
こんにちは!株式会社Too 採用担当の石川です。
近年は、夏休みを利用して企業の仕事体験に参加される学生さんが増えてきました。私たちTooでも夏にイベントを開催しており、今回は先日行われた「1day仕事体験:営業編」の様子をご紹介したいと思います。
開催背景
営業と聞くと、「売り込み」「ノルマ」といったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
会社ごとに営業スタイルはさまざまですが、Tooのセールスチームが大切にしているのは「お客様の課題解決」です。商談には営業だけではなく技術担当者も加わり、チームでお客様の状況を確認しながらよりよい提案を考えています。そのため、個人ノルマは設けておらず、「チームでどれだけお客様に貢献できたか」を重視しています。お客様のお困りごとから解決の糸口を一緒に探していく、 一般的なイメージとは違った営業のやりがいと楽しさを、学生の皆さんにも体感いただければと思い、この企画をご用意しました。
仕事体験の内容
当日は、グループワークで営業の仕事を擬似体験いただきます。

学生さんは3,4名ずつのグループに分かれ、各グループにTooの社員が「お客様役」として加わります。学生の皆さんにはお客様のプロフィールが配布されるので、まずはそのプロフィールをもとに「このお客様は何に困っているのか?」と仮説を立てるところからスタートです。
そこから実際にお客様役へのヒアリングを行い、仮説を確認しながら課題の本質を突き詰めていきます。短い時間の中でチーム内の意見をすり合わせ、最終的にはお客様に向けた提案をまとめて発表するという流れです。
グループごとにアプローチはさまざまで、お客様役への質問や提案内容にも個性が表れていました。同じプロフィール情報から出発しても、グループごとに最終提案は異なります。学生さん同士でも他のグループの提案を聞いて、課題の捉え方やアプローチ方法の多様さを実感されていたようでした。
学生の皆さんからは、
- 「グループの中で、自分では思い浮かばないような意見がたくさん聞けて楽しかった」
- 「営業=個人プレーだと思っていたけど、グループで協力して進められたことで、営業って楽しいかもと思えた」
- 「自社の商品をそのまま提供するのではなく、お客様の課題を解決する方法を探ることが営業の仕事なんだなと学んだ」

仕事体験の後は、若手社員との座談会の時間です。
実際に営業として働く社員が合流し、営業のやりがいや大変さ、会社の雰囲気などについてお話しします。この日は仕事体験の流れから「実際の商談はどんな雰囲気?」「お客様とのやりとりで気をつけていることは?」といった質問も挙がっていました。グループワークで体験したプロセスと実際に現場で働く社員の話には通ずるところがあり、皆さん営業に対する理解がより深まった様子でした。
最後に
今回の体験を通じて、「相手の課題を見極めて解決策を考える」というビジネスの一連の流れを体感いただきました。営業に対するイメージがポジティブに変わったという声も多くいただき、採用担当としてもとても嬉しいです!当日は学生さん同士の交流も活発で、終了後も話が尽きずに盛り上がる様子は対面開催ならではの醍醐味だったかと思います。
次回の1day仕事体験は、冬の開催を予定しています。この記事を読んで興味を持ったという方は、ぜひ次の回に参加してみてくださいね。皆さまのお越しを心よりお待ちしています!