Jooto終了後の移行先はAsanaがおすすめ!機能や違い、移行のポイントを解説

タスク管理ツール「Jooto」は、2027年7月31日をもってサービス提供を終了することが発表されています。

これまでJootoを使ってきた企業では、「次はどのツールへ移行すればいいのか」と検討を始めている方も多いのではないでしょうか。移行先を選ぶ際は、これまでと同じようにタスクを管理できることはもちろん、今後の業務効率化につながるかどうかも重要なポイントです。

そこで本記事では、Jootoユーザーの移行先候補としてJooto公式でも移行先として案内されているAsanaを取り上げ、Jootoとの共通点や違い、移行によって期待できる業務効率化について解説します。

※ 本記事で使用している画像は、機能説明のためのサンプルです。

Jooto終了後、移行先を選ぶときのポイント

Jootoから別のツールへ移行する際は、単に「今まで使っていた機能があるか」だけで判断するのではなく、これからの仕事の進め方まで考えて選ぶことが大切です。

特に確認しておきたいのが、次の3点です。

  • これまでと同じような感覚でタスクを管理できるか
  • チームやプロジェクト全体の管理へ発展させられるか
  • 管理業務そのものを効率化できる機能があるか

この視点で移行先を検討すると、「Jootoの代わりになるツール」から、「これからの業務をより効率化できるツール」へと選択肢を広げることができます。

Jootoユーザーの移行先としてAsanaを検討する理由

1.Jootoと同じように、ボードで直感的にタスクを管理できる

Jootoを利用している方にとって、移行後もこれまでと近い操作感でタスクを管理できることは重要です。Asanaでは、プロジェクトをボード形式で表示し、タスクをカードのように並べて管理できます。

「未着手」「進行中」「完了」などのステータスごとにタスクを整理できるため、画面を見れば現在どの仕事が進んでいるのかを直感的に把握することが可能です。

Jootoでボードを使ったタスク管理に慣れている場合でも、これまでの管理方法を活かしながらAsanaへ移行しやすいでしょう。

ボードビュー

また、Asanaではボードだけでなく、リストやタイムライン、カレンダーなど、目的に応じてさまざまな表示形式を利用できます。

まずはJootoと近いボード形式から使い始め、必要に応じて別の表示方法を取り入れるといった使い方も可能です。

リストビュー

タイムラインビュー

カレンダービュー

2. タスク管理から、ポートフォリオによるプロジェクト全体の管理へ

Asanaの特徴は、個々のタスクやプロジェクトを管理するだけでなく、複数のプロジェクトを「ポートフォリオ」にまとめ、全体の進捗状況を一元的に把握できることです。

たとえば、新しいWebサイトの制作に加え、マーケティング施策の実施やシステムのリニューアルなど、複数のプロジェクトが並行して進んでいる場合、それぞれのプロジェクトをポートフォリオにまとめることで、組織全体の進行状況を俯瞰できます。

ポートフォリオでは、以下のような情報をまとめて管理できます。

  • 各プロジェクトの進捗状況やステータス
  • プロジェクトごとの担当者や責任者
  • 開始日・期日などのスケジュール
  • 優先度や予算など、プロジェクトごとの管理指標
  • プロジェクト全体の進捗や課題を可視化するダッシュボード

さらに、ダッシュボードを活用すれば、複数のプロジェクトの進捗状況やタスクの完了状況をグラフで確認できます。遅延やリスクが発生しているプロジェクトを把握し、優先的に対応すべき課題を見極めることにも役立ちます。

このように、Asanaでは個々のタスクやプロジェクトの管理にとどまらず、ポートフォリオを通じて複数のプロジェクトを横断的に管理できます。チーム単位の業務管理から、部門や組織全体のプロジェクト管理へと、管理の範囲を広げることが可能です。

「誰が何をしているのか」だけでなく、「どのプロジェクトが順調で、どこにリスクがあり、組織全体の取り組みがどこまで進んでいるのか」を把握できる点は、Asanaへの移行後にプロジェクト管理の仕組みを発展させるうえでも重要なポイントです。

ポートフォリオ機能

ゴール機能

3. AsanaのAI機能で「管理するための時間」を減らせる

Asanaへの移行を検討する際に、もう一つ注目したいのがAIを利用した機能です。

タスク管理ツールを導入しても、実際には「情報を集める」「進捗を確認する」「報告をまとめる」といった管理業務に多くの時間がかかることがあります。

AsanaのAI機能は、こうした管理業務を効率化するための機能を提供しています。

情報を探して整理する時間を減らす

プロジェクトが大きくなると、「今どこまで進んでいるのか」「誰が何を担当しているのか」「次に何をすればいいのか」といった情報を確認するだけでも手間がかかります。

AsanaのAI機能「Asanaダッシュ」を利用すると、プロジェクトやタスクの情報をもとに、要約や質問への回答を生成できます。

たとえば、プロジェクトの状況を確認したいときに、関連するタスクを一つひとつ確認するのではなく、AIを使って情報を整理することで、状況把握にかかる時間を減らせます。

進捗報告や定型作業も効率化する

進捗状況の報告や定型的な作業も、プロジェクト管理では欠かせません。

スマートステータス

AsanaのAI機能「スマートステータス」では、プロジェクトなどの情報をもとにステータス更新の作成を支援できます。また、AIを活用してタスクの要約やアクション項目の整理などをおこなうことも可能です。

AIを利用したルールの作成

さらに、自然言語で自動化ルールの作成を支援する機能もあり、定型的な作業を自動化することも可能です。

つまり、Asanaへの移行は「Jootoと同じようにタスクを管理する」だけでなく、タスク管理に付随する確認・整理・報告といった業務まで効率化するきっかけにもなります。

※利用できるAI機能や範囲は、契約プランなどによって異なります。

JootoとAsanaの違い

JootoとAsanaには、ボードを使ってタスクを視覚的に管理できるという共通点があります。

さらにAsanaではタスク管理に加えて、プロジェクトや目標、チームの仕事をより広く管理することができます。また、AIを活用して情報整理や進捗管理などを効率化できる点も特徴です。

比較項目 Jooto Asana
タスク管理 ○ ○
ボード形式 ○ ○
ガントチャートなどの表示 ○ ○
プロジェクト管理 ○ ○
チーム・目標まで含めた管理 ― ○
AIによる情報整理・進捗管理 ― ○※
外部ツールとの連携 △ ○ ※連携可能なツールは270以上

※ AI機能の利用回数は、プランなどによって異なります。

Jootoからの移行では、これまでのタスク管理方法を大きく変えずに始めながら、必要に応じて管理範囲や業務効率化の方法を広げていくことができます。

制作物のレビュー・承認まで効率化するならZiflow

プロジェクトを進めるうえでは、タスクの進捗管理だけでなく、実際に作成した成果物のレビューや承認も発生します。

特にデザインや動画、Webサイトなどの制作業務では、

  1. 制作する
  2. ファイルを共有する
  3. コメントをもらう
  4. 修正する
  5. 再度確認してもらう
  6. 承認する

というやり取りを繰り返すことがありますが、ここまでの工程を効率化したい場合に活用できるのが、オンライン校正・レビュー承認ツールのZiflowです。Ziflowは、制作物をオンライン上で共有し、関係者からのコメントやレビュー、承認までをまとめて管理することができます。

Asanaが「誰が、何を、いつまでにおこなうか」といった仕事・プロジェクトの管理を担うのに対して、Ziflowは「制作物を確認して承認する」という工程を支援するツールと考えると分かりやすいでしょう。

ZiflowはAsanaとの連携に対応しており、AsanaからZiflowのプルーフと呼ばれる校正・承認対象のデータを作成したり、Ziflow側のステータス変更をAsanaに反映したりできます。

AsanaとZiflowを組み合わせて利用することによって、プロジェクトのタスク管理から制作物のレビュー・承認までをつなげることができます。

たとえばWeb制作の場合、

  1. Asanaで制作タスクを管理
  2. Ziflowで制作物をレビュー
  3. コメントをもとに修正
  4. Ziflowで承認
  5. レビュー・承認の状況をAsanaで確認

という流れを構築することで、プロジェクトの進捗と制作物のレビュー状況を別々に確認する手間を減らし、関係者が必要な情報を追いやすい環境を整えられます。

Jootoからの移行をきっかけに、単にタスク管理ツールを置き換えるだけではなく、「仕事がどのように進み、どこで確認・承認されるのか」まで含めて業務フローを見直すことができます。

まとめ|Jootoからの移行を、仕事の進め方を変えるきっかけに

Jootoのサービス終了に伴って移行先を検討するなら、「これまでと同じように使えるか」だけでなく、「移行後にどこまで業務を効率化できるか」という視点も重要です。

Asanaは、Jootoと同じようにボード形式でタスクを管理できることに加え、プロジェクトやチーム、目標まで管理範囲を広げられます。

そしてAsanaのAI機能を活用すれば、情報収集や整理、進捗報告など、これまで人がおこなっていた「管理するための作業」の効率化も期待できます。

さらに、制作物のレビュー・承認まで効率化したい場合には、Ziflowとの連携によって、タスク管理からレビュー・承認までを一つの業務フローとしてつなげることができます。

Jooto終了後の移行先にAsanaを検討している方は、現在の業務フローを見直しながら、自社にあったプロジェクト管理の方法を検討してみてはいかがでしょうか。

Asanaのおすすめポイントを実際の画面でご説明いたします!