MacBook Proが初のタッチ対応!M6搭載Macや新型iPad miniなど、Appleの10月新製品を紹介!

2026年10月最終週に、AppleからMacBook Pro、iMac、iPad miniの新製品が発表されました。
今回の発表で特に注目したいのは、Macで初めてタッチ操作に対応したMacBook Proの登場です。新しいOLEDディスプレイを採用し、従来モデルよりも大幅に軽量化されています。
*タッチ操作に対応するのは、M5 Pro/M5 Max搭載のPROLED XDRディスプレイモデルのみです。
さらに、新世代のM6チップを搭載したiMac、OLEDディスプレイを搭載したiPad miniも登場しました。
このブログでは、今回発表された新製品について、旧モデルとの違いやビジネスでの活用にも触れながらご紹介します!
目次
新たに発表された製品一覧
今回発表された新製品は以下のとおりです。
・14インチMacBook Pro(M6) | 339,800円〜
・14インチMacBook Pro(PROLED XDR) | 499,800円〜
・16インチMacBook Pro(PROLED XDR) | 599,800円〜
・24インチiMac(M6) | 249,800円〜
・iPad mini(A20 Pro) | 119,800円〜
※価格はApple Store価格(税込)
今回のMacBook Proは、大きく2つの方向で進化しました。
ひとつは、従来のデザインを引き継ぎながら、M6チップへの変更によって処理性能を向上させた14インチモデル。
もうひとつは、M5 Pro/M5 Maxチップを引き続き搭載しながら、ディスプレイや本体デザインを刷新した「PROLED XDRディスプレイ」搭載モデルです。
後ほど詳しく見てみましょう。
iMacは、M4 → M6へと2段階チップのステップアップを遂げ、それに伴ってオンデバイスAI処理が高速化、CPU・GPUの処理性能や通信機能も進化しました。
iPad miniはA20 Proチップと8.5インチOLEDディスプレイを搭載。小さく軽量なボディで、新たにIP67等級の耐水・防塵性能にも対応したのがポイントです。
それでは、一つずつ見ていきます!
MacBook Proはどう進化した?
M6チップ搭載の14インチMacBook Pro
14インチMacBook Proに、新世代のM6チップを搭載したモデルが登場しました。
M6チップは12コアCPUと12コアGPUを備え、従来のM5からそれぞれ2コアずつ増加しました。Appleの発表によると、グラフィックス性能はM5チップと比較して最大30%向上しています。
| MacBook Pro(M6)【NEW】 | MacBook Pro(M5)※終売 | |
| CPU | 12コア | 10コア |
| GPU | 12コア(各コアにNeural Accelerator搭載) | 10コア(各コアにNeural Accelerator搭載) |
| メモリ | 16GB/24GB/32GB | 16GB/24GB/32GB |
| ストレージ | 1TB/2TB/4TB | 512GB/1TB/2TB/4TB(※) |
| Neural Engine | デュアル16コア | 16コア |
| ワイヤレス | Wi-Fi 7(802.11be)、Bluetooth 6 | Wi-Fi 6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3 |
| 重量 | 1,550g | 1,550g |
| Apple Store価格 | 339,800円〜 | 339,800円〜(※) |
※M6のメモリ帯域幅はメモリにより異なり、16GBモデルで153GB/s、24GB・32GBモデルで170GB/sです。
※M5の512GBモデルは発売当初の構成で、2026年3月以降は1TBからの販売となっています。旧モデルの価格も販売中に変更となっており、記載は新製品発表時点の1TB構成の参考価格です。
今回の進化において特に注目したいのが、オンデバイスAIの処理性能です。M6にはGPUの各コアにAI処理を高速化する「Neural Accelerator」が搭載されており、Neural Engineも従来の16コアからデュアル16コアに進化しました。
Appleの性能テストでは、LM Studioを使用した大規模言語モデル(LLM)のプロンプト処理や、XcodeでのコードコンパイルがM5と比較して最大1.3倍高速になっています。
また、Wi-Fi 7とBluetooth 6にも新たに対応し、接続性も強化されました。
筐体やディスプレイ、重量は従来モデルと同じですが、これまでのMacBook Proの使い勝手を維持しながら、処理性能やAI性能を向上させたい方におすすめのモデルです。
以前のM5モデルは終売となり、M6モデルが純粋な後継機として登場した形ですね。
Mac初のタッチ操作に対応!PROLED XDRディスプレイ搭載MacBook Pro
今回の発表で最も大きく変化したのが、新たに「PROLED XDRディスプレイ」を搭載した14インチ・16インチMacBook Proです。
チップには2026年3月に登場したM5 Pro/M5 Maxを引き続き採用しており、ここが少し混乱しやすいポイントです。
新機種ではディスプレイや本体デザインが大幅に刷新されましたが、M5 Pro /M5 Maxの旧機種も2026年10月時点で終売にはなっておらず、引き続き購入が可能です。
それでは、違いを確認してみましょう。
| 新モデル(PROLED XDR)【NEW】 | 旧モデル(Liquid Retina XDR) | |
|---|---|---|
| CPU | M5 Pro:15/18コア、M5 Max:18コア | 同左 |
| GPU | M5 Pro:16/20コア、M5 Max:32/40コア | 同左 |
| メモリ | M5 Pro:24GB/48GB/64GB(※) M5 Max:36GB/48GB/64GB/128GB(※) |
同左 |
| ストレージ | M5 Pro:1TB/2TB/4TB M5 Max:2TB/4TB/8TB /16TB |
M5 Pro:1TB/2TB/4TB M5 Max:2TB/4TB/8TB |
| Neural Engine | 16コア | 同左 |
| ディスプレイ | タンデムOLED | mini-LED |
| タッチ操作 | 対応 | - |
| HDRピーク輝度 | 2,000ニト | 1,600ニト |
| 重量 | 14インチM5 Pro:1,380g 16インチM5 Pro:1,820g |
14インチM5 Pro:1,600g 16インチM5 Pro:2,140g |
※選択できるメモリ容量は、チップ・GPU構成により異なります
搭載チップとCPU、GPU、メモリといった基本性能は変わりません。ストレージはM5 Maxに16TBの選択肢が増えました。
大きく異なるのは前述の通りタッチ操作対応のディスプレイで、色域もP3 → P3+Adobe RGB と増えているなど、画面上の表現もよりリッチになっています。デバイス上部は従来のニッチからiPhoneでお馴染みの"Dynamic Island"へと、新しいデザインに変更になりました。
また、重量が220g~320g軽くなっているのもとても嬉しいポイントです!
Apple Store価格(税込)の比較はこちら。それぞれ7万円~8万円上がっています。
※旧モデルの記載価格は、新製品発表時点の価格です。
| 新モデル(PROLED XDR)【NEW】 | 旧モデル(Liquid Retina XDR) | |
| 14インチ M5 Pro | 499,800円〜 | 429,800円〜 |
| 16インチ M5 Pro | 599,800円〜 | 519,800円〜 |
| 14インチ M5 Max | 769,800円〜 | 699,800円〜 |
| 16インチ M5 Max | 829,800円〜 | 749,800円〜 |
Macの画面タッチについて:普段の仕事にも広がる新しい操作方法
これまでMacの操作は、キーボードやトラックパッド、マウスが基本でしたが、今回のモデルでは初めて画面に直接触れて操作できるようになりました。どのような業務に使えるでしょうか?
Appleが紹介している操作には、次のようなものがあります。
- Webページを指でスワイプしてスクロールする
- 写真や画像をピンチ操作で拡大・縮小する
- プレゼンテーションのスライドをドラッグ&ドロップで移動する
- ウインドウをダブルタップして画面いっぱいに広げる
- ウインドウをフリックして並べて表示する
クリエイティブな操作にはもちろん、一般的なオフィス業務でも活用できそうな場面は多くあります。
たとえば、打ち合わせ中に資料を見せながら、画面上のグラフや画像を指で拡大したり、複数の資料を並べて比較したりする操作が考えられます。
また、日常的に使用するWord、Excel、PowerPoint、Outlook、Notion、Zoomなどのアプリでも、タッチ操作を活用できます。
macOSではタッチ操作をクリック操作に自動変換する仕組みが用意されているため、既存の多くのアプリをそのままタッチで利用できるのですね。ただし、利用できる機能や操作感はアプリによって異なります。
Tooでも、検証デバイスが届いたら色々と操作を試してみたいと思います!
アプリ開発や設計業務にも!エンジニアにも広がるタッチの活用
また、アプリ開発者やエンジニアにとっても、タッチ操作は新しい可能性を広げる、注目すべき機能です。
たとえば、iPhoneやiPad向けのアプリを開発する際、MacBook Proの画面上で直接タッチ操作を行い、アプリの動作を確認できるようになりました。
ボタンのタップやスワイプ、ピンチ操作などを開発中のMacで直接試せるため、UI・UXの検証にも役立ちそうです。
Appleは新しいシステムジェスチャーAPIも用意しており、開発者はタッチ操作に最適化されたアプリ体験を設計できるようになります。
また、3D CADやモデリングなどの分野でも活用が期待できます。対応するアプリでは、iPadのような感覚で画面上の3Dモデルを指で回転・拡大・縮小し、設計内容を直感的に確認することができます。
設計レビューや打ち合わせなど、モデルを見せながら説明する場面でも便利そうですね。
コードの入力や細かな編集は従来どおりキーボードやトラックパッドで行い、アプリの動作確認や3Dモデルの操作では画面を直接タッチするなど、用途に合わせた操作方法を選ぶのは新しいPC操作の体験になりそうです。
新モデルで変わるクリエイティブ環境
もちろん、クリエイティブの現場にも大きなメリットがあります。
Pixelmator Proではキャンバス上で直接描画や選択ができ、Final Cut Proでは動画の編集範囲を指定したり、タイムラインをピンチ操作で拡大したりできます。Logic Proでは、画面上に表示した鍵盤やドラムパッドを指で演奏することも可能です。
また、「タンデムOLED」という技術を採用した新しいPROLED XDRディスプレイも注目です。
OLEDは画面のピクセルそのものが発光する仕組みで、従来のmini-LEDと比較して光をより細かく制御でき、深い黒と明るい部分を高いコントラストで表現できるそうです。
新しいディスプレイでは、コントラスト比が従来の1,000,000:1から10,000,000:1へと大幅に向上しました。写真や動画の編集、デザイン制作など、色の再現性が重要な業務では大きなメリットがありますね。
また、新しいディスプレイは屋外で最大2,000ニトのピークSDR輝度に対応し、反射防止コーティングも改良されています。さらに、映り込みを抑えるNano-textureガラスもオプションで選べます。
従来のLiquid Retina XDRディスプレイも十分に高い表示性能を備えていますが、色の正確さを重視する作業や、様々な明るさの環境でMacを使用する方にとって、今回のディスプレイの進化は魅力的なポイントといえるでしょう。
新しいMacとあわせて注目したい「Siri AI」
今回の新製品とあわせて、2026年10月から日本語ベータ版の提供が始まった「Siri AI」にも注目です。
Siri AIは、画面に表示されている内容の理解や、ユーザーの予定・情報を踏まえた回答、複数のアプリを横断する操作などができる、新しいAIアシスタントです。
Tooのブログでも実際の業務での活用方法を紹介していますので、ぜひこちらも合わせてご覧ください!
Siri AI、業務でどう使う?3つの特徴を試してみたM6チップ搭載の24インチiMac
MacBook Proに続いて、デスクトップMacのiMacにも新しいM6搭載モデルが登場しました。前世代のM4から2世代分のチップアップデートとなり、特にCPU・GPU性能やオンデバイスAIの処理性能が向上しています。
24インチの4.5K Retinaディスプレイや、7色のカラーバリエーション、薄型の本体デザインは引き続き採用されています。
それでは、旧製品と比べてみましょう。
| iMac(M6)【NEW】 | iMac(M4)※終売 | |
|---|---|---|
| CPU | 10コア/12コア | 8コア/10コア |
| GPU | 10コア/12コア(各コアにNeural Accelerator搭載) | 8コア/10コア |
| メモリ | 16GB/24GB/32GB | 同左 |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB | 同左 |
| Neural Engine | デュアル16コア | 16コア |
| メモリ帯域幅 | 最大170GB/s | 120GB/s |
| ワイヤレス | Wi-Fi 7(802.11be)、Bluetooth 6 | Wi-Fi 6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3 |
| Ethernet | 最大2.5Gbps(オプション) | 最大1Gbps |
| Apple Store価格(税込) | 249,800円〜 | 249,800円〜(終売) |
※M6搭載iMacのメモリ32GBとSSD 2TBは、12コアCPUモデルのみで選択可能です。10コアCPUモデルではメモリ最大24GB、SSD最大1TBとなります。旧モデルの記載価格は、新製品発表時点の価格です。
Appleの発表によると、M6搭載iMacはM4搭載モデルと比較して、Microsoft Excelなどのアプリで最大1.5倍、写真編集などのグラフィックス処理で最大2倍の性能、LM Studioを使用したAIモデルのプロンプト処理では、M4搭載モデルと比較して最大5倍高速になっています。
この進化により、日常的な資料作成やデータ分析だけでなく、ローカル環境でAIモデルを実行するような処理にも、さらに対応しやすくなりました。
iMacも正当な進化を遂げたデバイスなので、後継機を待っていた方にとっては待望のM6モデルとなりますね。
OLED搭載で進化したiPad mini(A20 Pro)
iPad miniにも、2024年以来となる新モデルが登場しました。新たにA20 Proチップを搭載し、ディスプレイや本体デザインも大きく進化しています。
| iPad mini(A20 Pro)【NEW】 | iPad mini(A17 Pro)※終売 | |
|---|---|---|
| CPU | 5コア/6コア | 6コア |
| GPU | 7コア(各コアにNeural Accelerator搭載) | 5コア |
| ストレージ | 128GB/256GB/512GB | 同左 |
| ディスプレイ | 8.5インチ OLED | 8.3インチ LCD |
| 厚さ | 5.4mm | 6.3mm |
| 重量(Wi-Fiモデル) | 255g | 293g |
| 耐水・防塵 | IP67 | 等級なし |
| ワイヤレス | Wi-Fi 7(802.11be)、Bluetooth 6 | Wi-Fi 6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3 |
| Apple Store価格(税込) | 119,800円〜 | 99,800円〜(終売) |
※CPUは容量に応じて異なり、128GB・256GBが5コアCPU、512GBが6コアCPUです。メモリ容量はApple公式技術仕様に記載されていないため、省略しています。
※Neural Engineもストレージ容量で異なり、128GB/256GBは16コアNeural Engine、512GBはデュアル16コアNeural Engineです。
※旧モデルの記載価格は、新製品発表時点の価格です。
新しいiPad miniには、OLEDを使用したSuper Retina XDRディスプレイが搭載されています。
画面サイズも8.3インチから8.5インチへと大型化していますが、ベゼルを細くすることで、コンパクトな本体サイズを維持しています。
さらに本体は約0.9mm薄くなり、Wi-Fiモデルの重量も38g軽量化されました。
持ち運びや片手での操作に適したiPad miniの特徴が、さらに強化されたモデルといえるでしょう。
また、今回新たにIP67等級の耐水・防塵性能に対応したことも大きなポイントです。
店舗や工場、物流現場など、デスク以外の場所でiPadを業務利用する場合には、うれしい進化ではないでしょうか。
※耐水・防塵性能は恒久的に維持されるものではなく、通常の使用により低下する場合があります。
まとめ
2026年10月に発表されたMacBook Pro、iMac、iPad miniについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
今回の発表では、M6やA20 Proといったチップの進化に加え、OLEDディスプレイの採用やタッチ操作への対応など、デバイスの使い方そのものを広げるアップデートが見られました。
なかでもMacBook Proは、Mac初となるタッチ操作への対応と大幅な軽量化を果たしました。デバイスの操作方法の変化によって、新しい活用の可能性が広がりそうです。
新製品のお見積もりや、現在お使いのMac・iPadからの買い替えをご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
Apple製品のお問い合わせ記事は2026年10月29日現在の内容です。
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