に応じて使い分けています。パンフレットの初稿確認ではProof Checker PROを利用し、制作工程が進んだ後の原稿との照合による文章確認はCollate Proを活用しています。特に、今まで目視で確認していた異なる形式のデータを効率的に照合できるようになり、見落としの防止や校正品質の向上につながっています。
また、検知箇所はコメントとして一覧化され、差分のないページも一目で確認できるため、確認漏れのリスクを低減できました。比較結果も保存でき、証跡管理に役立っています。
さらに、これまでデジタル校正が難しかった半角・全角の使い分け、文字サイズなども、マーキング機能によって確認できるようになったことで、商品名の表記ルールなどに則った資材作成が容易になりました。目視確認だけでは見落としやすい項目も、より正確にチェックできるようになったと感じています。
今後はWebコンテンツの比較にも期待
小倉:
トライアル時からユーザーから要望が出ていたのが、Webコンテンツへの活用です。
Webコンテンツは表示環境によって見え方やレイアウトが変わるため、現在も目視確認に頼る部分があります。今後はWebコンテンツの比較や校正にも対応することで、さらに活用の幅が広がることを期待しています。
メディケア生命保険株式会社様では、Proof Checker PROもご導入いただいています。
メディケア生命保険株式会社 様:Proof Checker PRO導入事例


※記載の内容は2026年8月現在のものです。内容は予告無く変更になる場合がございます。