Windows 版のメーラー Outlook (classic) にて、初めてアカウントを追加する場合の設定方法です。


2024年以降、Windows 環境では、無料で利用可能な「Outlook (new)」が利用可能になっていますが、
弊社にて推奨している POP 形式のアカウントについては、現状、設定・ご利用に問題が発生しがちです。
2025年10月現在、ご利用環境としては Outlook (classic) をお勧めいたします。

無料のメールソフトをご検討の場合は、Thunderbird がよろしいかと存じます。


・まず、Outlook (classic) がインストールされていることをご確認ください。

  Windows 左下または中央下の検索窓に「Outlook」と入力して、
 「Outlook」という名のメールソフトが2つ提案されたら、
 new と classic と両方入っている、ということです。

  new や classic と明記されていない場合もあるようです。
  その場合、アイコン頭頂部が尖っているほうが new、 四角いほうが classic です。



Outlook (classic) が入っていることを確認できたら、コントロールパネルからアカウントを設定します。

・Windows 左下または中央下の検索窓に「コントロールパネル」と記入

・"コントロールパネル" アプリがサジェストされたらクリック


・コントロールパネル画面右上、"表示方法"として「カテゴリ」を選択。

・「ユーザアカウント」をクリック


・Mail(Microsoft Outlook)アイコンをクリック


・「メール設定」ウインドウから、「プロファイルの表示」をクリック。


「このコンピュータにセットアップされたプロファイル」に、「Outlook」とあったら、
 それを選択して「プロパティ」をクリック。


上記のように「Outlook」ブロファイルがなかった場合は、
「追加」ボタンをクリックして、
「Outlook」と名をつけていただいて、プロファイルを作成してください。


アカウントの追加ウインドウが開きます。

「自分で電子メールやその他のサービスを使うための
設定をする(手動設定)(M)」を選択して、
「次へ」をクリックしてください。


「アカウントタイプの選択」では「POP または IMAP」を選択して、
「次へ」をクリックしてください。



POPアカウントの設定画面が開きます。各項目を入力します。

【ユーザー情報】
・名前: メールが先方に届いた際、「送信者名」として表示される名前です。
・電子メールアドレス: ご利用のメールアドレスをそのまま入力します。

【サーバ情報】
・アカウントの種類: POP3 を選択します。
・受信メールサーバー: 受信用のサーバ名を入力します。
・送信メールサーバー: 送信用のサーバ名を入力します。

【メール サーバへのログオン情報】
・アカウント名: 受信用のユーザ名を入力します。
・パスワード: 各アカウントごとに発行されている、受信用のパスワードを入力します。
「パスワードを保存する」にチェックを入れてください。

「メールサーバーがセキュリティで保護された……」のチェックは入れないでください。

全て設定後、「詳細設定」ボタンをクリックします。



「インターネット電子メール設定」画面が開きます。

「送信サーバー」タブを選択し、
送信サーバー用の設定情報を入力します。

「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」にチェックを入れます。

「次のアカウントとパスワードでログオンする」を選択します。

アカウント名: 送信用ユーザ名を入力します。
パスワード: 送信用パスワードを入力します。
「パスワードを保存する」にチェックを入れます。

 



「詳細設定」タブにて、下記のように設定します。

【サーバーのポート番号】
受信サーバー(POP3): 110
「このサーバーでは暗号化された接続が必要」チェックなし
送信サーバー(SMTP): 587
「使用する暗号化接続の種類」: STARTTLS

【配信】
「サーバーにメッセージのコピーを置く」チェックあり
「サーバーから削除する」通常、14日後をおすすめします。

以上で「OK」をクリックします。



「次へ」をクリックします。



アカウントの設定テストが実行されます。

完了後、「閉じる」をクリックします。



「完了」をクリックします。

以上で設定終了となります。

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