Apple Financial Services(AFS)の契約から運用までの流れを徹底解説!

近年、デバイスの所有から活用へと考え方が変化し、Macを購入ではなくリースで導入する企業が増えています。
その中でも、支払い費用を抑えながら最新のMacを利用できる残価設定リースの「Apple Financial Services(AFS)」を採用する企業様が増加しています。
しかし、コストを抑えてMacを導入できる一方、与信審査やリース契約など、仕組みが少し複雑に感じる方も多いのではないでしょうか?
そこで、本ブログではApple Financial Services(AFS)を利用した契約から運用までの流れをステップごとに追いながら、導入の全体像をわかりやすく解説します。
目次
契約時
与信審査から契約までの流れ
Apple Financial Services(AFS)を契約するためには、まず与信審査が必要です。
審査はNECキャピタルソリューション株式会社(以下、NECキャピタル)にて実施し、設立年数や資本金などの公開されている企業情報を基に判断されます。
与信審査の結果は次の3パターンに分かれます。
- ○○万円まで与信OK
- 決算書類の提出必要
- 与信NG
与信NGの場合はAFSの契約ができませんので、他のファイナンスリースや購入などをお客様に合わせて提案させていただきます。
また、以前は与信NGだったケースでも、企業の状況が変化した場合には再審査によって通ることがあります。
再審査をご希望の際は、ぜひTooまでお声がけください。
※設立3年未満または従業員数20名未満の企業様は、与信確認の対象外となります。
与信OKとなった後は、お客様のリーガルチェック完了次第、契約書を締結します(電子・紙どちらも対応可)。
また、リーガルチェックとは別に「Nレンタル基本契約書」も締結する必要があります(こちらは紙のみ)。
契約が完了しNレンタルが建て付けられると、PIT Asset Managerが利用可能になります。
PIT Asset Managerは、NECキャピタルが提供している"お客様のレンタル管理をサポートするWebサービス"です。
注文・検収・契約管理・解約手続きがすべてWeb上で完結します。
ご案内したお見積りをPIT Asset Managerに掲載するかどうかお客様にてご判断いただき、問題なければNECキャピタルにてPIT Asset Managerへのカタログ登録を進めます。
PIT Asset Manager利用方法のレクチャーも対応しておりますので、ご希望の際はお気軽にご相談ください。
発注可能になるまでのリードタイム
お客様やNECキャピタルでの登録状況にもよりますが、与信審査通過から契約締結まで約10営業日、契約後にPIT Asset Managerへのカタログ登録完了までさらに約10営業日かかります。
そのため、初回ミーティングから発注可能日まではおおよそ1ヶ月を目安にしてください。
「なるべく早く発注したい」という場合は、資料提出やリーガルチェックをお早めにご対応いただくのがポイントです。
※「AFSだとMacが届くまで時間がかかる」と誤解されることがありますが、上記の初回契約にかかるリードタイム以外は、購入時と納期は変わりません。
※更に短納期をお求めの場合は、後述する先行在庫をご検討ください。
選定モデルやリース期間の考え方
Apple Financial Services(AFS)ではMacシリーズすべてのモデルに対応しており、ストレージやメモリなどのカスタマイズも可能です。
また、お客様の環境に合わせて、たとえばエンジニアやデザイナーは2年、基本業務は3年など、契約年数を柔軟に設定することもできます。
Tooで業務用デバイスとして使用しているMacも、AFSで契約しています。
業務内容に応じて機種やメモリ構成は異なりますが、基本的には2年契約です。
【株式会社TooのMac標準機(参考)】
・標準機 A:基本業務モデル(基本的な作業向け)
MacBook Air 13inch
M4
16GB / 256GB
・標準機 B:開発・制作モデル(エンジニア・デザイナー・動画編集者向け)
MacBook Pro 14inch
M4
24GB / 1TB
・標準機 C:高負荷作業モデル(更に高負荷な作業をする人向け)
MacBook Pro 14inch
M4
48GB / 1TB
3年契約までだと残価がつきやすく、コストメリットを出しやすいのが特徴です。
また、Tooでは故障リスクを考慮し、2〜3年ごとのリプレイスを推奨しています。
発注時
PIT Asset Managerからの発注
PIT Asset Manager上では、ECサイト感覚でMacを発注できます。
発注方法
①注文タブの「商品カタログ」をクリック
②商品カタログの一覧の中から注文したいカタログのカート登録ボタンをクリック
③【カート登録】画面で、注文数を入力し、注文処理へボタンをクリック
④【注文登録】画面で、配送先を選択し、注文確認へボタンをクリック
⑤【注文確認】画面にて、注文内容を確認し、注文確定するボタンをクリック
発注から納品まで
発注から納品までは以下が目安です。
- 在庫あり:6-7営業日
- 在庫なし:1-1.5ヶ月
また、Too自社サービスのUTORITOやUTORITOライトプランをご利用いただくと、お客様専用の先行在庫を確保でき、さらに短納期での納品が可能です。
UTORITOの詳細はこちら納品時
Macの納品はTooからお客様へ行いますが、リースシールはNECキャピタルから別送されます。
Macとリースシールは別々に届くため、受け取り後にお客様側でシールをデバイスの裏面に貼付してください。
デバイス到着後はキッティング作業を進めてください。
JamfやIruなどのMDM製品を使えば、キッティングを大幅に簡略化することができます。
また、UTORITOをご契約いただいていれば、キッティング作業と配送をTooで代行することも可能です。
デバイスはリースシール貼付とキッティングが完了して初めて使用可能です。
完了したものから社内配付を進めてください。
運用時
デバイス故障時の修理依頼方法
Apple Financial Services(AFS)でリースするデバイスは、返却が前提となるため故障した場合は必ず修理が必要となります。
AFSにはリース会社による新価特約付動産総合保険が自動で付帯するため、アクシデンタル故障時の修理・交換が可能です。
また、AFSご利用のお客様向けに、自然故障の修理にも対応する「TooあんしんパックAFS」をご用意しています。
TooあんしんパックAFSの詳細はこちらTooあんしんパックAFS未加入の場合は、保険請求はNECキャピタルに、修理対応はTooに依頼する必要があるため煩雑な手続きが必要になりますが、加入していた場合はTooに修理申し込みをするだけで保険請求手続きもToo側で行います。
Webフォームにて簡単に修理のお申し込みもできるため、修理対応の手間を軽減することができます。
代替機の考え方
社員が使っているMacを修理に出す際、その間に業務が止まらないよう代替機(貸し出し用Mac)を用意しておけば安心です。
Tooでは代替機の運用として以下2パターンのどちらかを推奨しています。
お客様の状況によって、ご対応ください。
①共有機分、AFSで追加契約
②一括購入で期限に縛られないものを複数ご用意
①の場合は残価設定があるため、通常購入よりもコストを抑えられます。
また、UTORITOで専用在庫を持てば、故障したデバイスを修理保管に回し、代わりに代替機をお届けすることも可能です。
満了時
契約満了における選択
契約満了予定日の約3ヶ月前に、NECキャピタルより今後のご対応に関するご案内が届きます。
満了の2ヶ月前までに、PIT Asset Manager上で以下の2つからご選択ください。
- 終了(入れ替え)
- 延長
終了(入れ替え)・延長以外に買取も選択することができます。
買取の場合、別途手数料が追加されるため、総コストは通常購入時より高くなります。
デバイスの延長は1ヶ月単位で可能ですが、延長期間が長くなるほど当初のコストメリットが減少していきます。
また、Tooで提供している保守サービスの延長はできないので、ご注意ください。
とはいえ、「リプレイスが間に合わない」などの事情で延長や買取を選択されるケースもありますので、お客様の運用状況に応じて柔軟にご対応いたします。
入れ替え時には、旧MacをNECキャピタルへ返却します。
契約満了から1ヶ月以内にMacを返却する必要があります。
例えば、2026年4月末にAFSの契約満了を迎える場合のタイムラインは、以下の通りです。
あらかじめスケジュールを引いておくことで、入れ替えをスムーズに進められます。ぜひ参考にしてください。
契約満了が近づく際には、Tooからもご案内をお送りしますのでご安心ください。
返却時のご対応
返却前には以下の対応をお願いします。
- デバイス初期化/DE登録の解除
- 外装のクリーニング(リースシール以外のシール除去・傷確認)
デバイスに故障がある場合はスポットで修理費用が発生します。
あんしんパック加入時は、修理・クリーニングが無償となりますので、満了2ヶ月前を目安に修理をご依頼ください。
なお、AFS契約ではお客様からNECキャピタルへの返却が必要ですが、UTORITO契約時はTooが返却まで代行します。
修理から返却まで対応できるため、返却時の手間を大きく減らせます。
最後に
今回は、AFSを活用した契約〜運用〜満了までの一連の流れをご紹介しました。
複雑に思われがちなAFSの運用ですが、このブログを参考にイメージしてもらえると導入もしやすいのではないでしょうか?
AFSを導入することで、コストを抑えながら常に最新のデバイスを利用できる環境を整えることができます。
AFSの導入をご検討中のお客様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
記事は2025年11月28日現在の内容です。
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