Sansan株式会社様は、「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに掲げ、「働き方を変えるAX(AIトランスフォーメーション)サービス」を展開する企業です。今回、Macの調達・運用課題の解決に向け、残価設定型リースで調達コストを抑えながら、Macの調達から在庫管理、キッティング、返却・データ消去までを一括で提供するLCMサービス「UTORITO」を導入されました。導入経緯から今後の展望を、デバイスの調達業務を担当する関本壮悟様、高野巨希様に伺いました。
「EXをシンプルにする」をミッションに、社員が本業へ集中できる環境を整備
関本様(以下、敬称略):
コーポレートシステム部は、「EX(Employee Experience)をシンプルにする」をミッションに掲げ、社員一人ひとりが本来注力すべき業務により多くの時間を使える環境を整備しています。
高野様(以下、敬称略):
私たちのチームは、現在は8名体制で、ヘルプデスクとデバイス運用を担当しています。月に約500件の問い合わせ対応や、デバイスの調達やキッティング、故障対応なども担っています。
関本:
以前は私も高野と同じチームでマネージャーを務めていましたが、現在はAI活用推進やITガバナンス強化を担当する新設組織に所属しています。生産性と従業員体験を向上させながら、事業成長を支えるIT環境の実現を目指しています。
学生時代からMacに慣れた人材の増加や、AIツール活用の広がりで、社内のMacの割合が増加
関本:
当社では、業務用デバイスとしてWindows PCとMacのどちらかを選択できます。2019年頃はWindows PCが約7割でしたが、現在はMacが全体の約半数を占めるようになりました。背景には、学生時代からMacを使っていた人材の増加や、AIツールの普及があります。「Windows PCと比較すると、Macの方が動作が快適」「処理性能が高く、AIツールも利用しやすい」といった声を多く聞くようになりました。
Macの調達コストや、キッティング・返却作業などの運用負荷が課題だった
関本:
一方で、以前からMacの調達・運用に課題を抱えていました。従来はApple Storeで購入後、リース会社と契約するリースバック方式を採用しており、調達手続きが複雑でした。その結果、ディスカウントをあまり得られないうえ、発注から納品までに1.5〜2ヶ月を要していました。このリードタイムを補うため、社内で常時1〜2ヶ月分のMac在庫を先行確保していました。しかし、約600名のエンジニアを中心に、最新モデルや高スペックなMacを求めるニーズが高く、在庫を活用できず余剰在庫の発生につながっていました。
高野:
また、オペレーションの負荷も大きな課題でした。数十台単位でMacが入荷するたびに、手作業でシリアル番号の読み取り、台帳登録、管理番号の発行などをしており、1回の対応に2〜3日を要していました。返却時にも初期化や回収手配など複数の工程が発生し、負荷が大きい状況でした。
関本:
以前からデバイス運用に関する課題への対応は検討していたものの、当社の運用にマッチするサービスが見つからず、具体的な取り組みには踏み出せずにいました。そんな中、Tooから「UTORITO」の紹介を受けたことで、調達から返却までを含めた運用全体の見直しが本格化しました。複数のLCMサービスを比較した結果、当社の要件を最も満たしていたのがUTORITOであり、導入を決定しました。
Webポータルによるデバイス運用の一元化と、コストを予測しやすいサービス内容が決め手
高野:
多くのサービスでは、発注や問い合わせをExcelやメールで行う必要がありました。さらに、リース会社とLCMサービスの提供会社間の連携が不十分で、コミュニケーションが複雑になる懸念がありました。
一方UTORITOは、在庫確保やリース開始申請、キッティングの依頼、配送先の登録などをWebポータルから一括でおこなえる点に加え、在庫状況や利用中デバイスの可視化もでき、運用全体をシンプルに統合できる点が魅力でした。
また、調達コストの見通しを立てやすいことも重要でした。
リース返却時には完動品での返却が必要ですが、他社サービスでは修理保証の範囲が狭く、追加修理費用が発生する懸念がありました。その点、UTORITOに付帯する修理サービス「Tooあんしんパック」は、水濡れ・物損を含めた故障も対象となるうえ、保証上限額の範囲内であれば回数制限なく修理できます。修理後も上限額が減ることはありません。予算外の費用が発生しにくく、コストを見通しやすい点も魅力でした。
さらに、キッティングや返却作業がオプションとなるサービスが多い中、UTORITOのサービスは、キッティングやリース会社による返却時のデータ消去まで、包括的に含まれていました。当社の要望を最も満たしていたため、導入を決めました。
運用開始から約半年、コスト削減と従業員体験の向上を実感。Webポータルが業務標準化にも寄与
高野:
現在は新入社員への貸与やリプレイスを中心に、現時点で263台をUTORITOで運用しており、追加で141台を発注しています。 導入初期段階ですが、すでに残価設定型のリースAFS(Apple Financial Services)の活用により調達コストが15〜20%程度削減できています。
また、業務負荷の大きかったキッティング作業も手を離れ、運用負荷が大幅に軽減されました。リースシール貼りなどの細かな作業も対応してもらえる点にも助けられています。
さらに、Webポータルによる申請プロセスの標準化により、運用の属人化防止にもつながっています。ポータルの使い方をまとめたマニュアルもTooで用意されており、チーム内の誰でも対応できます。従来の管理台帳だけでは管理しづらかった、それぞれの機器のリース期間がポータル上で明確に確認できることも大きな魅力です。
UTORITOによるMac調達・運用のさらなる効率化を期待。社内情報の管理へ展開していきたい
高野:
今後も社員数とMac利用台数の増加が見込まれる中、UTORITOの活用でさらなるMac調達・運用の標準化と効率化を進めていきたいです。現在もTooには調達からJamfによるデバイスの運用・管理まで幅広く支援してもらっており、導入後も変わらないサポート体制には非常に助けられています。
将来的には、UTORITOポータルによる納期の確認や、社員情報・資産情報との連携など、より広い範囲での一元管理にも期待しています。社員自身が利用デバイスの状況や交換時期を確認できるようになれば、より計画的で効率的なデバイス運用が実現できるでしょう。今後もUTORITOのさらなる進化に期待しています。
Sansan株式会社様には、 Apple専用の端末管理サービスJamf Proと、Mac認証とアカウントを一元管理するAppであるJamf Connect もご導入いただいています。
Sansan株式会社様 Jamf導入事例


※記載の内容は2026年8月現在のものです。内容は予告無く変更になる場合がございます。





