Gmail 等宛に送信したメールがエラーで返ってくる

特に Gmail 宛のメールについて、エラーとなって返ってくるとき、
エラーメール中の文言として下記のような記載がある場合があります。

"This message does not pass authentication checks (SPF and DKIM do not pass).

"For this message, DKIM checks did not pass and SPF check for [送信者のドメイン] did not pass with ip: [IPアドレス]"

上記の文言が含まれている場合、送信者ドメインについての、
「SPF (Sender Policy Framework) レコード」という、メール送信環境の宣言が未設定である、
ということが影響している、と考えられます。

このような場合、ドメインの情報としての「SPFレコード」を設定することで、
メールの到達率が改善する可能性があります。

[SPF レコードとは]

SPF レコードは、「そのドメインのメールアドレスにてメールを送信する環境の宣言」として、
ドメインの DNS 情報として記述するものです。

宣言された環境以外から送信されるメールは なりすましメールである可能性が高い、
という情報を伝えるもので、 近年、特になりすましメールによる被害が増えている中、
SPF レコードを重視する環境が増えています。

SPF レコードには、送信者メールアドレスの、 ドメインとしてのメール送信を実施する環境を記述することになります。
基本的には、ご利用いただいているホスティングサービス環境から送信される、 という内容となります。

メールマガジン配信システムや、勤怠システム等、何らかの仕組みによって、
メインのホスティング環境以外のサーバ環境からも、独自ドメインでのメール送信を行っている場合、
それ用の SPF レコードも併記する必要があります。
（そうしないと、記述されていない環境から送信するメールが、スパムと判定されやすくなってしまいます。）

[SPF レコード 設定ご希望の際には]

弊社ホスティングサービスをご利用で、弊社にてドメインを管理しておりますお客様については、
ご連絡いただけましたら状況を確認いたしまして、弊社にて SPF レコードを記述いたします。

ご連絡の際は、下記 TOWSサポート お問い合わせフォーム からご連絡くださいませ。
 

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