Adobe Fireflyのデフォルトモデル変更とは?

アドビは2026年4月30日より、Firefly.comおよびFirefly Boardsにおいて、一部ユーザー向けのデフォルト生成AIモデルを変更すると発表しました。
これまでFireflyではアドビ独自のモデルを中心に設定されていましたが、対象ユーザーはGoogleの最新生成AIモデルを標準で利用できるようになります。
本記事では、何が変わるのか、どのユーザーが対象なのかをわかりやすくご紹介します。

※この記事は2026年6月8日現在の内容です。

目次

  1. 変更点
  2. 対象となるサービス
  3. Creative Cloudグループ版での変更点
  4. Creative Cloudエンタープライズ版での変更点
  5. 管理者が確認しておきたいポイント

1. 変更点

今回の変更では、Fireflyで画像や動画を生成する際に最初から選択されるモデル(デフォルトモデル)が変更されます。
対象ユーザーの場合、
・画像生成:Gemini 3.1(with nano banana 2)
・動画生成:Veo 3.1
が標準設定になります。
これにより、モデルを切り替える手間なく、Googleの最新生成AIモデルを利用したコンテンツ制作が行えるようになります。

2. 対象となるサービス

今回の変更は以下のサービスで適用されます。
・Firefly.com
・Firefly Boards
日常的にFireflyを活用しているお客様は、4月30日以降にモデルの初期設定が変わっていることに気づかれた方もいらっしゃるかもしれません。

3. Creative Cloudグループ版での変更点

Creative Cloudグループ版では、プレミアム生成AI機能にアクセスできるプランを利用しているユーザーが対象です。
対象ユーザーは、
・画像生成:Gemini 3.1
・動画生成:Veo 3.1
がデフォルトで選択されます。
プレミアム生成AI機能に関しては、以下記事で詳細を説明していますのでご確認ください。

4. Creative Cloudエンタープライズ版での変更点

エンタープライズ版の場合は、管理者による設定が大きく関係します。

サードパーティモデルが許可されている場合
Admin Consoleでサードパーティモデルへのアクセスが有効になっているユーザーは、
・画像生成:Gemini 3.1
・動画生成:Veo 3.1
がデフォルトとなります。

サードパーティモデルが許可されていない場合
一方で、管理者が利用を制限している場合については、従来どおりAdobe Fireflyモデルが利用されます。
・画像生成:Firefly Image 5
・動画生成:Firefly Video
つまり、今回の変更はすべてのエンタープライズ版ユーザーに一律適用されるわけではなく、組織の管理設定によって変わります。

5. 管理者が確認しておきたいポイント

今回の変更に伴い、エンタープライズ版を利用している企業の管理者は以下を確認しておくと安心です。
・Admin Consoleでサードパーティモデルの利用が許可されているか
・組織の生成AI利用ポリシーに問題がないか
・利用者へ周知が必要か
特に運用ルールを定めている企業では、設定内容を見直しておくことをおすすめします。



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