2025年7月2日(水)〜4日(金)に、東京ビッグサイトにて、「広告クリエイティブ・マーケティングEXPO」が開催され、Tooが出展しました。たくさんの方にTooブースまで足を運んでいただきました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。今回会場にお越しいただけなかった方のために、当日の出展内容を一部ご紹介します。



広告クリエイティブ・マーケティングEXPOは、企業の売上拡大や認知向上、広告効果の最大化に繋がる広告クリエイティブを作るためのヒントを探すことができる専門展示会です。

Tooは、コンテンツ制作に携わる皆さまに寄り添い、より高いパフォーマンスを発揮できる制作ワークフローの構築を長年にわたり支援してきました。今回の展示会では、これまで多くのお客様から寄せられたコンテンツ制作におけるお悩みについて、クラウドやAIの活用によって解決する方法をご提案しました。
ブースでは、出展製品のデモンストレーションを実施。特に「AI」で叶える業務効率化への関心度が高かったことが印象的でした。


マイクデモの様子

出展製品

  • タスクやプロジェクトを可視化&一元管理「Asana
  • 制作物の回覧・校正・承認に特化「Ziflow
  • テンプレートや最新生成AI機能を活用「Adobe Express

コンテンツ制作に関する情報を一元化し、進捗状況を管理。タスクの優先づけや進行をAIで自動化する「Asana」

  • ○印刷・Web・SNS・YouTubeなど、コンテンツの増加でクリエイティブ業務が複雑化している
  • ○ツールが乱立してしまい、コンテンツに関する情報がバラバラになってしまっている
  • ○進捗管理やスケジュール調整がスムーズに進まない

上記のお悩みを解消するクラウドサービス「Asana」をご紹介しました。Asanaは、プロジェクトやタスクの進行を一元的に見える化し、スムーズに管理できるプロジェクト管理ツールです。プロジェクトの企画からリリース配信、SNS運用、コンテンツ制作、イベント準備まで、あらゆる業務の流れを可視化することでタスクの抜け漏れや連携ミスを防ぎます。

また、Asanaに搭載されたAsana AIは、個人に割り当てられたタスクの優先順位付や、プロジェクト進行の自動化を実現。たとえば、「進行中のプロジェクトで止まっているものはありますか?」「私の持っているタスクの優先順位を教えて」「メンバーが1ヶ月間に行ったタスクをまとめて」と自然言語で問いかけると、AIが答えてくれます。


質問に対してAIが答えてくれます

さらに、ワークフローがある程度パターン化された業務であれば、プロジェクト全体の流れをあらかじめテンプレートとして登録しておくことができます。それに加えて、タスクの割り当てを自動化できるAsana AIスタジオの機能を活用することで、プロジェクト進行を自動化することが可能です。たとえば「このタスクは、チラシ制作担当の中でも現在の業務負荷が少ないメンバーに割り当てて」と条件を指定すれば、AIがその条件に合致するメンバーを自動で判断し、次のタスクを割り当ててくれます。これにより、タスクの抜け漏れを防ぐだけでなく、属人的な采配に頼らず、チーム全体の稼働バランスを保ちながら効率的に業務を進めることができます。


AIへのタスクの割り当て指示

会場にお越しいただいた方からは、「プロジェクト全体を管理する立場だが、それぞれのタスク量が見れず、全体管理ができていない」という声や、「上司に自分のタスク量を把握してもらっているのか不安」との声も聞かれ、テンプレート機能やAsana AIにも興味をお持ちいただきました。


Asana 製品ページ

回覧・承認フローを効率化。AIで文章の表現やアイデア出しもアシスト「Ziflow」

  • ○指示がExcelやメール、チャットで来るため、どこで何を言われたかわからなくなり、修正漏れがないかが不安
  • ○複数の関係者からのフィードバックの集約に時間がかかっている

こうしたお悩みに対しては、「Ziflow」をご紹介しました。Ziflowは、広告バナー、動画、SNS素材、チラシ、Webサイトなど、広報・マーケティング業務で扱うさまざまな制作物のレビューと承認を一元管理できるプラットフォームです。制作物に直接コメントを書き込めるため、PDFや紙に赤入れしたり、さまざまなコミュニケーションツールに散在した修正指示をまとめたりと、従来のような非効率な確認プロセスから脱却できます。さらに、校了や承認の流れが可視化されるため、「今は誰が確認しているのか」「どこが修正されたのか」といった情報もひとめで把握でき、修正・確認漏れを最小限に抑えられます。


可視化された校了や承認の流れ

さらに、Ziflowのコメント機能に搭載されたAIで、文章の要約やアイデア出しをアシストすることができます。


AIがアイデア出しをアシストしてくれます

また、お客様からの反応が特に大きかったのが、ウェブページの校正です。多くのツールは、ウェブページの画面を画像化し、そこにコメントを加えるかと思います。一方、Ziflowではインタラクティブな画面の動きやモバイル表示などのレスポンシブの確認も可能です。レビューのしやすさにも魅力を感じていただきました。


モバイル表示のチェック画面

Ziflow 製品ページ

誰でも統一感のあるコンテンツの制作を。生成AIで簡単に画像も生成できる「Adobe Express」

  • ○コンテンツ制作でコーポレートブランディングをコントロールするのが困難
  • ○制作担当者だけでなく、誰でもコンテンツ制作できる環境を作りたい

そんなお悩みの解決策として、「Adobe Express」をご紹介しました。Adobe Expressは、デザインの専門知識がなくても、豊富なテンプレートをもとに誰でも手軽に魅力的なコンテンツを作成できるツールです。

特に「ブランドキット」機能を活用すれば、あらかじめブランドロゴ・カラー・フォントを設定しておくことで、複数の担当者が作業してもデザインのトーンを統一することができます。デザイン制作の担当者だけでなく、営業などさまざまな部署の社員にも安心して制作を任せることができます。


各ブランドごとに設定された素材を使用することができます

当日、特に大きな反響をいただいたのは、Alで簡単に商用利用可能で高品質な画像や動画を生成できる「Adobe Firefly」でした。テキストから画像を生成したり、写真や画像から不要なオブジェクトを削除したり一部を生成したりすることができます。中には、アドビ製品は使用していても最新の機能を使いこなせていないというお悩みを持つ方も見受けられ、Too独自のアドビソフトのデザインスクール「Desi」についても併せてご紹介しました。

Adobe Express 製品ページ

Desi 製品ページ


いかがでしたでしょうか?広告クリエイティブ・マーケティングEXPOでのTooの出展内容についてご紹介しました。AIとクラウドでコンテンツ制作業務を効率化することで、時間とリソースを本当にやるべき業務に集中させることができます。今回の出展を通じて、来場者の皆様から多くの課題やご相談を伺うことができました。そこで得られた知見をTooのノウハウとして、今後もお客様のクリエイティブ環境をより良くするためのサポートを続けていきます。

なお、Tooでは広報・マーケティング担当の皆様向けに、個別相談Dayを開催しています。コンテンツ制作における課題や非効率をAIとクラウドの活用で解消できる方法をご提案します!個別相談ですのでクラウド製品の機能はもちろん、御社ならではの課題に対応可能か?など、深いご相談が可能です。ぜひお気軽にお申し込みください。

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