マニフェスト発表会とは?
こんにちは!新入社員の石川、加藤、本山、森です。
私たちが参加したTooの新人研修は、4月1日のオリエンテーションからスタートし、約1ヶ月半にわたって行われます。
研修の最終日には、「マニフェスト発表会」という大きなイベントがあります。「マニフェスト発表会」とは、新人が配属先の先輩社員と相談しながら今後の短期・長期の目標を立て、全社員の前で発表するイベントです。
これは、私たち新人が会社生活への当事者意識を持ち、配属先での自らの役割や貢献について主体的に考えることを身につけていくために重要なステップです。さらに、発表会の運営も新人が主体となって行うため、イベントの企画や運営を経験できる良い機会となり、新人研修を通じての経験や学びの集大成でもあります。
このブログでは、マニフェスト発表会がどのようなものなのか、実際に経験してみて感じたことなどを新人目線でご紹介していきます。
マニフェスト作成の過程
配属先の先輩社員とミーティングを重ね、チームの目標や業務内容をもとに、自分自身の短期・長期の目標を設定していきます。
最初は漠然とした理想を掲げていましたが、「部署のミッションや今後の動きと結びつけてみるといいよ」というアドバイスをもらい、「チームの一員としてどのようなことに取り組むか?」「その目標を達成するためにどんな行動を取るべきか?」という問いを立てられるようになりました。忙しい中でもこまめに声をかけてくれたり、進捗を気にかけてくれる先輩方の支えのもと、より具体的で、広い視野を持ったマニフェストを作成することができました。

先輩に相談しながらマニフェストを作成している様子
発表資料が完成したあとは、1人の持ち時間の枠に収まるよう何度も練習を重ね、同期同士でフィードバックし合いながら準備を進めました。自分も緊張しているはずなのに「練習しようか?」と声をかけてくれた同期の存在は、本当に心強かったです。
ついに当日!
いよいよ迎えたマニフェスト発表会。当日は約200名の社員が参加してくれました。これだけ多くの人に見守られての発表は人生でも初めてで、壇上に立つ直前は想像以上に緊張しました。
そんな中でも支えになったのは、やはり同期たちの存在でした。会場の後方で「笑顔!」「カメラ目線!」と書かれたカンペを掲げて応援してくれて、下がりがちだった視線を自然と上げることができました。中には、その人をイメージしたイラスト(カメ、柿、桃など!)を描いてくれていた人もいて、思わず笑顔になり、気持ちがほぐれました。

発表中も緊張はありましたが、先輩方にあたたかく見守っていただき、落ち着いて自信を持って話すことができました。こうした一つひとつのやりとりから、Tooらしいホスピタリティをあらためて実感しました。
同期のマニフェストはどれもユニークで、
- 「社内外から信頼される“会社の大親友”になります」
- 「進化し続けるTooの盆栽になります」
- 「Tooのハチになり、知識を集めて部門の枠を超えて活躍したい」
といったように、個性と熱意が詰まった言葉の一つひとつに大変刺激を受けました。

発表後には、準備段階から関わっていただいた先輩方から、
- 「目標と、そこに向かう姿勢がしっかり伝わってきた」
- 「不安なこともあると思うけど、大丈夫。安心して入ってきてほしい」
- 「目標達成に向けて部門全体でフォローしていくよ」
といった、温かいフィードバックもいただきました。
発表が終わってホッとした気持ちと、「うまく話せなかったかも…」という不安が入り混じる中、こうした声がけは本当に心にしみました。

先輩からフィードバックをもらう様子
個人発表と並行して行った運営は、告知の準備から当日の司会、Zoomでの配信、タイムキーパーなど、役割を分担して進めました。「新人による会社説明会」に続いて2回目だったため、前回の経験や反省を活かしてスムーズに進行できました。そして、イベントは無事に予定時間ぴったりに終了!一人ひとりが自分の役割に責任を持ちつつ、周囲にも目を配って行動できた成果だと思います。こうして、同期や先輩方、たくさんの方々に支えられながら、無事に発表会を終えることができました。この感謝の気持ちを胸に、次は私たちが会社の一員として恩返しできるよう、配属後の毎日を一生懸命過ごしていきたいと感じました。
配属されてみて
発表会で掲げたマニフェストは、その場限りのものではありません。配属後の定期的な1on1など、マニフェストを振り返ったり、進め方を相談したりする機会があり、目標に向けた具体的な行動を考える際に、方向性を確認する“道しるべ”になります。数値だけでなく“なりたい姿”や“進みたい方向”を意識して作ったことで、配属後も安心して目標や業務に取り組むことができています。
また、社員の皆さんとのやり取りの中で「ここには安心して挑戦できる環境がある」ことを肌で感じています。こうした環境の中で、働くことへの解像度を少しずつ高めることができ、いま自信をもって業務に向き合えています。
まだまだ学ぶことばかりですが、一歩ずつ挑戦を重ねて成長していきたいです!