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事故を防ぐ!文字校正のモレをなくすには?


文字校正漏れが大きな損害につながる恐れも

紙メディアは依然として必要

紙による情報伝達のメリットは、高い閲覧性や、デジタルデバイスなどに縛られないことなどです。例えば保険サービスのパンフレットや取扱説明書など。しかし、それらは掲載する情報量も多く複雑で、主要でない情報は文字が小さくなりがちです。そのような限られた情報スペースでいかに生活者に正確かつ印象的に情報を伝えるかは、まさにデザイナーの仕事の真骨頂というべきところかもしれません。
しかし、レイアウト上スペースがなく小さい文字に妥協したとしても、情報そのものの正確性に妥協は許されません。特に製品スペックや保険の約款などでは、ミスが大きな損害につながる場合もあります。

アナログ文字校正作業の課題

ヒトはミスを犯す

紙もののレイアウト制作自体はデジタル化され、表現力と効率が大幅にアップしました。しかし、校正作業は依然として、直し前と直し後のプリントを比較して行う、アナログ作業が主流です。
アナログでの校正作業の課題は、比較を目視で行うのでどうしても「漏れ」が発生してしまうことです。確認漏れは小さな文字に限らず、通常では見逃さないと思われる、大見出しに発生することも稀にあります。見やすい文字の大きさであるため、ここは間違えないだろうという根拠のない安心感がミスを招きます。
そういった校正漏れは、最悪、金銭的な被害の出る事故につながる場合もありますので、ワークフローの高速化により校正の負荷が上がっているいま、早急に対策が必要な課題であるといえます。実際に、そういった課題を持ったお客様からのお問い合わせが年々増加しています。

デジタル校正のススメ

そこでお勧めしたいのが、ソフトウェアを使ったデジタル校正です。
制作されたデータはデジタルなので、情報はすべて0と1の組み合わせで記録されています。例えば日本語の1文字を記録するには0と1だけを使った[ 0100111010101110(16桁の数字)]のような形式になります。その単純な数字の組み合わせをプログラムによって比較するので、間違いの発見が確実に行えます。

テキスト情報以外の比較も可能

文字情報がすべてテキストになっている場合はいいですが、画像化されてしまっている場合はどうでしょうか?そういったケースでもテキスト認識を行って比較することが可能です。 比較のパターンは様々で、現在では下記のような組み合わせで比較が可能になっています。アナログ校正ではおなじみの「あおり校正」のような感覚で操作できるものもあります。 また、文字のみならず、図版や罫線などのグラフィック要素の違いも検出が可能です。


文字の比較パターン例


デジタル校正が活躍する分野

デジタル校正はすでに様々な分野で活用されています。

  • 製薬(医薬品添付文書)
  • 出版(教科書/学術書)
  • 保険(パンフレット/約款/ソフトウェアライセンス契約書)
  • 化粧品メーカー(パッケージ)
  • 食品メーカー(パッケージ)
  • 製造メーカー(マニュアル)etc.

デジタル校正を実施されているこちらの企業では、2、3人で2日間かかっていた校正作業が、デジタル校正ワークフローの導入後およそ20分と大きく工数を削減でき、 人件費として128,000円が1,000円へと99.2%もの工数削減の成果が出たとのお声をいただいています。