2025年10月1日より、高等教育機関向けに新たなプラン「Adobe Creative Cloud Pro Plus」が提供開始されました。
デザイン、美術、理工系をはじめとした学生・教職員の皆様向けに、より充実した制作環境を実現するプランです。このブログではAdobe Creative Cloud Pro Plusでどのような機能が利用できるようになるのかを紹介します。
Adobe Creative Cloud Pro Plusは、通常のCreative Cloudコンプリートプランに加えて、Adobe Stockの高品質でロイヤリティフリーの写真やイラスト、テンプレートを無制限でダウンロードできるため、構想をすばやく実現することが可能です。また、Adobe Creative Cloud Pro PlusにはAdobe Fireflyの標準生成機能が追加され、AIを活用した制作もより手軽に行えます。
標準/プレミアム生成機能の詳細は以下です。
標準生成機能
テキストから画像生成、生成塗りつぶし、生成拡張、ベクター生成など標準の生成AI機能。
プレミアム生成機能
テキストから動画生成、生成延長、翻訳、パートナーモデル(アドビ以外のモデル)の生成など高度な生成AI機能。消費する生成クレジットも機能により異なります。
既存の高等教育機関向けのユーザー指定ライセンスや学生用ライセンスパックは引き続き利用可能ですが、Adobe Creative Cloud Pro Plusではさらに以下の2つの機能が追加で利用できます。
無制限のAdobe Stock利用
写真、イラスト、ベクター、テンプレート、3Dアセットなど5億5,000万点を超えるAdobe Stockの通常アセットを無制限でダウンロード可能。デザイン課題や作品制作で素材探しに時間をかける必要がありません。
Adobe Acrobat AIアシスタント
AIアシスタントとは、文書に特化したAcrobatの対話型生成AI機能です。Pro Plusでは、標準でご利用いただけます。(一般企業・政府機関ライセンス除く) PDF文章の要約や分析などをAIがサポート。授業資料の作成やレビュー作業を効率化し、よりクリエイティブな作業に集中できます。
今後高等教育機関向けには、Adobe Fireflyのプレミアム機能で使用できる生成クレジットを追加購入可能です。(2025年12 月発売開始予定)追加クレジットを利用すれば、標準生成機能は無制限で、プレミアム生成機能も生成クレジットを消費して活用できるようになります。
詳しい消費クレジット数や機能詳細はこちらをご参照ください。
Adobe 生成クレジット FAQ
Adobe Creative Cloud Pro Plusは、制作や学習により効率よく取り組みたい学生や教職員に最適です。デザインや美術の制作課題では、高品質な素材やAI生成機能を活用して短時間でプロ並みの作品を仕上げることができます。理工系のレポートやポスター作成では、図表や資料作成をAIでサポートしてもらい、作業時間を大幅に短縮できます。さらに、Acrobat AIアシスタントを活用すれば、PDFの編集やレビュー作業も効率化され、学習や研究に集中できる環境を整えられます。
学習・制作・研究活動をよりスムーズに、よりクリエイティブに進めたい方にぴったりのプランです。
いかがでしたでしょうか。
今回は教育機関向けのAdobe Creative Cloud Pro Plusについてご紹介しました。
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ありがとうございました。
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記事は2025年10月21日現在の内容です。