
こんにちは!株式会社Tooのアドビスクール「Desi」の講師です。
2025年も、クリエイターにとって大きな変化の年となりました。
2025年10月に開催される「Adobe MAX」に関連し、いよいよ2026へのバージョンアップが目前に迫っています。
皆さん、2025のバージョンではどんな機能が追加されたかご存知でしょうか?
今回は、Illustrator、Photoshop、InDesignそれぞれに追加された注目の新機能を整理しながら、
今年の動きを振り返りましょう!
テキストエンジンの刷新(重要)
フォント処理の仕組みが新しくなり、より正確で美しい文字組みが可能になりました。
ただし、過去データを開く際は文字ズレに注意が必要です。
詳しくはこちら(アドビ公式ブログに飛びます)もご覧ください。
パス上オブジェクト
パス上に複数のオブジェクトを配置し、間隔や回転、並び順を自由に調整できます。
モックアップ機能(正式版)
配置した画像内容に合わせてパスオブジェクトを自動変形。
製品イメージや立体表現が短時間で作成できます。
スウォッチ情報のオブジェクト化
選択したカラーをオブジェクト化し、色情報を視覚的に管理・共有できるようになりました。
日本語バリアブルフォント「百千鳥」
日本語対応のバリアブルフォントが登場。
ウェイトや字幅を自由に調整でき、表現の幅が広がります。
Firefly機能の拡張
生成ベクター、生成塗りつぶし、生成パターンなどが追加され、AIによる自動生成がより柔軟になりました。
不要物の自動検出と削除
削除ツールで「電線」や「人物」などをAIが自動検出し、ワンクリックで削除できるようになりました。
人物認識とパーツ選択の向上
人物や服などを構成パーツ単位で自動認識し、正確な選択範囲を簡単に作成できます。
モックアップ機能(正式版)
配置した画像内容に合わせてパスオブジェクトを自動変形。
製品イメージや立体表現が短時間で作成できます。
Fireflyの生成拡張
背景生成やバリエーション作成がさらに自然に。
処理モデル「Image 3」でより高精度な結果が得られます。
コンテキストタスクバー
IllustratorやPhotoshopと同じ操作感でツールを扱えるようになり、作業効率が向上しました。
スプレッドを隠す機能
ページを削除せずに「隠す」ことができ、レイアウト比較や修正が柔軟になりました。
ヒストリーパネル
過去の作業履歴を一覧表示し、特定の状態まで簡単に戻ることができます。
MathML対応
数式表記を扱うMathMLに対応し、教育・研究系ドキュメントの制作が容易になりました。
クラウドドキュメント対応
クラウド上のファイルを直接開いたり保存したりでき、共同作業がスムーズになりました。
Adobe Express書き出し
InDesignデータをクラウド経由でAdobe Expressに書き出し、SNSやWeb投稿へ展開できます。
Fireflyによる画像生成
テキストからの画像生成・生成拡張に対応。Illustratorにはないフレームサイズ指定も可能です。
こうして見ると、2025年は各アプリで多くの機能が追加されました。
中でも共通して注目を集めているのが、アドビの生成AI「Firefly」です。
「IllustratorやPhotoshopでFireflyが使えるようになったけど、実際の制作ではどう活用すればいいの?」
「商用利用や著作権の扱いが気になる」
といったご相談をいただくことも多く、Desiでも今年は特にFirefly関連の講習やセミナーを多数開催しました。
そして「Adobe Creative Cloud 2026」がまもなく公開されます。
本ブログでも11月に最新情報を発信予定ですので、ぜひ定期的にチェックしてみてください。
また、最新情報をいち早くキャッチしたい方・実際のデモを交えてご覧になりたい方は
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ありがとうございました。
今後も最新情報やTIPSなど配信していきますので、ぜひご覧ください!
記事は2025年10月23日現在の内容です。