
こんにちは!新入社員の関口、有信、常盤、山﨑です。
突然ですが、「新人研修」と聞くとみなさんはどのような内容を想像されますか? 私たちは、企業理解や基礎知識などを学ぶために、ずっと座学で情報を詰め込んでいくような時間を想像していました。 しかし、入社後すぐに始まったTooグループの新人研修は、知識の習得だけでなく、“働く姿勢” や “考え方” を身につけることを目的とした内容で、自分自身で考え、体験しながら学んでいくことができる時間でした。
このブログでは、そんな研修について、実際に経験した私たちがご紹介します!
「新人研修の目的とは?」(担当:関口)
Tooグループの新人研修は、入社後約1ヶ月半かけて行われます。
この研修では、
- ・Tooグループを理解すること
- ・Tooグループの社員として成長すること
- ・同期や社員との絆を深めること
の3つを主な目的にしています。
オリエンテーションで研修の目的が共有され、意味合いを認識できたことで、研修後の姿のイメージを持ち、都度目的に立ち返りながら臨むことができました。
研修は、「インプット3:アウトプット7」の割合が意識された構成になっており、講義形式のインプットだけではなく、グループワークや、新人による会社説明会、マニフェスト発表会といったイベントの企画・開催など、アウトプットの機会が多いことが特徴です。 ただ話を聞くだけでなく、同期同士でディスカッションをしたり、考えをまとめて発表することを日常的に行います。
初めは人前での発表に苦手意識があったり、考えがまとまらず苦戦したりしていましたが、発言を受け入れてもらえる環境があり、また自分にはない考えにも触れながら理解を深め、苦手意識を薄めていくことができました。
さらに、こういったグループワークやイベント準備をする中で、同期の絆が生まれたように感じています。研修の合間に趣味の話で盛り上がったり、くだらない話で笑い合ったりすることが何よりの楽しみでした。約1ヶ月半の中でそれぞれの個性を知り、関係性を深めることができました。
また、各部門の業務内容や役割についてのセッションでは、歳の近い先輩社員が担当してくださることも多くありました。テーマに沿って、自分の言葉で話をされる先輩方を見て、1〜2年後の自分たちも先輩方のように仕事ができるようになれたらいいな、と憧れを持つと同時に刺激を受けました。
「どこに配属されるのか」「1年目はどんな業務を担当しているのだろう」というような “新人あるある” の不安も共有でき、「先輩たちも同じように経験してきたんだ」と安心感につながりました。今後何かあっても「一人で悩まなくても大丈夫」と前向きな気持ちになれたとともに、Tooグループの一員としてどのように考え、行動すべきかを学ぶ、良い機会だったと感じています。研修期間を通して、Tooグループの考え方や現在置かれている状況などを、基礎から深く学べたことで、この会社で働くことへの解像度が入社前と比べてもぐんと上がりました。
「使って学ぶ」Tooの研修スタイル(担当:有信 )
Tooは、クリエイティブ市場の総合商社としてApple製品やアドビ製品をはじめとした、さまざまなツールやソリューションを取り扱っています。 研修の中では製品を使ってみることで、その魅力や使い心地を体感し、より深く理解することができます。
例えば、普段使用しているMacやiPadのより便利な活用法を知ったり、Adobe Expressを使って画像を作成したり、オンラインホワイトボードツールのMiroは、研修中のグループワークでのアイデア出しや意見交換などで日常的に活用しています。
他にもトゥーマーカープロダクツが製造するコピックや、トゥールズインターナショナルのインダストリアルクレイについても、実際に使い心地を体験しました。
その中でも特に印象に残っているのが、「初めてのMac講座」です。教育機関のお客様に向けて 、授業でApple製品をより効果的に活用する方法を提案するApple Professional Learningの資格を持つ先輩社員から、Macの基本操作や活用法、Macならではの使い勝手の良さを実際に手を動かしながら学べる貴重なセッションでした。同期からは「Macの基本構造やさまざまな機能を学んだことで、以前より効率的に活用できるようになった」という声が上がっていました。 私たちの作業ペースや理解度に沿った説明をしていただき、初めてでもスムーズに体験できました。使い方はもちろん、普段お客様に対して活用をご提案しているプロの姿勢を間近で見られたことも大きな学びにつながりました。
また、使って学ぶ研修だからこそ、単に製品を知るだけでなく実際に使うからこそわかる気づきを得ることができたと思います。「お客様側の視点」に回ってみることで、私たちがお届けする製品の使用感やそれぞれの環境でどう使えるかなども考えるきっかけになりました。今後自分自身の業務の中でも、この体験で得られた気づきをお客様とのコミュニケーションに活かすことをしっかり意識していきたいです!

役員による新人のための研修(担当:常盤)
新人研修には、Tooグループならではのユニークなセッションが数多くあります。 その中でも特に私の印象に残っているのは「役員セッション」です。役員と聞くと、少し距離のある存在に感じるかもしれませんが、Tooでは“役職はあくまで役割である”という考え方があり、普段から距離が近く、気軽にコミュニケーションが取れる雰囲気があります。
役員の方々は、「Tooの全国各拠点ならではのビジネスの特性について」や、「商売とはどういうものか」など、Tooの事業の特徴から社会人として身につけておきたい教養まで、俯瞰した目線で幅広いテーマを教えてくださいました。
こうしたセッションを通じて、新人一人ひとりの成長を真剣に考えてくださっていることが伝わってきました。研修の中で、「Tooを取り巻く市場環境」について役員から教えていただいた際、資料にあった取り扱い製品についてのグラフに関して質問をしたのですが、その場で丁寧に回答してくださっただけでなく、セッションが終わった後にも、さらに理解が深まるようにとより具体的な情報を教えにきてくださいました。Tooの社員はお客様だけでなく社員に対しても丁寧に接してくれること、Tooのバリューであるホスピタリティを持って社内全体で新人の成長をサポートしてくれることを、この出来事を通して改めて感じることができました。
現在私は配属先で、営業と協力して技術的な面からお客様をサポートしています。 業務の中ではお客様に対して技術的に複雑なお話をすることが多いため、状況によって口頭での説明だけではなく自分の画面を見せたり、動画を共有したりしながら、お客様により理解を深めていただけるような丁寧なサポートを心がけたいと思います。
「第二の就活?配属決め!」(担当:山﨑)
みなさん、「配属決め」と聞くと、どのようなイメージが浮かびますか? 自分の希望や適性に関係なく一方的に決められてしまう…「配属ガチャ」という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。
Tooでは、配属決めのことを「第二の就活」と呼んでいます。入社時点で職種は決まっておらず、まずは研修で部門理解を深めた上で、自分のやりたいことと各部門の役割を照らし合わせ、人事と相談しながら配属先が決まります。部門紹介で紹介される役割や業務内容、部門ごとに設定されたVMV(ビジョン・ミッション・バリュー)をもとに、各部門に対して多角的に理解を深め、自分の希望と照らし合わせます。 その後、自分に合いそうな部門や職種について人事の社員と方向性をすり合わせる配属面談が実施されます。
私自身、就活時は、「営業としてお客様と向き合いたい!」と漠然と考えていましたが、部門紹介やさまざまなセッションを通じて、「たくさんのことに挑戦してもっと学びを得たい!」という考えに変化していきました。このような研修を通じて生まれた変化を踏まえ、Tooで描く将来像を面談で伝えました。 面談では、人事の社員から「知的好奇心の強さや探究心を活かせる部署が合うのでは」といった言葉をいただきました。自分の中でも薄々気づいていた要素を、改めて言葉にして言ってもらい、自信に繋がりました。また、自分の特性を見つめ直すきっかけになりました。
そしていよいよ配属発表です。先輩社員が見守る中、研修や配属面談を通じてどのような印象だったのか、何故この配属になったのか、人事の社員からフィードバックをいただいたことが印象に残っています。入社前に内定をもらった時にも、どんな部分が良かったのかをフィードバックいただいたことを思い出し、Tooは一人ひとりの特性や人柄をしっかり見てくれているのだなと改めて感じました。
配属されて数ヶ月が経ちますが、新しいことにのめり込んで学んでいく業務が多く、まさしく好奇心や探究心という自分の特性に合った配属だと感じています。 仕事では、学んだことをお客様に伝える「アウトプット」も重要になってきます。相手にとって「それ、知りたかった!」と思ってもらえるような発信を目指し、お客様はもちろん、チームのメンバーとも向き合っていきたいと思います。
自分の特性ややりたいことを見つめ直す機会として、この配属は「第二の就活」だとTooの中で呼ばれているのを実感することができました。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
新人研修では、実際に手を動かし、自ら考え、アウトプットする過程を通じて、Tooの事業や理念を学び、先輩方にもサポートしていただきながら社員としての第一歩を踏み出すことができました。また、同期や先輩社員の皆さん、役員の方々との交流を通じて、自然と絆が深まり、「この仲間とともにTooグループの一員として成長していきたい」という想いがさらに強くなりました。
配属後も、常にチームでお客様や社内の課題に向き合い、緊張感がありながらも「一人ではない」という安心感や、仲間と協力しながら取り組むからこそ生まれる成長を日々感じています。この記事が、Tooグループの魅力や雰囲気、そして入社して半年の私たちが感じた学びや社員のつながりを感じていただくきっかけになれば幸いです。
もしTooについてさらに知りたいと思った方は、新卒採用や研修についての情報が他にも沢山あるので是非ご覧下さい!